東京マルイ ガスブローバック AKMを分解していきます。 | エボログ

東京マルイ ガスブローバック AKMを分解していきます。

2021年7月20日

先日購入してレビュー記事を書いた東京マルイ製ガスブローバックガン、AKMを分解していきます。

という訳で、まずは簡単に外せるボルト周りを外します。
この分解は説明書に記載されているので、その通りにやれば大丈夫です。

ボルト周りを分解していきます

AKMのボルト周りを分解していきます。
まず、銀色のガスピストン部はロールピンで固定されているので、これを抜く必要があります。

ロールピンという事もあり、それなりに硬いので写真左みたいなピン抜き用の治具があると便利です。
自分が使っているのはLyman X-Blockガンスミス・ベンチブロックです。

続いて、ピストン側を分解していきます。
こちらは左前と右後ろにそれぞれ1本ずつネジ止めされているのですが、先に左前を外して、その後右後ろを外す必要があります。
右後ろのネジを緩めていくと、ボルトハンドル部とシリンダー部に分離します。

尚、左前のネジは簡単に外せるんですが、右後ろのネジには大量のネジロック剤が塗布されており、割と硬いです。
あまりに固くて回らないようなら、無理に回さずに軽くヒートガンなどで温めて回した方が良いかも知れません。

シリンダーを外したらリターンスプリングやピストンを外す事が出来ます。

シリンダーは相変わらず限界まで容量を増やしている、大容量タイプ。
というか、ボルト後部も延長されているので限界超えのシリンダー容量と言えるでしょう。
シリンダーの内径はMWSなどと同じ、19mmありました。

この辺りは見た目が変わっているだけで、ブローバックエンジン周りの設計はMWSの時から変わっていない感じがします。

尚、ピストンには動きをスムーズにさせる為のローラーが付いています。

ピストンに付いているOリングとネジを外すことで、中に入っているフローティングバルブを取り外す事が出来ます。
フローティングバルブの形状はMWS系とは大きく異なり、どちらかと言うとハンドガンのM45A1に似ています。

リコイルスプリングを分解していきます

続いて、リコイルスプリングを分解していきます。
まず、ダンパーを外そうと思ったんですが、めちゃくちゃ固くて断念。

後部からねじ止めされているのは明らかなので、ナット代わりになっているダンパーの左右に付いている溝を使って、回転しないように抑えながらネジを回せば良いと思うのですが、ラジオペンチ程度ではしっかり保持出来ず、傷を付けずに外すのが難しそうな気がしました。

パーツリスト的にもこの部品は1つのパーツとして扱われているので、外したりする事を想定していない感じですね。

という訳で、スプリングガイド側を分解していきます。
スプリングガイドの根本にロールピンが刺さっているので、これを抜きます。

続いて、スプリングガイド前側に付いている、樹脂製のストッパー(リコイルSPリテイナー)を外します。
このパーツはリコイルスプリングを縮めた状態で、スプリングガイドを開けば外れます。

尚、後ろ側のリコイルスプリングガイドは溶接されており分解する事が出来ません。

こちら側はパーツリスト的にも樹脂パーツ(写真右側)が付いた状態で1つのパーツとして扱われています。

という訳でリコイルスプリング側の分解はこんな感じです。
見ての通り、リコイルスプリングガイドの長さに対して、倍近い長さのリコイルスプリングが組み込まれているんですよね…。

フロント周りの外装(ハンドガード、アウターバレル)を分解していきます

続いて、フロント周りの外装を分解していきます。

まず、アッパーハンドガードを外します。
これはボルトを抜いた状態で、ガスチューブロックレバーを上方向に回すと外せます。
リアルな分解方法が出来るのは良いですね。

アッパーハンドガードはこんな感じで木目調になっている樹脂部品がネジ固定されている事が分かります。

4本のネジを外すとこんな感じで、ガスチューブは3分割になっている事が分かります。
尚、ネジ固定されているのは3分割になっているガスチューブ部であってハンドガード自体はそこにハマっているだけでした。

その為、こんな感じでハンドガードを外した状態の形にする事も可能です。

続いて、下側のハンドガードを外します。
ハンドガードの前側を固定しているパーツのレバーを外側に向ければハンドガードが外せます。

ちなみに、ハンドガードにはガタツキを抑える為と思われる、結構固めのスプリングが付いています。

今更ですが、マズルとクリーニングロッドを外しました。
フロントサイト外そうと思って、まだ外してない事に気づきました…。(手順的にはもっと最初のうちに外して良いと思います)

続いて、フロントサイトを外していきます。
この辺りから独特な仕様が増えてくるので、説明書の分解図とにらめっこする頻度が増えてきます。

まず、フロントサイトはピン1本と下からのネジ止めになっている事が分かります。
分解図上だとフロントサイトの右から左に差し込まれており、抜け防止も右に入っているように見えるのですが、自分の個体はこれが左右逆でした。

という訳で、まずフロントサイト下部のネジを外して、ピンを左側に抜きます。
尚、ピンは2本付いているように見えますが、抜けるピンは灰色をしているのでそちらを抜きます。
フロントサイトと同じ色のピンはダミーピンです。

これでフロントサイトが外せます。
この時にハイダーを固定しているピンも外せます。

続いてガスブロックを外すのですが、ガスブロック内にイモネジが隠れているので、注意が必要です。

という訳で、まず隠れているイモネジを緩めて、下部に付いているネジを外します。
隠れてるイモネジを緩めないとガスブロックを外す事は出来ません。

その後ピンを抜きます。
ピンは2本並んでいますが、フロントサイトと同様に明らかに色が違うので抜くべきピンは分かりやすいです。

続いて、ハンドガード下部を固定しているパーツと、バレル下部に付いている樹脂パーツ(クリーニングロッドのガタツキ防止?)を外します。

続いて、バレル基部を外していきます。
こちらは基部の下の方に付いている、ネジ2本を外すだけです。

これでチャンバーにアクセスする事が出来ます。

後はチャンバーを引っ張れば抜けます。

つまり、チャンバー周りを外したいだけならハンドガードの下側を外して、上記のネジを外すだけで済みます。
同社製のガスブロ長物であるMWSとか89式に比べると結構楽ですね。

続いて、パーツリスト上で「リアサイト」と書かれている部品群をばらしていきます。
まず、リアサイトは普通に板バネで保持されているだけなので、通常の外し方で外せます。

ガスピストンの動きをスムーズにさせたりガタツキを抑える為と思われる樹脂パーツが付いており、ピンで固定されていましたがこれは特に外す理由も無かったので今回は外しません。

アウターバレルは外したかったので、外します。
まず、太いピンを抜いて、チャンバー側に付いているネジを外します。

その状態でアウターバレルをチャンバー側に押し出すと抜けます。

という訳で、これでフロント周りの外装分解は完了しました。

チャンバーを分解していきます

続いて、チャンバーを分解していきます。
まず、チャンバーの外側に付いている空打ちモードのON/OFFレバーを外します。

それにしても、本体側に付いているこんな小さなパーツで空打ちモードの切り替えが出来るのって凄いですよねぇ…。

AKMのバレル・チャンバーはこんな感じ。
アウターバレルの長さに対して非常に短いインナーバレル(バレル長200mm)が入っており、先端にはガタとり用のOリングが付いています。
HOPダイヤルは操作しやすい大型な物が付いています。

まず、HOPダイヤルを外しました。
HOPアームはよく同社のGBB製品に入っているプレスされた板ではなく分厚いダイカスト製で、突起は2点押しタイプ。

チャンバー前側に付いているOリングとネジ2本を外せばチャンバーが真っ二つになります。

インナーバレルは先述の通り200mm、HOP窓は最近の東京マルイのGBB系でよく見られるかなり広いタイプ。
HOPパッキンはいつものマルイ製GBB用です。

MWSや89式は250mmでしたが、AKMでは200mmに短くなっているのは単純に初速を下げる目的なのではないか?と思います。

AKMはこのバレル長でも真夏日であり得る温度(マガジン温度50度)にすると、中々危なっかしい初速を出しますからね…。(開封レビューの際にHFC134AでMAX98m/sを記録してます)

AKMの箱出し状態の初速

ちなみに、89式GBBは40度で98m/sだったので、AKMはそれよりも安全マージンを大きく設けられている事が分かります。
その為のバレル長さ200mmなのかなと。

ロアフレーム側を分解していきます

次はロアフレームです。
こちらはいろんなパーツがくっついているので、とりあえず外側から見て外しやすい所から外していきます。

まずグリップ。
こちらはグリップ下部のネジを外すと取れます。
グリップの固定方法はMWSと似ており、グリップ基部に埋め込まれたナットを使って固定されています。

次にトリガーガードを外しました。
トリガーガードは5本のネジで固定されています。

次にストックを外します。
分解図を見るとストックはストック内の長いネジで固定されているようなので、まずはバットプレートから順番に外していく事にしました。

バットプレートを固定している2本のネジを外して、中に入っている長いネジを抜きます。
少し長めのドライバーがあればこのネジは外せます。

これでストックが外せました。

続いて、セレクターレバーを外しました。
セレクターレバーは内側からネジ止めされているので、L字レンチを使って外したのですが、このネジは外さなくてもセレクターレバーを外す事が出来ます。
むしろ外さない方が分解しやすいという事を、後になって気づきました…。

何故かと言うと、セレクターレバーの軸を外す為に、セレクターレバーを逆方向に回すんですが、この時にセレクターレバーが付いていると回しやすいハズなんですよね…。
セレクターレバーを回転させて、写真左の状態になったら右方向に引っ張れば抜けます。

セレクターレバーの軸の外し方について、質問が来たので動画で紹介します。
後で撮影した物なので、セレクターレバーがくっついた状態での着脱を行っています。

続いて、トリガーとハンマーの所に付いているピンを抜きます。
このピンはトリガーやハンマーを抑えているピンでは無いので抜いてもトリガーやハンマーが外れたりしないのが、良い設計してるなと思いました。

上記のピンを抜けばトリガーやハンマーなどが収まっているユニットが抜けます。
その後、グリップとストックの基部パーツを外す事が出来ます。

この基部パーツ、中々面白い構造をしてますよねぇ…。
実質グリップとストックがこのパーツで繋がっているわけですね。
あと、この基部パーツにはトップカバーのガタツキを抑える為だと思われる、プランジャーみたいな動きをするパーツが入っていました。

トリガーやハンマーなどが収まっているユニット(パーツリストではハンマーユニットと表記)はこんな感じ。
ぶっちゃけこのユニットが一番パーツ点数多くて組み立てが面倒くさそうなので、壊れない限り特に開ける必要は無いと思います。
グリスアップとかは外からでも出来ると思いますし…。

尚、今回はフロント周りから分解していったので、フロントが無い状態でこのハンマーユニットを取り外しましたが、フロント部を外さなくてもハンマーユニットを外す事は可能です。

ハンマーユニットを分解していきます

ハンマーユニットは3本のネジを外せば真っ二つになります。
尚、真っ二つにする前に外側から見えている、トリガーの前に付いている2本のスプリングを外しておいた方が良いと思います。

AKMのトリガーはこんな感じで、トリガーとシアーが筒状のシャフトによって組み立てられている事が分かります。
こういう構造になっているので、ロアフレームのピンを抜いてもバラバラにならないんですよね。

ハンマーはこんな感じ。
ハンマー側面は軽量化の為窪みが設けられています。
ハンマーの速度を上げる為か、必要以上にバルブを叩かないようにする為か、単純に使用する素材の量を減らす為なのか、強度的な観点でこうしているのかは不明ですが、とりあえず面白い形をしています。

ハンマーの外し方が中々分からなかったので、色々パーツを外していきました。

ハンマースプリングガイド側のパーツも外していきました。

結局ハンマーを外すにはハンマーを少し起こした状態で横方向に引っ張れば外れました。
こんなに色々外す必要は無さそうでした。

AKMに付いているハンマーはこんな感じ。


という訳で、東京マルイ ガスブローバック AKMの分解は以上になります。
バネは押しバネのみ、ネジ本数少なめといった感じで、割と分解の難易度は低い気がします。

少なくともアウターバレルの分解に専用工具が必要な89式GBBよりかは楽ですね。

89式の時はわざわざアウターバレル分解用の専用治具を作りました。

また、各部がちゃんと独立したユニットになっており、「この部分を変更したい」と思ったらその部位だけを簡単に外す事が出来る構造になっているのも良い設計だと思いました。

という訳で、東京マルイ ガスブローバック AKMの分解レビューは以上になります。
特に調整するような事は無いと思うので、後はパーツを組みたてながら、変えたいパーツを変えていこうと思います。

とりあえず部屋を探したら出てきた、この辺りのAK用のパーツを組み込んでみようと思います。
HOGUEのAK用グリップとUTGのAK47用レールです。