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【製品版レビュー】ARRON SMITH製DEAD AIR SANDMAN-Kタイプ レプリカ サプレッサーのレビュー

記事作成日:2023年2月10日

以前ARRON SMITH DEAD AIR SANDMAN-Kタイプ レプリカのサンプル品をレビューしましたが、こちらの製品版をDEVILSIX様よりお借りしたのでレビューしていきます。

『2023 Ver.』との事でサンプル品から細部がブラッシュアップされたマイナーチェンジ版といった感じで、基本的な仕様は変わっていませんがかなり細かい所まで詰められている製品になっています。

当記事では製品版において、サンプル品のSANDMAN-Kから変更されている点も踏まえて紹介していきます。

尚、今回お借りした製品のカラーは”Graphite Black Cerakote”になります。

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ARRON SMITH製のAIR SANDMAN-Kタイプ レプリカ本体はこんな感じの製品で、サプレッサー本体にフラッシュハイダーが組み込まれた状態になっているので、まずはフラッシュハイダーを外します。

サプレッサーとハイダーを分離させるには根本のダイヤルを回すだけですが、結構硬いのでそれなりに力が必要です。
グッと力を掛けて回すとカチカチカチと気持ちの良い音を慣らしながら回ります。

以前レビューしたサンプル品には三股状のフラッシュハイダー、『KeyMo Flash Hider』が付属してきましたが、製品版では左右に空いている大きな穴が特徴的な『KeyMo Muzzle Brake』に変更されているようです。

尚、今後発売される予定のSANDMAN-Sに付属するフラッシュハイダーは三叉のKeyMo Flash Hiderタイプのままとの事です。

共にスチールパーツだらけでズッシリとした重量があります。
マズルブレーキの重量は117gサプレッサーの重量は328gでした。

マズルブレーキの重量は117g
サプレッサーの重量は328g

SANDMAN-Kは短いサプレッサーですが合わせて445gもの重量になります。

SANDMAN-Kタイプ レプリカ本体について

という訳でまずはサプレッサー本体を見ていきます。

蓋の材質はスチールのままですがサンプル品にあったツールマークが無くなりエッジの処理も綺麗になっていました。

蓋を外すにはカニ目レンチを使うと良いと思います。
蓋の周囲に空いている穴(ガス抜き穴)にレンチを差し込み、回します。

サプレッサーの中は空洞で、外径30mm程度の消音材を組み込む事が出来ます。
奥行きが62mm程度しか無いのでそんなにたくさん消音材を入れる事は出来ませんが、小型なトレーサーユニットであれば仕込む事が出来る程度のスペースはあります。

サプレッサー先端に付いている溶接痕を再現した膨らみは健在。
あくまでそれっぽい膨らみを再現しているだけなので厳密には溶接跡では無いですが、雰囲気としては十分な感じがします。

SANDMAN-Kに入っている刻印はこんな感じ。
レーザー刻印入れっぱなしではなく、エッジの処理も行われていて滑らかです。
尚、シリアルNOは各個体全て違う番号との事です。

サプレッサー中腹部の削り込みはこんな感じ。
この細かな削り込みが良い滑り止めになっており、サプレッサーの着脱時のグリップ力を高めています。

サプレッサーの基部部分、フラッシュハイダー/マズルブレーキーをロックする為の基部はこんな感じ。
サンプル品は板バネの奥に確認出来るパーツが黒色だったのですが、製品版ではブロンズカラーになりよりリアルさが増しています。

QD部分には差し込み向きを示す窪みが付いており、この窪みを上に向けた状態でサプレッサーに取り付けます。

サプレッサー内側には3つのツメが付いており、125度、125度、110度という不均一な角度も再現しています。

また、先程QD部の板バネの奥に見えるパーツがブロンズカラーに変更されていると紹介しましたが、この内側のパーツが全部ブロンズカラーになっています。

付属のKeyMo Muzzle Brakeタイプハイダーについて

続いてSANDMAN-Kタイプ レプリカに付属するマズルデバイス、KeyMo Muzzle Brakeタイプハイダーを見ていきます。

こちらはマズルフラッシュを低減するフラッシュハイダーとは異なり、マズルブレーキはリコイルを低減させる為の製品になります。
正直どっちも似たような物ではありますし特に区別していないメーカーも多いですが、一応重きを置いている機能が違っているって感じですね。

尚、SANDMAN-K内側のブロンズカラーの塗装がハイダーにも付着しているようで、SANDMAN-Kと接触する面がちょっと銅色っぽくなっています。

上方向の3つの丸穴、側面の大きな穴と前方向にガスを吹き出す為の小さな丸穴によってリコイルを低減させているようです。
まあ、エアソフトガンでは何の意味もないただの飾りですがかなり綺麗に再現されていると思います。

上方向にガスを逃がす穴
左右方向にガスを逃がす穴
前方向にガスを逃がす穴

上方向にガスを逃がす事によりマズルの跳ね上がりを抑えつつ、左右にガスを逃して後ろ方向へのリコイルを抑える感じの設計でしょうか。

マズルブレーキの根本はこんな感じで、SANDMAN-Kと連結させる為のロック機構になっています。

アウターバレルの取り付け部は14mm逆ネジになっています。
14mm逆ネジでねじ込んだ後、下部からイモネジを締め込んでロックする仕様となっています。

この製品においてこのイモネジはかなり重要で、イモネジの締め込みがゆるいとサプレッサーの着脱時にハイダー側が回ってしまい、うまくロック出来なくなる上に場合によってはアウターバレル側の14mmネジを駄目にしてしまう可能性があります。

なので、かなりキツめに締め込んだ方が良いでしょう。

マズルブレーキを取り付けるとこんな感じ。
FALCON TOYS MCX RATTLERに取り付けてみました。

SANDMAN-Kを取り付けていきます。
印を合わせて差し込み、SANDMAN-Kを回してロックします。

以前撮影した物になりますが、着脱時の様子はこんな感じになります。

これでSANDMAN-Kの取り付けは完了です。
一切のガタツキは無く、ガチガチに固定する事が出来ます。


ARRON SMITH DEAD AIR SANDMAN-Kタイプ レプリカのレビューは以上になります。
サンプル品のレビューから半年程掛かりましたが、かなり細かい所までブラッシュアップされてよりクオリティの高い物になった感じですね。

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