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クラウンモデル ELEX9をファスガン専用機に改造しました

記事作成日:2023年11月1日

先日購入して開封レビュー分解レビューを行ったクラウンモデル製10歳以上用電動ガン、ELEX9をファスガン専用機に改造しました。

という訳で、まず行ったのはセクターカット(5枚残し)とスプリングカットです。
今回は単三電池2本で駆動させつつ、レスポンスをそこまで落とさないようにしたかったので、必要最低限のエアー量を産める程度にピストンの可動量を減らす事にしました。
また、少しでも作動性を高める為のノズルの動きも無くす為に、ノズルを引く為の突起も削っています。

ELEX9はピストンが限界まで後退した時にカットオフが作動するので、単にセクターカットを行っただけではピストンの後退量が足りない為にカットオフされなくなってしまいます。
その為、ノズルを限界まで後退させ、削った歯の枚数分後退した状態からピストンを引けるようにしました。

というか、セクターギアの歯を5枚残しにしたのは、ノズルを限界まで後退させた時の位置とちょうど良かったからです。

この状態で一旦組み立て、試しに単三電池1本で動かしてみた所、かなりもっさりした動作にはなるもののこれだけでも動かす事が出来ました。

とは言え、このエアー量でファスガンが動作するかは検証してみないと分からないんですがね…。
今度ファスガンゲームに行った際に確認しようと思っています。

とりあえずメカボックス弄りはこれだけ。
モーターも変えるともっとレスポンス良くなるのかも知れませんが、そこまでお金をかける気も無かったので純正モーターのままにします。

続いて、ノズルにシリコンチューブを差し込みます。
ファスガンを動作させるにはインナーバレルは不要で、とりあえず空気をセンサーが検知すれば良いので、取り回しを重視してシリコンチューブにしました。

一旦この状態で動作チェック。
動作チェック時に18650バッテリーを使ったのですが、このバッテリーがちょうど良かったので単三電池はやめて18650を使う方向に切り替えました。

ELEX9のマズルとメカボックスの間に18650を入れる為に、マズル基部が邪魔だったのでカットしました。
また、アッパー側の端子も不要になったので外しました。

続いて、箱出し状態では少し重かったトリガープルを軽くする為に、純正のトリガースプリング(引きバネ)を伸ばしました。
線形の細いスプリングも試したのですが、軽くなりすぎるのもあんまり好みじゃなかったので、純正スプリングを伸ばして軽くしました。

次はマズル周りのカスタムです。
ファスガンのデバイスを取り付けるには14mmネジが必要なのですが、ELEX9には14mmネジはありません。
その為、LayLax製のMP5用14mm逆ネジアダプターを買ってきました。

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スチール製のマズルアタッチメントで、このような形状をしています。
本来はマズルに取り付けた後イモネジを締め込んで固定するのですが、今回は全く違う固定方法で取り付けます。

という訳で、このようなパーツを作りました。
これはELEX9のマズル内径と14mmマズルアタッチメントの外径を合わせつつ、ノズルから伸びるシリコンチューブを挿し込む事ができるようにするスペーサーになります。

ELEX9のマズルに取り付けるとこんな感じ。
元々このスペーサー+14mmマズルアタッチメントを固定する為にマズル下部に3mmのネジ穴を設けたのですが圧入だけでガチガチに固定出来たので、このネジ穴は使われませんでした。

シリコンチューブを適当な長さにカットしてマズルに挿入。

続いて、電池ケースを取り付けます。
今回はこちらの18650用バッテリーケースを購入、ホースを逃がす為に角を落としました。

一旦仮組み。
メカボックス前側についている黒いパーツがあるとギリギリバッテリーケースが入らなかったので外しました。
また、このパーツを外しただけだとトリガーが必要以上に前に飛び出してしまう事が分かったので、トリガーの可動量を制限する部分だけを切ってネジ止めしました。

最後に電池ボックスと配線をはんだ付けし、電池ボックスをフレーム内に両面テープを使って貼り付けました。

最後にマガジンの内側にネオジウム磁石を貼り付け、マニュアルリロードを行えるようにしました。
とは言え、この磁力でちゃんとマニュアルリロードができるかどうかは未検証なので、もしかしたら磁石は外側に貼らないといけないかも知れないですが…。

という訳で、クラウンモデル ELEX9のファスガン専用機化カスタムは完了です。

ELEX9はB&T MP9をベースにしているのでトップレールやサイドレールが予め備わっています。
その為、各種光学機器を取り付ける事が出来ます。

まあ、流石にこんな状態で使う事は無いでしょうけど…(バランス悪すぎ、重すぎ)

尚、動作はこんな感じになります。
エアー量を確認する為にティッシュペーパーをマズルの前側に置いています。

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