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Jabra Elite 85t後継のフラグシップモデル、Elite 10を購入したのでElite 85tと比較してみます。
記事作成日:2023年12月1日
Jabra Elite 75t、Elite 85tと計4年ほどJabra製のBluetooth フルワイヤレスイヤホンを使ってきましたが、またJabraのイヤホンを購入しました。
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今まで使っていたElite 85tのバッテリーの持ち具合がかなり悪くなってしまい、イヤホン本体のバッテリーの減り具合も増えましたし、その影響もあってケース本体を2日に1回は充電しないといけなくなりました。
イヤホンを新調するにあたって、SONY WF-1000XM5、Sennheiser MOMENTUM True Wireless 3の2機種とも少し悩んだのですが、結局iPhoneがAAC/SBCにしか対応していない事と、WF-1000XM5もMOMENTUM True Wireless 3もaptX Adaptiveを使わないのは勿体ないという印象があった為、Jabraになりました。
というか、個人的に多分aptX Adaptive対応イヤホンを買ってしまうと対応機器も欲しくなって沼ると思ったのでAAC/SBCにしか対応していない製品がちょうど良い気がします…。
尚、iPhoneでaptX Adaptiveを使う方法が無い訳ではありません。
aptX Adaptive対応のトランスミッターを取り付ける事で解決するのですが、トランスミッターを買う必要があるのと外付けの機材故にiOSのバージョンによっては相性問題が起きたり接続が途切れる場合があるなど安定して使えないケースがあるのと、スマホはシンプルな形で使いたい(出来ればケースも付けたくないと思ってる)ので、トランスミッターの取り付けは候補には挙がりませんでした。
iPhoneが標準でaptX Adaptiveに対応していれば良いんですがね…やらないでしょうね。
aptXはその昔、Macではターミナルを使って使えるようにするという裏技的なのがありましたが、それすらOSアップデートによって塞がれてしまった位ですし、そもそも今はApple独自のSoCを使っている事もあり、Qualcommの技術を使う事は無い気がします。
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また、Elite 10に関してはアップデートでLC3とLC3 Plusに対応する予定というのも少し興味はあります。
現状Appleが対応する可能性が最も高い次世代のコーディックがLC3ですからね。
AirPodsでもアップデートで対応が入ると噂されているので、それに期待しています。
という訳で、買ってきたJabra Elite 10はこちら。
カラーはチタニウムブラックです。
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内容物はこんな感じ。
ケース(中にイヤホンが入っている)とイヤーピース、USBケーブル、保証書類です。
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尚、初期設定方法と基本的な操作方法については内蓋の裏面に記載されています。
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ケースについて
ケースはこんな感じで丸みを帯びたデザインになっています。
Elite 75t、Elite 85tのケースは縦置きする事が出来るように底面が平らになっていましたが、Elite 10のケースは底面が丸まり、充電端子(USB-C)になっているので立てる事は出来ません。
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樹脂製のケースですが表面はサラサラとした肌触りでマットな色味です。
ケースを開くとこんな感じで、内側にイヤホンが2個並んでいます。
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イヤホンには充電端子が接続されないようにフィルムが貼られているので、これを剥がしてから使います。
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尚、ケース側面にはケースのバッテリー残量を表示するLEDインジケーターが付いており、十分な充電量がある場合は緑色に光り、バッテリー残量が減ってくると黄色→赤色と変わっていきます。
また、ケースの内側にもインジケーターがあり、こちらはイヤホンのバッテリー残量を示しています。
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充電中はインジケーターが点滅し、満充電になると緑色のランプが点灯します。
尚、有線充電だけではなくQi充電にも対応しているので、対応する充電パッドに乗せる事で充電を行う事も出来ます。
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イヤホン本体の外観レビュー
という訳で、Jabra Elite 10本体を見ていきます。
チタニウムブラックはボディが黒色(ラバーコーティング)、Jabraのロゴが入っている面が銀色になっています。
表面のラバーコーティングによってグリップ力は少し高めになっています。
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尚、Jabraのロゴの部分はボタンになっており、音楽の再生・停止の他ANCの設定変更、着信時の通話ボタン、音声アシスタントのボタンとして使います。
音声通話の他外音取り込みやANCに使用されるマイクは全部で3箇所に付いています。
尚、耳に接触する面に付いているマイクは骨伝導音を集音し、風切り音を拾ってしまうような環境でも話し声を聞き取れるようにする為の物のようです。
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コネクタ部には近接センサーと思われる物が付いています。
ケースに入っている状態やイヤホンを耳に挿し込んでいる状態を検知しているようで、イヤホンから耳を外すと音楽を停止させます。
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イヤーピースはシリコン製でかなり特徴的なデザインの物が付いています。
Elite 85tも変わった形のイヤーピースが付いていましたが、Elite 10は更に変な形です。
口は楕円形でゴミが入らないようなメッシュ構造になっています。
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Elite 75tは円形、Elite 85tは楕円形だったノズルですが、Elite 10では三角形になりました。
相変わらずサードパーティのイヤピースの事を一切考えていない、独自路線ですね。
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まあ、純正のイヤピースで特に不満が無いので別に良いのですが…。
ペアリングとSound+アプリについて
Jabra Elite 10をケースから取り出すと自動的にペアリングが行われますが、初回はデバイスを勝手に探すので、Bluetoothの設定画面からペリングを行います。
ペアリングが完了するとSound+アプリのインストールを求められるのですが、何故かアプリがインストールされている状態でも「アプリがインストールされていません」というメッセージが表示されました。
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Sound+ではイヤホンの設定の変更や機能の紹介、操作説明を確認する事が出来ます。
Elite 10で追加になったDolby ヘッドトラッキングもこの画面上から行えます。
とは言え、普段音楽を聞く事しかしていないので、ヘッドトラッキングを使う事は無い気がします。
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初期設定を完了させるとこのような画面に遷移し、バッテリー残量の確認やANCの設定、Dolby ヘッドトラッキングの設定、イコライザーなどを弄る事が出来ます。
また、ファームウェアのバージョンは1.3.6で最新でした。
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Jabra Elite 85tとJabra Elite 10の外観比較
という訳で、今まで使っていたJabra Elite 85tとJabra Elite 10を比較していきます。
尚、75tは85tを購入したタイミングで友人に譲ったので手元にはありません。
まずはケースから。
先述しましたが、Elite 10のケースは底面が丸みを帯びており充電端子が付いている事から縦置きは出来ません。
また、幅と高さが少し長くなっています。
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その分厚みは小さくなっています。
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蓋を開いた時の様子はこんな感じ。
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イヤホン本体はこんな感じ。
Elite 85tに比べてElite 10は一回り程小さいです。
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Elite 75tとElite 85tの形状の変化は少なかったのですが、Elite 10は同じフラグシップモデルでもだいぶ違っていますね。
このデザインはミドルエンド機種シリーズの一桁台のEliteシリーズから引き継がれているようです。
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イヤーピースの形状はこんな感じ。
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数日使ってみた使用感について
という訳で、1週間ほど使ってみた感想…とその前にペアリング直後の感想から。
まずペアリング直後は音がかなりカスカスで低域が全然出ていませんでしたが10分程鳴らしていればだいぶ改善し、1時間程経過した頃にはElite 85tに近い音が鳴るようになりました。
ちなみに、「なんとなく音に違和感があるな…」とずっと思っていたのですがDolby Atmosが原因でした。(詳しくは後述します)
Dolby Atmosを切る事で、よりElite 85tに近い音になりました。
音量・音質について
かれこれ20時間程使っている状態ですが、今なおElite 85tよりも若干音が軽い印象があります。
Elite 85tが12mmドライバーを搭載しているのに対し、Elite 10が10mmドライバーになっている影響もあるのかも知れません。
また、ドライバーのサイズが小さくなった影響か、環境音が結構大きめに入るようになった影響か、Elite 85tよりも少し音量を大きくする必要がありました。
音質についてはElite 85tよりも自然な感じというか、曇った感じが減っている気もしますが、環境音が入りやすくなった影響による物なのかなとも思います。
まあ、全体的に音質については特に気になるような事はありませんが、定価換算でElite 85tよりも1万円近く高いと考えるとだいぶ微妙な気がします。
ノイズキャンセリングについて
Elite 10にはANC(アクティブノイズキャンセリング)が付いていますが、Elite 85tよりも更に高性能になった『Jabra アドバンスト ANC』という物が付いており、従来よりも2倍のノイズキャンセリング性能になっているとの事ですが、実際に使ってみるとだいぶ環境音が入ってくるのでANCの性能が高くなったという体感を得る事は出来ませんでした。
具体的に言うと、Elite 85tでは近くを通る車の音程度なら殆ど聞こえず、電車や工事現場のような非常に大きな音もうっすら聞こえる程度だったのですが、Elite 10では車の音はもちろん近くの人の話し声程度なら普通に聞こえてきます。
同じセミオープン型なのに何故こんなに差があるのでしょうかね…。
一応イヤピースのサイズが合ってないのかと思い、Mサイズ以外にもSとLを試したのですが、Sサイズだとスカスカ過ぎて脱落しやすくなってしまいましたし、Lサイズだと圧迫感が大きかった上に別に環境音が小さくなったりはしませんでした。
尚、Elite 85tでは調整する事が出来たANCのレベルがElite 10では調整する事が出来なくなっていました。
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部屋の中で装着していても、換気扇やエアコンの動作音程度は普通に聞こえてくる程度には音が入ってきます。
結構環境音が入ってくるので、電車に乗っていて車内アナウンスを聞き逃すような事は少ない感じがしましたが、没入感はだいぶ悪くなっている感じですね。
個人的にはこれが一番残念でした。
もし、屋外でしっかり遮音したいならElite 85tの方が良いと思います。
外音取り込み(HearThrough)について
最大の設定で使ってみた感じですが、外音取り込みについてはElite 85tよりも明らかにElite 10の方が自然な音で聞き取りやすくなっていました。
普通に耳で聞くよりも遠くの音が鮮明に聞こえる感じがしますが、環境音も結構拾うので近くで大きな音が鳴るとかなり煩いです。
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イヤピースと装着感について
付属のイヤピースはS、M、L、XLの4種類が用意されていましたが、自分はMサイズがちょうど良かったのでMサイズを使っています。
三角形のノズル+イヤピース自体に角度が付いているという特殊な形状になった影響もあって装着感はElite 85tよりも更に良くなっていると思います。
純正イヤピースの装着感はElite 75t<Elite 85t<Elite 10といった感じでした。
尚、Elite 75tは純正イヤピースが微妙で、コンプライのイヤピースに交換していました。
イヤーピースの影響もありますし、本体が少し小型になった事もあり装着感はElite 85tよりも良くなっています。
また、表面のラバーコーティングの影響で掴んだ時に滑りにくくなりました。
遅延について
Bluetoothイヤホンで一番気になる要素が音の遅延ですが、これに関しては動画を見るような用途であれば全然気になりませんでした。
音ゲーとかやる人は気になったりする事もあるのかも知れませんが、自分はそういうゲームをやらないので分からないです。
とは言え、結局使用しているコーディックがAACなのでaptXのような低遅延のコーディックと比べると遅延は大きいはずです。
バッテリーの持ち具合について
毎日通勤中(往復で約2時間版程度)に使っていますが、全く気になる事はありませんでした。
Bluetooth Low Energy対応で、ANCオンの状態の音楽再生時間が6時間、充電ケースで再充電する事で27時間も持つので当然と言えば当然ですが…。
また、仕事中ずっと使っているとどんな感じなのかを試してみました。
仕事中基本的に音楽を聞き、度々ビデオ会議で通話を行ったりしていました。
まず仕事で使用しているMacとペアリングを行い、音声出力と入力でJabra Elite 10を設定します。
マイクチェックを行った感じ、普通のトーンで話しても十分しっかり入力が出来ていたので、入力音量のレベルは真ん中のままにしておきました。
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バッテリー残量100%の状態(ANC ON / Dolby Atmos OFF)で10:05ごろから使い始めて、13:45時時点(3時間40分の使用時間)でバッテリー残量が50%になりました。
このタイミングで1時間昼休憩を取り、ついでにケースに入れて充電した結果1時間でバッテリー残量は100%になりました。
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1時間もあれば50%位は充電出来るみたいです。
それとこのタイミングで「そういやSound+アプリの方で確認した方が正確なバッテリー残量が確認出来るよな」と思ったので、Sound+アプリのキャプチャで撮る事にしました。
13:45頃からも使い始めて18:01でバッテリー残量が50%になりました。
やはりだいたい4時間位で50%になる感じのようです。
そのまま使い続けた結果、バッテリー残量が25%になったタイミングでバッテリー残量低下を知らせるアナウンスが再生、19:42時点でバッテリー残量は20%になりました。
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![](https://i0.wp.com/blog.evolutor.net/wp-content/uploads/2023/11/IMG_7380-82.jpg?resize=1920%2C1280&ssl=1)
という訳で、1時間の充電を行う事で1日仕事で使う事は十分に可能である事が分かりました。
やはりバッテリーの持ち具合は特に問題は無い感じですね。
Bluetooth マルチポイントについて
Elite 10は最大10台までのペアリングが可能で、Bluetooth マルチポイントにも対応しています。
Bluetooth マルチポイントは複数のデバイスに同時に接続る機能で、音をミックスさせるような事は出来ませんが、再生デバイスを最ペアリング無しに瞬時に切り替える事が出来ます。
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ペアリング切り替えは非常にスムーズ且つ自然に行う事が出来ました。
例えばMacとiPhoneに接続している状態でMacで音楽を聞いている状態でiPhoneで音楽を掛けても再生はされませんが、Macを一時停止すればすぐにiPhoneで音楽を聞く事が出来ます。
また、電話に関しては優先されるのかMacで音楽を聞いている最中にiPhoneにかかってきた電話を取るとMacで流れている音楽が一時停止され、iPhoneで電話に出る事が出来ました。
屋外でiPhoneを持ち歩いている状態から家に帰ってきてMacの電波圏内に入ると勝手に接続してくれたりもします。
一度ペアリングさえ済ませてしまえば後は電波を検知したデバイスに勝手に接続してくれるので、非常に便利な機能だと感じました。
Dolby ヘッドトラッキング(Dolby Atmos)について
まずヘッドトラッキングに関しては普通に違和感があって早々に使うのをやめました…。
確かに立体的な音響にはなっているのかも知れませんが、常にスマホを真っ直ぐ見ているのであれば、あっても無くても変わらないですし、別の方向を向くという事は何かしらの理由があって向いているので、それによって音の聞こえる向きが変わるのに違和感がありました。
個人的には立体的というよりも、左右の音量バランスが狂ったような感じに聞こえます。
Dolby Atmos自体は面白くて、たしかに映画館とかコンサートホールみたいな雰囲気が出ます。
ただし、これに関しては音によっては違和感を感じる事もあります。
映画を見るなら基本ONにして良い気がしますが、音楽に関しては聞く音楽による相性の差はかなり激しいと感じました。
ゲームとかも基本OFFの方が良さそうです。
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1つフィルターが掛かったような感じの音になり、個人的には違和感を感じる事が多かったです。
使って数日は面白くてON/OFFを切り替えていましたが、結局今は常時OFFにしています。
総評
自分は家の中ではヘッドホン、外ではイヤホンという使い分けをしているので、イヤホンは外での使い勝手の良さがどうしても重視されます。
またElite 85tを2年ほど使っていた事もあり、そういう用途でElite 10をElite 85tと比較すると間違いなくElite 85tの方が優れていると感じます。
Elite 10はANCの性能が良くなったという点に期待していたのですが、環境音がめちゃくちゃ入ってくるせいでANCの性能向上を体感出来ないというのはもちろん、シンプルな遮音性もElite 85tの方が上なのでElite 10は外で使う製品というよりも部屋の中で使う製品という感じがします。
装着感やペアリング速度、操作性などについては文句無しでElite 85tよりも良かったのですが、それ以上に遮音性が弱くなったのがマイナス要素として大きい気がします。
また、Dolby Atmosは要らないですね…。
やっぱり素の状態の音が良いです…。
という訳で、Jabra Elite 10のレビューは以上になります。
34,800円で購入しましたが、この金額を出すなら当初候補として上がっていたSONY WF-1000XM5、Sennheiser MOMENTUM True Wireless 3を試してみた方が面白かったかなぁ…とは思ってしまいます…。
何ならElite 85tを買い直しても良かった(2023年11月現在は2万円切ってますし)
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ちなみに、Elite 10を聞いた後にElite 85tで同じ音楽を聞くと「やっぱりElite 85tの方が良いなぁ」と感じました…。
慣れかも知れませんが、暫くはElite 85tを手放す事は出来そうにありません…。