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DSGを組んだ電動ガンでArcturus製モーターANB23T 、ANT21T、ANT19Tを組み込み、連射サイクルの変化を見てみました

記事作成日:2022年11月11日

先日、Arcturus AT-NY06 Karambit MOD1 PDW 5.5″をベースに久しぶりにDSGカスタムを行いましたが、せっかくなのでArcturus製電動ガン付属の純正モーター、ANB23TとカスタムモーターであるANT21T、ANT19Tを組み込んだ時にどのような変化があるのかを見てみる事にしました。

基本純正構成のままDSGを入れてみたAT-NY06
比較検証するモーターはANB23T 、ANT21T、ANT19T

尚、ANT21TモーターとANT19Tモーターのレビュー記事は以前投稿していますので、モーターについての詳細はそちらをご参照下さい。

また、検証機であるDSGカスタムのAT-NY06は11.1Vバッテリーを使う事を前提とした、かなり負荷の高いセッティング(ピストンスプリングがかなり硬い)にしており、7.4Vで動かすと本当にDSGか?と思える位のレスポンスになっています。

検証時に使用したバッテリーは11.1V 450mAh 75CのLiPoバッテリーです。
満充電の状態で計測しています。

Arcturus ANB23T

まずは純正モーターであるANB23Tから。
このモーターはネオジウムボンド磁石を採用している、トルク寄りのモーターになります。

普通にカスタムモーターとして販売されてもおかしくはないスペックがあり、以前弄ってプリコック仕様にしたARCTURUS PP-19-01 Vityazではこのモーターをそのまま使っています。
回転数控えめでトルクが欲しいプリコックカスタムでは丁度よいモーターだと思います。
海外製電動ガンの付属モーターとしてはかなり優秀なモーターだと思います。

結果、発射サイクルは秒間33.8発でした。
十分速いサイクルですが、ちょっとモーターに無茶させている感触があったので、ここまで高負荷なセッティングになるとスペック的にギリギリのような気がします。

Arcturus ANT21T

続いて、カスタムモーターとして単品販売されているANT21Tを組みました。
このモーターはまだ検証でしか使っていないので、未知数な部分もありますがANB23Tと似た仕様で回転数控えめの高トルク系モーターになります。
尚、モーターに使われている磁石はネオジウムなのでANB23Tよりかはグレードの高いモーターになります。

発射サイクルは35.4発とANB23Tよりも若干発射サイクルが上がる結果となりました。
ただし、撃った感触としてANB23Tよりも回転数が高いというより、負荷に負けていない結果しっかりモーターが回っているといった印象を受けました。

最後に、こちらもカスタムモーターとして単品販売されているANT19Tを組んで計測してみます。
このモーターはANT21Tと同様にネオジウム磁石が採用されていますが、トルクよりも回転数を高めたハイスピード系モーターになります。

発射サイクルは秒間39.3発。
今回検証したモーターの中では最も高い回転数を記録しました。
さすがはハイスピードモーターですね。

高負荷セッティングでハイスピードモーターを使う上で問題になりがちなトルクの少なさはギア比を上げる事によって補う事が出来るので、その分回転数を存分に生かしたカスタムが出来ていると思います。

という訳で、色々とArcturus製モーターについて記事を書いてきましたがまた機会があれば別のセッティングでも試してみようと思っています。

ANT19Tに関してはこのDSGカスタムで実際に使った時の検証をしようと思っていますが、ANT21Tに関してはまだ検証機が用意出来ていませんので…。