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東京マルイ VSR-ONEにVSR10 Gスペックのピストンスプリングを入れて0.20gでの初速を90m/s以上にしてみました

記事作成日:2022年5月2日

東京マルイVSR-ONEはVSR10プロスナイパーモデルと同様のピストンスプリングが入っており、加速シリンダー+ショートバレルという組み合わせも相まって箱出し状態では初速が80m/s半ばまでしか出ません。(下が80m/s台、上が84m/s台)

箱出し状態の最低初速(HOP最低)
箱出し状態の最大初速(HOP真ん中付近)

開封レビュー記事の方にも書きましたが、最近はフィールドのレギュレーションで0.20gでも初速90m/s未満指定の所が出てきたりしている(インドアフィールドや交戦距離が極端に短いCQB系フィールドで多い)ので、それに考慮した初速にしたのかな?と思っています。

ただ、そういった独自のレギュレーションが無いフィールドで使うなら、もう少し初速を上げたいと思う事も多いと思います。
そういう時はVSR10 Gスペックに組み込まれている、VSR10 プロスナイパーよりも少し硬いピストンスプリングを使うと良いと思います。

DCI Guns 東京マルイ VSR-10専用細径カスタムスプリング D100-D110を組み込み、初速を見ていきます

という訳で、今回はVSR10 Gスペック純正比100%(VSR10 プロスナイパー純正比110%)のピストンスプリングDCI Guns 東京マルイ VSR-10専用細径カスタムスプリング D100-D110を組み込み、VSR-ONEでどの程度の初速になるのかを見ていく事にします。

尚、VSR-ONEのシリンダー分解方法は従来のVSR10シリーズと同様に分解防止ピンを破壊する必要があります。
シリンダーの分解方法についてはこちらをご参照下さい。

DCI Guns 東京マルイ VSR-10専用細径カスタムスプリング』は外径10.5mmのVSR10純正互換ピストンスプリングで、5%刻みで細かな硬さのバリエーションが揃っているのが特徴の製品になります。

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全長はVSR10のピストンスプリングとほぼ同じ長さ(厳密には2mm程度長い)となっており、純正よりもピッチが大きい事から相性問題が起きる事はまず無いと思われます。

上がVSR-ONE純正スプリング、下がDCI Guns製品スプリング

ピッチは等ピッチで、断面は平らに処理されています。

という訳で、こちらのピストンスプリングをVSR-ONEのボルトハンドルに組みます。
グリスなども純正のまま変更していません。

という訳で、箱出し状態からピストンスプリングのみVSR10 Gスペック仕様に変更したVSR-ONEが出来上がりました。
厳密にはボルトハンドルに付いてるカバーだけ、別の銃に移植したので付いてない状態ですが…。

初速計測を行います。
使用したBB弾は東京マルイ 0.20g樹脂弾です。

HOP最低、HOP真ん中、HOP最大の3段階で計測した結果、HOP最低状態で87m/sと7m/s近い初速UPが、HOP真ん中と最大で92m/sと8m/s程度の初速UPになっていました。

HOP最低
HOP真ん中
HOP最大

アウトドアでロングレンジを狙うなら、これくらいの初速は欲しくなりますよね。
これ以上の初速を出そうとすると安全マージン的にちょっと危うくなるので、個人的にはこれくらいが丁度良いと思っています。(環境によっては家で計測した初速から3〜4m/s程度上ってしまう場合もある)

という訳で、VSR-ONEの初速の低さに悩まされたら、とりあえずVSR10 Gスペック相当のピストンスプリングを組み込めば丁度よい感じになりそうです。

尚、Gスペックの硬さにした所でボルトハンドルの操作性が大きく変化する訳ではなく、正直引き比べないと分からない程度の変化なので、箱出しと同じ感覚で引く事が出来ます。

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