DYTAC LAW TACTICAL GEN 3-Mタイプ レプリカ(マルイMWS/VFC GBB対応)のレビュー、MWSに取り付けてみました
記事作成日:2021年4月14日
DEVILSIXさんにてプレオーダーが行われていた、DYTAC製のLAW TACTICAL GEN 3-Mタイプ レプリカが届いたので、レビューします。
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尚、今回ご紹介するのは初期ロットの、カッターマーク/ツールマーク付きの製品になります。
プレオーダーで予約をしていた人には個別で連絡が行っていると思いますが、追ってこの問題が改修されたモデルが流通する予定となっています。
この件に関しての詳細は、こちらのツイートをご参照下さい。
という訳で、DYTAC LAW TACTICAL GEN 3-Mタイプ レプリカ(マルイMWS/VFC GBB対応)の内容物はこんな感じ。
ストック基部、レシーバーに取り付ける為のナット(MWS用、VFC用)、MWSのボルト後部に取り付けるパーツ、ボルトの延長パーツ(15.5mm、16.7mm)、パッキン、Oリング、リコイルバッファーのストッパー、専用工具といった感じ。
折りたたみストックの基部をレシーバーに取り付けるのに使うナットはアルミ製でMWS用とVFC用の2種類。
MWSピッチとリアルピッチって感じなので、VFC以外のGBBやAEGでも、ピッチがリアル寸法であれば使う事が出来ると思います。
尚、スタンダード電動ガンタイプの基部には対応していないので、注意が必要です。
MWSのボルト後部に取り付けるパーツ、いわゆる「ボルトB(MGG2-133)」は重さ19gと、純正バッファーの28gよりも9g軽い仕様。
材質はアルミです。
ボルトを延長させるパーツは共に20g。
こちらはボルトに差し込むので、実質ボルトの重量が+20gされる感じです。
リコイルバッファーのストッパーはステンレスで頑丈そう。
本来はロアレシーバー側に組み込まれている物ですが、この折り曲げストックを使用する場合はストックの方に埋め込んで使用するので専用のパーツが付属します。
という訳で、付属品の紹介はこんな所で、DYTAC LAW TACTICAL GEN 3-Mタイプ レプリカ本体のレビューをしていきます。
まず、本体のほとんどがスチールでできています。
表面の質感もかなりいい感じで、昔ノーブランドレプリカのLAW TACTICALタイプ折り曲げストックアダプターをレビューした事がありますが、あれの比じゃない位にいい感じです。
刻印もしっかり入ってます。
前後はこんな感じ。
レシーバーに面する側には「AIRSOFT ONLY」と印字されています。
ストック下部はこんな感じで、QDスイベル用の穴が空いています。
スチールの塊という事もあって、重量も結構あります。
本体だけで248g。
基部を展開(ストック折り曲げ状態に)するとこんな感じで、内側の刻印もしっかり再現。
パテント表記にMADE IN USA、更にはNSNも書かれていますし、「CLOSE BEFORE FIRING」との注意書きも入っています。
尚、冒頭でご説明した「ツールマーク付きの個体」というのはここを見れば分かります。
この通り、切削時に付いたと思われる切削痕が残ってしまっています。
光の加減によっては目立たないですが、気になる人は結構気になっちゃうと思います。
ただし、冒頭でも説明した通りこのツールマークは追々改善されて2021年の5月末〜6月上旬頃にきれいなモデルが入荷する予定なので、気になる人は少し待てばきれいな個体が手に入るという感じです。
ちなみに目立つようなツールマークが残っているのはここだけで、側面はきれいなものです。
なので、ストックを折り曲げた時だけツールマークが目立つ感じですね。
という訳で、こちらのストックアダプターを取り付けていきます。
素体として使うのは東京マルイ GBB M4 CQB-R(以後、MWSと呼称)です。
という訳で、まずはMWSのボルトに後部のボルトBパーツ(写真のは苺屋ボルトキャリアエンド)を外し、LAW TACTICAL GEN 3-Mタイプ レプリカ用のボルトBパーツに交換します。
取り付けには向きがあるので、ちゃんとDOWNと書かれている方向を下にして固定します。
尚、固定用のネジは付属しないので、純正のネジか別途M5の皿ネジを用意する必要があります。
続いて、純正のバッファーチューブを外します。
ここにDYTAC LAW TACTICAL GEN 3-Mタイプ レプリカを取り付けていくのですが、その前にリコイルバッファー固定用のピンを入れておきます。
が、単にピンを入れただけだとバリに引っかかってしまって奥まで出てきませんでした。
何度か強めに抜き差しをしていた所、バリが変形してくれたのかしっかりピンが飛び出るようになりました。
このピンはしっかり飛びだしている状態じゃないと、リコイルバッファーを抑えておく事ができなくなるので、注意した方が良いでしょう。
という訳で、ストック基部の取り付けを行っていきます。
まず、ストック基部のロックボタンを外します。
続いて、MWS用のナットを取り付けて、専用レンチで締め込みます。
このナットを取り付けるのに、先にロックボタンを外す必要がありました。
ロアレシーバーに基部が取り付けられたら外したロックボタンを元に戻します。
続いて、バッファーチューブを取り付けていくのですが、注意が必要なのはバッファーチューブはVFC系の、いわゆるリアルピッチ互換となっている所です。
ただ、何故かMWS純正のバッファーチューブを取り付ける事は一応出来ました。
MWSの純正バッファーチューブ、ネジピッチの仕様がイマイチよく分からなくて今回みたいにリアルピッチのレシーバーに取り付ける事が出来るケースもあったり、逆にMWSにリアルピッチのバッファーチューブを取り付ける事が出来たりするんですよね…。
今回はちゃんとリアルピッチのバッファーチューブを用意しました。
用意した…というか、昔別の銃に組もうと思って買ったものの、結局使わずに放置していたAirsoft Artisan製のバッファーチューブを使ってみる事にしました。
Airsoft Artisan CNC 6ポジションストックチューブ (VFC/WE/WA M4 GBB対応)
『VFC/WE/WAなどリアルサイズのM4ガスブローバックライフルに対応した6ポジションストックチューブ』という感じの製品です。
という訳で、MAGPULのエンドプレートを挟み込んで固定します。
特に問題無く取り付ける事が出来ました。
これで折りたたみストック基部の組み立ては完了です。
QDスイベルの穴位置もバッチリ。
この穴、基部に干渉してQDスイベルが使えなくなってしまう事も少なくはないんですが、これは大丈夫でした。
後はバッファーチューブにリコイルバッファーとリコイルスプリングを取り付けます。
これはMWS用の物をそのまま使用しましたが、構造的もVFCやWE系の物の方が良い気もします。
最後に、ボルトに延長パーツを差し込みます。
延長パーツには付属のOリングを取り付けて差し込むのですが、付属のOリングだと非常にタイトで、抜くのが大変そうだったので16.7mmにシールテープを巻いて、細い方のOリングを取り付けて取り付けました。
尚、シールテープを巻かない場合は15.5mmに太い方のOリングを取り付けるとタイトですがドンピシャな感じでした。
これで完成です。
AR15系のストックを折り畳めるようにするパーツは色々な物がありますが、LAW TACTICALのデザインはかなりスマートでカッコ良いですね。
ストックを折りたたむとこんな感じで、丁度レシーバーの長さにストックが収まる感じです。
ストックの折りたたみや動作を動画で撮ってみました。
一旦、MWSに組み込みました。
— エボログの中の人@3Dプリント楽しい (@Evolutor_web) April 13, 2021
細かい所は追々ブログにまとめますが、特に大きな問題も無く、サクッと組み込めました。 pic.twitter.com/ZcvQAkvdSl
尚、折りたたみストック系で気になる人も多い「ガタツキ」問題ですが、これは一切ありません。
折り曲げた状態でも、伸ばした時でも一切のガタツキが無く、ロックもしっかり掛かるので安心して使える仕様となっていると思います。
上の動画でやっているように、強めに「バチン!」と閉じても問題は無いですね。さすがスチール。
ただ、ロアレシーバーがヤワいとレシーバー側が割れてしまう事もあるので、やりすぎ注意ですが…(実物をGBBに付けている人でロアレシーバーを割ってる人を見たことがある)
尚、ロック部分に関してですが、伸ばした時のロックはガッチリ固定出来るボタン式ですが、折り曲げた時のロックはヒンジ部分に入っているボールを使用しています。
このボールにスプリングのテンションが掛かっており、ヒンジに入っている窪みに入り込む事でロックされる、いわゆるテンション保持なので、ガチガチの固定ではなく、折りたたんだ状態でホールドされる感じです。
また、LAW TACTICAL GEN 3-MレプリカにはQDスイベル用の穴も設けられているので、これを試してみたのですが、サイズが結構タイト気味でガタつきにくい構造になっている反面、元々ガタつきにくい構造になっているQDスリングスイベルとの相性が悪いような気がしました。
個人的に愛用しているMAGPULのQDスリングスイベル(MAGPUL QDM)は入りませんでした。
先端の面取りされてる所以上、差し込む事が出来ず…。
こちら、後日判明した事なのですが自分の持っているMAGPUL QDMは太めの個体である可能性がありそうです。
自分のQDMは太さが9.42mmだったのに対し、他の個体で9.3mmという個体もあったので、本体側の問題ではなくQDスイベル側の個体差・ロット差という可能性もありそうでした。
一方、割とどんな物にでも入るけど多少ガタついてしまう、G&PのQDスイベルは問題なく使えました。
むしろこっちはかなりガッチリ付いています。
相変わらずQDスイベルには相性問題がつきものですね…。
という訳で、DYTAC LAW TACTICAL GEN 3-Mタイプ レプリカのレビューは以上になります。
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