HolyWarrior Aimpoint T1タイプ ドットサイトのレビュー | エボログ

HolyWarrior Aimpoint T1タイプ ドットサイトのレビュー

2021年6月30日

HolyWarrior製のAimpoint T1タイプ ドットサイトを友人が買ったので、借りてレビューします。

箱まで実物再現と言われていますが、確かに形状やMicroのロゴマークとかは実物にそっくりです。
流石にAimpointのロゴとかは入っておらず、アレンジが加えられているものの、かなり意識して作られている感じです。

箱を開けるとこんな感じ。
内容物はドットサイト本体とトルクスレンチ、L字レンチです。

HolyWarrior Aimpoint T1タイプ ドットサイト本体はこんな感じ。
色は黒色で、若干光沢のあるアルマイトが施されています。

塗装の質感や表面処理に関しては安価なレプリカ感がありますが、刻印の再現度などは結構高めなのがこの製品の特徴です。

上側はこんな感じ。
キャップは実物に近い薄型形状ですが、斜面の角度は他社製レプリカと同様に少し大きめ。

接眼レンズの突出量は少なめで、ここの再現度は高い感じがします。

側面には刻印が入っており、Aimpointロゴはしっかり薄めの凹刻印、製品名とシリアルNOは白彫り刻印となっています。
絞りの方は綺麗ですが、Aimpointロゴの方はpやoなどの丸みを帯びている文字がガクガクしています。

接眼レンズ側の出っ張りも少なめです。

輝度調節ノブは左側面に付いており、輝度は12段階で調整が可能。
0から12に、逆方向に回す事も可能なタイプで1〜3がNVモードとの事ですが、実際そんな感じはしませんでした。(詳しくは後述)
電池はCR2032電池に対応しています。

ちなみに、キャップにもしっかり印字がされているのですが、印字ズレが起きていました。
流石に個体差だとは思いますが、こういう印字ズレ、良いですよね。(ネタになる)

エレベーテーションダイヤルとウィンテージダイヤルはキャップを外して回す仕様となっています。
キャップを逆さにして回します。

ダイヤルはカチカチとしたクリック感がありますが、1クリックの稼働量、トータルの稼働量などの情報は不明。

マウントベースは20mmレールに対応しているローマウントのみ付属。

マウントベースは付属の工具を使って回す事が可能です。
ドットサイトを固定している4本のネジはL字レンチ(2mm)、20mmレール用のネジはトルクスレンチを使用します。

ただ、付属のトルクスレンチはT15なのですが、このマウントのネジはT20なんですよね…。
まあ、T20のネジはT15でも一応回せるんですが…。

後、このネジは長さが妙に短くて限界まで締め込んでも2〜3回転分位余ってます。
若干幅の広めのマウントベースに取り付けようとすると、ネジが足りなくなる可能性もありそうです。

マウント形状はT1系互換なので、各種T1マウントを取り付ける事が出来るようになっています。

ちなみに純正マウントは固定穴の前後位置が少し違っているようで、取り付け方向によっては写真のように1mm位ズレます。(写真左右共に対物レンズ側を撮影)

レンズのコーティングとレティクルを見ていきます

毎度の事ですが、レンズのコーティングを見ていきます。
対物レンズは一般的なルビーコート、接眼レンズは特にコーティングらしいコーティングは無く、普通に白く反射するレンズでした。

サイトを覗き込むとこんな感じで、レンズは若干の青みがあります。

レティクルを点灯させるとこんな感じ。
屋内だと輝度4で丁度よい明るさでした。

ちなみに、最大輝度である12にするとレンズ全体が真っ赤になる位にギラギラ光ります。
輝度は十分に高いですね。

この感じから察するに、レンズのコストを抑えて輝度でカバーしている感じですね。
レンズの品質を上げてレティクルの視認性を高めるよりも、単純に輝度を上げてレティクルの視認性を高めた方が安上がりなのは当然なので、この価格帯の製品らしい仕様ではある感じです。

尚、輝度1はNVでも視認出来なかったので本当に点灯してるか不明(レティクルだけではなく光源も視認出来ませんでした)、輝度2は暗闇で視認できる程度の明るさ(写真左)で、NVG(PVS14 OMNI7)で見ると少し眩しいですが一応使えるかな?という明るさでした。

尚、輝度3は普通に明るい部屋でも視認出来る程度の明るさがありました。

レプリカ系ドットサイトの場合、輝度については激しい個体差がある印象があるので、輝度1が見えなかったり輝度3が明るかったりするのは個体差の1つかも知れませんが、とりあえず今回レビューした個体はNVモードとして使えたのは輝度2のみという感じです。

レンズの歪みとパララックス検証について

続いて、いつものパララックス検証を行います。
まずレンズの歪みに関しては気になるような歪みは無く、自然な像です。

視点を上下左右に動かしてレティクルの動きを見てみましたが、特に異常は無くしっかり円の中に収まっていました。
また、レティクルの歪みなども無さそうでした。

レティクルの輝度も高いですし、パララックスも控えめという事もあってドットサイトとしての性能は十分良い物だと思います。

レティクルの輝度が高いのはレンズコーティングの問題で、明るい環境下におけるレティクルの視認性が低いからだと思いますが…。


という訳で、HolyWarrior Aimpoint T1タイプ ドットサイトのレビューは以上になります。

6,980円という値段を考えると中々のクオリティの製品のような気がします。
正直この価格帯だと使い物にならないようなゴミみたいな製品が沢山あるのですが、HolyWarrior Aimpoint T1タイプ ドットサイトに関しては十分実用レベルの製品だと思います。

もちろん、耐衝撃性とかそういうのは分からないですがね…。
そもそもレプリカ光学サイトに耐衝撃性能なんて求めちゃ駄目だと思いますが。