エボログ

Maple Leaf MLC-S2 Stock for VSR-10用のフロントマウントベースを作りました

記事作成日:2021年11月24日

Maple Leaf MLC-S2 Stock for VSR-10のフロントマウントベース、オフィシャルから出ると言われていたので「そのうち出たら買おう」と思ってたんですが、一行に出ないので作る事にしました。

今回、スカウトスコープを乗せて使いたかったので長めの物と普通の短い物の2種類を3Dプリントで作りました。

材質はMJF(PA12GB)。
今回もDMM.makeを使ったのですが、2個出力して1万円を少し超えました…。
値段は張りましたが代わりガチガチに硬くて安心感のあるマウントベースが出来ました。
元々光造形でも耐えられるように肉厚の設計にしているので尚更ですね…。

尚、上面レールはピカティニーレール規格にしています。

このマウントベースはMaple Leaf MLC-S2 Stock for VSR-10に付いているチャンバー基部パーツに取り付けて使用します。
付属品として用意されていてもおかしくないような状態なのに、なぜか純正マウントベースが未だに出てこないんですよね…。

とりあえずスカウトスコープ用に作ったマウントベースを取り付けます。
取り付けにはM4×15の六角穴付きボルトを使います。

自分はこのストックにPDI製のアウターバレルを取り付けているのですが、基部を削っています。(PDIのアウターバレルは少し太い)

このマウントベースもPDI製アウターバレルのサイズに合わせて作っているので、無加工の状態のチャンバー基部につけると段差が生じてしまう気がします。

マウントの高さはMAPLE LEAF製のマウント、『Maple Leaf CNC スコープマウント with レベルインジケーター(グリーン)』の高さに合わせています。 
タンデムするような製品を現状持ってないので、高さを合わせる意味は特に無かったのですが、どうせなら合わせたいなと思ったので…。

Vortex Crossfire II 2-7×32 Scoutを乗せるとこんな感じになります。
この位置で丁度よいアイレリーフとなります。

サイトピクチャーはこんな感じ。
覗きやすい位置と高さになりました。

販売を希望する声をちらほら耳にするんですが、現状価格が高すぎるので未定です。
2〜3個の在庫を抱えるだけで2万円近い出費になりますし、受注生産はめんどくさいのでやりたくないですし…。

また、光造形も試しましたが20mmレールの角など、どうしても薄くなってしまう部分の強度が低くなってしまうので、こちらも出す予定はありません。
マウント自体の強度的には問題は無いので、自分が使うだけならそれでも良いんですけど…。