S2S SOCOM MK23を色々と弄っていきます(バレル延長、ショートスライド化)
記事作成日:2021年10月18日
2019年4月に購入、分解を行ったS2S SOCOM MK23ですがようやく弄っていきます。
3年以上経過した理由としては、元々組もうと思っていたカービンキットが一向に発売されずモチベーションが上がらなかったのと、単純にSOCOM MK23に飽きてしまった事が大きいです。
エスツーエス 固定スライドガスガン Mk23 SOCOM PISTOL ABS ブラック NO-06
実はカスタム方針もだいたい決まってて、3年前に殆どのパーツを揃えてたんですがね…。
後、写真が3年前に撮った物と最近撮った物が混ざってるのでご了承下さい。
まず、トリガー・ハンマー周りを弄っていきます。
トリガーは人差し指が痛くならないように削りました。
純正の角張ったトリガーのままダブルアクションメインで使っていると人差し指が痛くなるんですよね…。
続いて、ハンマーの打撃音を減らすためにハンマーと接触する部分にゴム板を貼り付けます。
ハンマーが落ちる直前の「カチ!」という音を減らすためにシアーにもゴムを貼り付けました。
特に煩い音でも無いので、消す必要の無い音だと思いますが…。
これでグリップ側の調整は完了です。
マルイのSOCOM MK23であればグリップを細くする加工をした方が握りやすくなるのですが、S2S SOCOM MK23は元々グリップが細いのでこのままにします。
続いてスライド側。
組み込んだインナーバレルはMS製 マルイ MK23 ソーコム用 インナーバレル4号 ロング 150mmです。
内径6.01mmで20mmのロングテーパーが施されている、真鍮製のインナーバレルです。
名前の通り純正インナーバレル(133mm)よりも長いインナーバレルです。
今回は消音カスタムもやるつもりでハンマーの打撃を若干弱くするのでその分の初速を稼ぐ為にタイトで長いインナーバレルを選択しました。
HOPパッキンはNDW X-Shockのハードにしました。
HOPパッキンの中央にバッテンの窪みが掘られている、ユニークなパッキンで、だいぶ昔に何かに組んでHOPを弱く掛けてもBB弾にしっかり回転を掛ける事ができるのとBB弾の保持位置を安定させやすい形状で何かと使い勝手の良いパッキンです。
ぶっちゃけバッテンの意味はあまり無い気がします…。
とりあえずバレルへの取り付けは問題なし。
HOP窓が切り飛ばされてるタイプでは無いですが、窓との干渉もありませんでした。
続いて、外側からHOP調節ができるようにチャンバーを加工します。
まず、チャンバー上部に穴を開けて金属インサートを埋め込みます。
インサートをロックタイト425で貼り付け、イモネジでHOPアームを直接押せるようにしました。
チャンバーに諸々パーツを取り付けていきます。
とりあえずHOPアームとかもそのまま、HOPダイヤルも付けたままにしておきます。
チャンバーが上下に動かないようにします。
穴をプラリペアで埋め、基部に固定します。
また、チャンバーを動かなくしたのでローディングノズル側の先端を切断します。
続いてアウターバレルを交換します。
今回買ってきたのは『DCI Guns 14mm逆ネジメタルアウターバレル 東京マルイ SOCOM Mk23用BK』です。
DCI Guns 14mm逆ネジメタルアウターバレル 東京マルイ SOCOM Mk23用BK
これを買ってきた理由としては14mm逆ネジ用のサプレッサーを変換アダプター無しで取り付けられるようになるのに加え、東京マルイ SOCOM MK23とS2S SOCOM MK23ではチャンバーとアウターバレルの長さがそれぞれ異なっており、S2S SOCOM MK23の方がチャンバーが短くアウターバレルが長いです。
その為、東京マルイ SOCOM MK23用のアウターバレルを取り付けるとショートバレル化する事ができる訳です。
また、このアウターバレルはインナーバレルを貫通させる事ができるので、純正アウターバレルと違ってロングインナーバレルを無加工で取り付ける事が可能となっています。
このアウターバレルも2年前位に「そういえばこういう仕様にするのもアリだな〜、カービンキットが出なかったらこっちで行こうかな」と思いつき、買ってきたパーツだったりします。
尚、アウターバレルを短くした分、アウターバレルの飛び出しが長くなりましたが、ここはサプレッサーで隠れるので大きな問題にはなりません。
バレル長さに合わせてスライドとグリップを短くします。
約20mm短くなります。
切断したスライド、グリップをプラリペアで接着します。
プラリペアの硬化を待っている間でリコイルスプリングガイドを短くします。
短くしたリコイルスプリングガイドをチャンバーに取り付けるとこんな感じ。
後、リコイルスプリングも短くしています。
一晩放置して硬めたスライドとグリップを削って形を整えます。
追々塗装をしようとは思っていますが、一旦この状態で組み立てを進めていきます。
塗装してから何かしらの問題が発覚したら悲しいですからね…。
スライド側にパーツを組み込みます。
という訳で、SOCOM MK23 Compactみたいな銃になりました。
よく見るとスライドが少し奥に入り込んじゃってます。
あと0.5mm位スライド長くするべきでしたね…。
初速は0.20g、HFC134Aを使って常温状態で79m/s〜80m/s程度。
マガジン温度を40度まで温めると初速が96m/sまで上がります。
思いの外初速が出ちゃってますがまあ規定内なんで良いでしょう。
尚、これ以上温度を上げるとバルブノッカーがバルブを叩き切る事が出来ず、初速が下がります。
このSOCOM MK23にオスプレイタイプのサプレッサーを取り付けてみました。
こうやって結局全長は長くなってしまうんですがね…。
それでもフルサイズのSOCOM MK23よりも2cm短いという事を考えると結構良いカスタムな気もします。
ちなみに、一応装填できる程度にはスライドを引くことが出来ます。
ただ、この状態ではハンマーは起きないのでスライドを引いて初弾を装填してもダブルアクションからスタートします。
という訳で、S2S SOCOM MK23のカスタムはこんな所です。
後は使ってみて細かい調整をしていく感じになると思います。