SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN APS-C用超広角ズームレンズ SONY Eマウント用を買ってみました

記事作成日：2024年3月12日

SONY Eマウントに適合するカメラレンズ、SIGMA 10-18mm F2.8 DC DNを買ってみました。
尚、本製品はLマウント、SONY Eマウント、富士フイルム Xマウントに対応する製品がそれぞれ販売されていますが、今回購入したのはもちろんSONY Eマウント用の物になります。

今までα6000で使っていたレンズが流用出来るからという理由でα6700を購入したというのも理由としてあるんですが、結局レンズも欲しくなるんですよね…。

こちらの製品はAPS-C用の超広角ズームレンズで、焦点距離は10mm〜18mmとなっています。
また、最短撮影距離が11.6cmと近接撮影能力の高さが特徴です。
また、適合するレンズガード（HAKUBA XC-PRO 67mm / CF-XCPRLG67）も一緒に購入しています。

SIGMA 10-18mm F2.8 DC DNの内容物はこんな感じで、レンズ本体とレンズフード、説明書・保証書類です。

レンズフードはこんな感じで広角レンズらしい短い物が付いています。
基部には複雑な見た目をした接続部が確認出来ますが、実際はワンタッチで着脱する事が出来ます。

レンズ本体はこんな感じ。
レンズカバーとEマウント保護カバーが付いています。

焦点距離を動かすとこんな感じでレンズが伸び縮みします。
10mm（最も広角な状態）ではレンズが飛び出し、18mmの時にはレンズが引っ込みます。

レンズカバーと保護カバーを外した状態はこんな感じ。

とりあえず先にレンズガードを取り付けました。
今回購入したレンズガードはHAKUBA XC-PROという製品で、以前も何度か使ったことがある製品です。
反射率が低く高い透過率のレンズガードで、特に不満も無かったので今回は同じ物を購入しました。

SIGMA 10-18mm F2.8 DC DNに取り付けるとこんな感じ。

尚、レンズガードを取り付けた状態でもレンズカバーはしっかりロックされます。

ロングフードを取り付けるには白い印をあわせた状態で押し込みます。
この状態でグッと押すと小さな音で「カチッ」と鳴り、フードが固定されます。

フードを前後逆に取り付ける場合は矢印を合わせます。
フードを使わない時はこうしておく感じですね。

このレンズを使って撮影するとこんな感じの広角撮影が出来ます。
10mm時はかなり広い範囲を撮影出来ますが、全体的に歪みが発生しています。
この歪みは18mmの時にも起きており、被写体に近づけて撮影すると歪みが強く現れる印象がありました。

尚、10mmの状態では肉眼と近い画角での撮影が可能です。
例えば飛行機の座席に座った状態の写真で、10mmと18mmの差はこれくらいあります。

また、広い範囲を撮れるのでピンポイントで「これ」を撮りたいという感じではなく、全体を撮影したい時に使うのも良いと思います。
例えば18mmでは映り込んでいない手前側の物も10mmではしっかり映す事が出来ます。
※全く同じ位置に立って撮影しています。

建物を撮影するとこんな感じ。
こちらも全く同じ位置に立って撮影しています。

風景を撮影する分にはそこまで歪みは気にならない気もします。

後は、被写体にカメラを近づけての撮影とかも、今まで使っていたズームレンズとは結構違った映りになっていて面白かったです。

こういう超広角レンズは初めて使うので、今後色々な写真を撮って遊ぼうと思っています。

という訳で、SIGMA 10-18mm F2.8 DC DNのレビューは以上になります。