エボログ

新たに作った14.5インチアッパー用に内部パーツを組み立てていきます

記事作成日:2023年4月4日

先日、LMTアッパーレシーバーとMidwest Industriesの12.625インチ ハンドガード、Zpartsの14.5インチ アウターバレルを使ってトレポンのアッパーを組み立てていったのですが、このアッパーレシーバー用に組み込む内部パーツを組み立てていきます。

という訳でまずはバレル周りから。
今回はVCW Pチャンバーを組み込んだ際に取り外したGAW Mチャンバーを使って組んでいきます。
組み合わせるインナーバレルはKM企画 TNバレル 247mmです。
P90系やSIG552、G36C、CAR16に適合するサイズのインナーバレルになります。

尚、Mチャンバーについての詳細はこちらの記事をご参照ください。

今回用意したKM企画のインナーバレルは最近のロットの物で初期型に比べてHOP窓が大きくなり、エッジが丸まっています。
最近と言っても数年前からこの仕様になっていますが…。

HOPパッキンはGAW マルチフィット保持ぴったんを使いました。

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HOPクッションはKM企画 AEP80Nの緑色を使いました。
このクッション、ロットによって色が変わるみたいですが緑色は比較的柔らかい方です。

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これで完成。
SYSTEMA INFINITYのシリンダーヘッドを使ってMチャンバー用のノズルを取り付けています。
尚、専用チャンバーでしか使えないようにする突起は抜いています。

尚、シリンダー側の構成は以前使っていた時と同じ仕様になっています。
基本的には純正パーツを使っていますがピストンはSHS製樹脂ピストン(ラックギアはSYSTEMA純正)でG.A.W. AOEショックアブソーバーを取り付け、ピストンスプリングはGAW Anti Shrink Spring for SYSTEMA PTWになっています。

また、シリンダーケースはSYSTEMA純正の加速シリンダーです。

HOPの突起はこんな感じ。
今回使ったHOPクッションが少し柔らかめな事もあってそんなに大きく飛び出してはいませんが、0.28gなら余裕で浮かせられる程度のHOP量はあると思います。

スタンダード電動ガン用のインナーバレルを使う場合、インナーバレルの外径を10mmまで太くする必要があります。
テープを巻いたり、KM企画のジュラコン中心だしスペーサー(ANo-AEGS12)を使う方法がありますが、今回はテープ巻き+外径10mm 内径9mmの真鍮パイプを使ってバレルを延長させるような感じにしてみました。

まず外径を太くする為にポリイミドテープを巻き、そこに真鍮パイプを差し込みます。

抜けないようにポリイミドテープを巻き、真鍮パイプのガタ取りをしつつインナーバレルに固定させます。

レシーバーに組み込むとこんな感じ。

尚、動作チェック時に給弾不良が発生したのでチャンバー位置を調整、0.5mmのワッシャーを1枚追加しました。

シリンダーを差し込むとこんな感じ。
シリンダーの差し込みは少しキツめで少し抵抗がある感じでしたが一切のガタツキが無い分、安心感があります。

HITCALL 0.20g弾を使っての初速はこんな感じ。
HOPを弱くしても強くしても殆ど初速が変わらない感じだったので、これくらいの初速で良いでしょう。

動作はこんな感じになりました。
このアッパーを組み立てる前に少し中身を弄ったので以前よりも動作音が控えめになっています。

という訳で、これでトレポンのアッパーのバリエーションが増えたので使いたい長さを選べるようになりました。