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Jefftron Leviathan-V2を組み込んだSIG AIR MCXのトリガーをLeviathan付属の物からVFC純正トリガーに変えました

記事作成日:2022年6月6日

Ver2メカボックス用電子トリガー、Jefftron Leviathan-V2 前方配線モデルをSIG AIR MCXに取り付けたのが2年ちょい前。
そこからほぼノーメンテで使い続けて丸2年経ったので中身の確認ついでに、Leviathanのストレートトリガーにも飽きてきたので、SIG AIR MCX純正トリガーに変える事にしました。

外装はちょこちょこ変わっているものの、中身は2年ノーメンテ
そろそろこのストレートトリガーにも飽きてきた

という訳で、とりあえず分解を進めます。
Cybergunの時から何度も開け閉めしている事もあってだいぶ慣れた物です。
まあ、基本的には前方配線仕様のM4系と同じなので癖が少ないというのも大きいですけど…。

見た感じ多少汚れてはいるものの、正直グリスの塗り直しすら不要ではないか?と思える程度の状態。
ピストンも取り出してみましたが、無傷。
まあ、ピストンとかギアってよほどめちゃくちゃなセッティングにしているか、よほど柔らかい材質の物でも無い限りそうそう消耗するもんじゃないですけど…。

クリック感を強める為にアルミ板を追加したトリガーですが、板バネと接触している部分が消耗していました。

という訳で、このトリガーをSIG AIR MCX純正のトリガー(VFC純正のM4シリーズ用トリガーと同じ物)に置き換えるのですが、Jefftron Leviathan-V2で通常の電動ガン用トリガーを使う場合、トリガーの加工が必要になります。
これはLeviathanの取扱説明書にも記載されています。

SIG AIR MCX純正トリガー
トリガー先端の形状(スイッチを押す部分の形状)が全然違っている

普通のトリガーを取り付けるとこのように基板に干渉してそもそも取り付ける事が出来ないので、干渉する部分を削る必要があるのです。

Leviathanの取扱説明書通りに加工を行います。
干渉する部分を切るだけなのでリューターかグラインダーがあれば大変な作業では無いです、手作業でやろうとすると結構面倒くさいと思います。

やる事は矢印部分を切除するだけ
ダイヤモンドカッターを使って切除
最後に超硬ビットを使って整える

一旦この状態でトリガーを仮組みし、動きを確認してみた所トリガー上部がクリック感を出す為のパーツに干渉してそもそも引く事が出来ませんでした。

そういえばこの板バネはクリック感を強くする為に角度を弄っていたので、逆に普通のトリガーとの相性が悪くなってしまったのだと思われます。

この板バネによるクリック感も飽きてきたので、この際外す事にしました。
尚、板バネは基板にはめ込まれているだけではなく接着もされているので、外すのには注意が必要です。
無理に剥がそうとすると基板を破損させてしまう可能性もあります。

続いて、トリガーストロークなどをいい感じにする為に、プラ板を貼ってスイッチを押すタイミングやトリガーの初期位置を調整しました。

トリガーをい引いていない時はスイッチにトリガーの先端が少し触れる程度の感じにしているので、程よいストローク量で射撃可能な状態にしています。

尚、ちょん引きで撃てるようにするなら、スイッチを少し押した状態を初期位置にした方が良いです。(塩梅はセンサーチェック機能を使いながら調整)

トリガースプリングはちゅんちゅん工房製 ちゅぷりんぐSTD Ver2用を引き続き使うのですが、このスプリングを使うにあたってトリガーにスプリングを逃がす溝を作りました。
この溝を作らないとメカボックスが閉じれなくなるんですよね。

組み立てて動作確認。
特に問題無し。

トリガーを引くとこんな感じ。
今回、ストローク量を縮めているので結構短いストロークで射撃が可能になっています。

トリガーを引いていない状態
トリガーを引いた状態

尚、トリガーフィーリングは陽炎2型B改を組み込んでいるCybergun SIG MCXの方と同じ感じになりました。
トリガー周りの構成が同じ感じになったので、当然ではありますが…。

という訳で、Jefftron Leviathan-V2を組み込んだSIG AIR MCXのトリガーをLeviathan付属の物からVFC純正トリガーに変える作業はこれで終了です。

ストレートトリガーも色々使ってきましたが、なんだかんだ一番手に馴染むというか、指に馴染んでいるのはこの三日月状のトリガーのような気がします。

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