ARRON SMITH DEAD AIR SANDMAN-Kタイプ レプリカのレビュー
記事作成日:2022年8月9日
DEAD AIR SANDMANタイプのサイレンサー、ARRON SMITH DEAD AIR SANDMAN-Kタイプ レプリカをDEVILSIX様よりお借りしたのでレビューしていきます。
尚、今回お借りした製品は製品版ではなくサンプル品の為、製品版では一部の仕様が変更される可能性があります。
ご了承下さい。
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尚、同社製のサイレンサーは以前DEAD AIR SANDMAN-S タイプ レプリカとDEAD AIR PYRO 2.0 タイプ レプリカをレビューしています。
SANDMAN-Kは以前レビューしたSANDMAN-Sを短くしたバージョンになります。
ARRON SMITH DEAD AIR SANDMAN-K タイプ レプリカに付属するフラッシュハイダーについて
という訳で、まずは付属のフラッシュハイダーから見ていきます。
こちらのフラッシュハイダーはSANDMAN-Sと同じ、三股状のフラッシュハイダーが付属していましたが、製品版では変更される可能性があるとの事です。
フラッシュハイダーはスチールで出来ており、切削も綺麗でかなりクオリティが高いです。
また、重量は111gとずっしりした重量感があります。
こちらのフラッシュハイダーは14mm逆ネジ仕様になっており、下部のイモネジで勝手に回転しないように固定する仕様になっています。
フラッシュハイダーを取り付けるとこんな感じになります。
このフラッシュハイダーはイモネジを下側にして固定します。
正面から見ると上に切り欠きが来る形になります。
ARRON SMITH DEAD AIR SANDMAN-K タイプ レプリカについて
続いて、ARRON SMITH DEAD AIR SANDMAN-K タイプ レプリカ本体を見ていきます。
今回お借りした製品はFDEカラーのモデルになります。
尚、カラーバリエーションはBlackとFDEの2色で、それぞれ”Graphite black”と”Magpul Dark Earth”にてセラコートが施されています。
短いですがずっしりした重量があり、サプレッサー単体で328gあります。
フラッシュハイダーと合わせて439gと軽めのショートスコープ並の重量があります。
サプレッサーの蓋部分はスチールで出来ており、こちらはFDEカラーにはなっていません。
蓋を外すとこんな感じ。
尚、蓋が固くて回せない場合はカニ目レンチを使うと良いと思います。
サプレッサー内側は空洞になっており、トレーサーや消音材などを入れる事が出来そうです。
消音材を入れる場合、フラッシュハイダーが入るスペースよりも手前になるのですが、それを加味してサイズを測ってみた所、直径30mmの消音材が62〜63mm程度入れる事が出来そうです。
サプレッサー先端に付いている溶接跡は整形(膨らみ)で再現されています。
実際の溶接のように凸凹はしておらず、綺麗すぎますが…。
サプレッサー先端にはしっかり刻印が入っています。
刻印はしっかり深く掘られており、エッジは程よく丸まっている綺麗な刻印です。
フラッシュハイダー/マズルブレーキーをロックする為のロック機構部はこんな感じ。
QD部分にテンションを掛ける為のバネはリアルな板バネになっており、内側にフラッシュハイダーに引っかかる3つのツメが付いています。
ロック部分には手前側と奥側にそれぞれ爪が付いており、SANDMAN-Kを回す事で外側の爪が回ります。
また、SANDMAN-Kをハイダーに差し込むにはSANDMAN-Kに付いているマーキングを上に向けながら差し込む必要があります。
このマーキングの窪みとハイダーの上側に付いている溝を合わせる感じです。
ハイダーに装着するとこんな感じ。
根本までしっかり回すとガチガチに固定されますが、フラッシュハイダーに結構な負荷が掛かるのでイモネジをしっかり締め込んでおく必要があります。
奥まで差し込んだ状態でサプレッサーの腹の部分を回せば『カチカチカチ!』と硬い音を立てながら締め込まれていき、固定されます。
SureFireのサプレッサーなどと違って基部を回す訳ではないのでそこは注意が必要です。
尚、対応するフラッシュハイダーに関しては同社製のマズルブレーキ/フラッシュハイダー系と互換があります。
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RGW製 DEAD AIR SANDMAN-Kタイプ レプリカとの比較
ARRON SMITHのSANDMAN-Kと一緒にRGW製のSANDMAN-Kも送っていただいたので比較をしていきます。
こちらは黒色です。
まず手にして思ったのがRGWの方がARRON SMITHよりも軽い事です。
測ってみた所、RGW製は250g(ハイダー無し)とARRON SMITH製よりも78g軽いです。
また、比較している時にちょっとだけ長いという事にも気づきました。
ほんの数ミリですが、長さが違っているようです。
先端の蓋はRGWがアルミ、ARRON SMITHがスチールで、色も質感も削り込みの量もくぼみの深さも色々違っています。
尚、RGW製の方は蓋を外した時のねじ切り部の形状がARRON SMITHと全然違っており、しかもサプレッサー内側に段差が付いているので、消音材を入れる場合は気をつけた方が良いかも知れません。
サプレッサー先端に付いている溶接跡の再現ですが、RGW製品には付いておらず、ARRON SMITHのみです。
刻印部の違いはこんな感じ。
RGWの方が若干刻印が浅く、フォントが違っているのとシリアルNOのフォーマットも違っています。(RGWはSMK-2533、ARRON SMITHはHPA-9394)
根本の方、QD基部も質感がだいぶ違っていますし、側面のセレーションの間隔もだいぶ違っています。
RGW製品の方は削られている部分の幅が広いですが、ARRON SMITHの方は凹凸部の幅が均一になっています。
方向を示すマーキングの深さも違っています。
RGWが小さく、ARRON SMITHの方が大きいです。
だいぶサイズが違っていますね。
内側はこんな感じでRGWは茶色っぽい感じ、ARRON SMITHは黒色です。
どうやらRGWの方がリアルらしいので、ARRON SMITHも製品版では仕様が変わるかもしれないとの事です。
フラッシュハイダーに関しても結構な違いがあり、材質も塗装も質感も別物です。
RGWの方はアルミにセラコート、ARRON SMITHはスチールの染めです。
ハイダー先端の形状も違っており、RGWは平らですがARRON SMITHは中央に向けて窪んでいます。
また、くぼみのサイズもだいぶ違っています。
RGWとARRON SMITHのDEAD AIR SANDMAN-Kタイプ レプリカの互換性について
双方のサプレッサーとハイダーを入れ替えて使えるかどうかを確かめてみました。
結果、だいぶタイトで抜きにくくなるという問題はあったものの、一応挿し込んでロックする事が出来ました。
引っかかって抜けなくなりそうになったのであんまりお勧め出来ないですね…。
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