
H.T.G.Basic エコプレジション バイオ BB弾 0.25gと0.28gのレビュー
記事作成日:2025年4月10日
H.T.G.のオリジナルブランド、HTGベーシック(H.T.G.Basic)が発売しているバイオBB弾、エコプレジション バイオ BB弾の0.25gと0.28gを買ってみたのでレビューをしていきます。
Amazonでの販売価格は0.25gが4000発1,680円、0.28gは3500発1,880円です。
尚、H.T.G.オフィシャルショップでは0.25gが1,320円、0.28gが1,540円で購入可能な、比較的安価な価格帯のバイオBB弾となります。

発売から少し経ってしまいましたが、いかんせんBB弾を使う機会が減ってきているので中々新しくBB弾を買うタイミングというのも無かったんですよね…。(BB弾のレビュー自体1年ぶり)
ちょうど手持ちの0.25gと0.28gが無くなったので、今回こちらの製品を購入しました。
エコプレジション バイオ BB弾 PLA配合 サバゲー エアガン 電動ガン ガスガン ライフル マシンガン ハンドガン サブマシンガン スナイパーライフル 対応
エコプレジション バイオ BB弾 PLA配合 サバゲー エアガン 電動ガン ガスガン ライフル マシンガン ハンドガン サブマシンガン スナイパーライフル 対応
パッケージ裏面には製品の特徴として『コストと精度のバランスを追求した、AIRSOFT専用のBB弾』、『天然由来成分のPLA配合素材 石油系プラスチックは使用しておりません』と記載されています。
生産国は中国なので、東京マルイやG&G、BLSなどの台湾系BB弾とは異なる物である事が分かります。

尚、上位グレードとして『UltimateImpact バイオ インパクト BB弾』というシリーズも販売されていますが、こちらは台湾製バイオBB弾になっています。
価格帯もBB弾としては少し高めな部類(東京マルイやG&Gなどと同程度の価格帯)となっています。

こちらはパッケージが樹脂製のボトルになっており、0.20gと0.25gは5000発入り、0.28gと0.3gは1000発入り、0.36g、0.4g、0.43gは500発と、エコプレシジョン バイオBB弾よりもラインナップが多く、弾数が異なるという仕様になっています。

ちなみに、UltimateImpact バイオ インパクト BB弾を使っている友人曰く、「いい感じ」だそうです。
H.T.G.Basic エコプレジション バイオ BB弾を開封するとこんな感じ。
0.25g、0.28g共に色は白色で、乾燥剤などは入っていません。

色と表面の質感について
0.25gと0.28gで見た目の違いは無く、手にとって重さを比べないと違いは分かりません。
色は混ざりっけのない純粋な白色で、表面は光沢感があります。


断面と気泡チェック
弾を真っ二つにして断面の様子と気泡のチェックをしていきます。
ランダムで10発割ってみましたが、気泡は無し。みっちり詰まっています。
断面はサラサラとしており、外側よりも少しグレーがかった色のようです。


尚、若干粘り気のある感じで、粉々に砕けるような事は無く綺麗に割れました。
加熱してワックスを剥がしてみた
BB弾を加熱してワックスを剥がした状態の見た目を確認します。
結果、光沢感は無くなりゲート跡とパーティングラインが出てきました(いわゆるモンスターボール化)。


重量計測
続いて、重量を測っていきます。
ランダムで10発の重量を計測、最大値と最小値、平均値を出していきます。
まずは0.25gから。

- 0.251g
- 0.249g
- 0.250g
- 0.250g
- 0.251g
- 0.250g
- 0.250g
- 0.250g
- 0.250g
- 0.250g
最大重量:0.251g
最小重量:0.249g
誤差重量:0.002g
平均重量:0.2501g
誤差0.002gと非常に安定した重量で、平均も0.2501gと0.25gという重量設定通りの重さになっていました。
続いて、0.28g。

- 0.281g
- 0.282g
- 0.282g
- 0.283g
- 0.281g
- 0.281g
- 0.281g
- 0.280g
- 0.281g
- 0.280g
最大重量:0.253g
最小重量:0.280g
誤差重量:0.003g
平均重量:0.2812g
0.28gの方も誤差0.003gとかなり安定した重量である事が分かります。
重量は全体的にほんの僅かに0.28g以上の重さで安定していますが、0.003g位殆ど気にするような誤差では無いでしょう。
弾の直径誤差について
続いて、いつも通りKSC製と蔵前工房製のBB弾ゲージを使用して弾の大きさを検証していきます。

0.25gの大きさ計測
まずは0.25gから。
KSC製のBB弾ゲージ(5.98mm)で検証した結果、355g中281gが通過、74gが通過しませんでした。
5.98mmよりも大きな弾として計測されたのは全体の約20.8%という結果になりました。
尚、同社製の5.95mmのゲージには1発も通りませんでした。


蔵前工房製のBB弾ゲージを使用した検証はこんな感じで、5.98mmのゲージを通過した弾は355g中344gが通過、11gが通過しませんでした。
5.98mmよりも大きな弾として計測されたのは全体の約3.1%という結果になりました。
尚、5.98mmを超えたサイズで計測されたBB弾を同社製の6.00mmのゲージに通した所、全弾通過しました。


0.28gの大きさ計測
続いて、0.28g。
KSC製のBB弾ゲージ(5.98mm)で検証した結果、501g中440gが通過、61gが通過しませんでした。
5.98mmよりも大きな弾として計測されたのは全体の約12.2%という結果になりました。
尚、同社製の5.95mmのゲージには1発も通りませんでした。


蔵前工房製のBB弾ゲージを使用した検証はこんな感じで、5.98mmのゲージを通過した弾は501g中490gが通過、11gが通過しませんでした。
5.98mmよりも大きな弾として計測されたのは全体の約2.2%という結果になりました。
尚、5.98mmを超えたサイズで計測されたBB弾を同社製の6.00mmのゲージに通した所、全弾通過しました。


0.25g、0.28g共に極端に大きい弾も無く小さい弾も無く、更に殆どが5.98mm未満の大きさと、かなり安定している印象があります。
シューティングレンジで撃ってみた感想
先日、サバイバルゲームフィールド つくばサバゲーランドに行った際にこちらのBB弾をシューティングレンジで撃ってきました。

検証に使用した銃は東京マルイ VSR10、SYSTEMA PTW(Infinity)、VFC FNCです。



VSR10は30mチャレンジ用に内部パーツはほぼ純正パーツを加工した物で調整した物になります。
Infinityを組み込んだSYSTEMA PTWは調子が良いと20mで70mm台、平均95mm程度を安定して出せる精度を持っている物です。
VFC FNCは単に撃ちたかったので持っていっただけです。
VSR10のHOP量はほぼ固定になっている状態(HOP量をあまり大きく弄るとグルーピングが悪化する)なので、0.28gをほぼ真っ直ぐ30m飛ばせる程度のHOP量しか掛ける事が出来ません。
レティクルで狙うとこんな感じで、30mはレティクルのど真ん中、40mは少し上を狙うと着弾する感じの弾道です。


30m先の丸い金属板を外す事はほぼ無く、横風の影響さえ無ければ30発連続で撃って2、3発程度逸れる事がある程度にはまとまっていました。
40mに関しては横風さえ無ければマンターゲットへの着弾は確実、狙っている金属板というか丸鋸にも半分程度は着弾していた感じです。
しっかり狙った所に飛んでいってくれるので、20m先のマンターゲットに開いている小さな穴を抜いて、30m先のマンターゲットに設置されている金属板に当てるという遊びもしていましたが、10発に2発位は抜けてくれる感じで、楽しかったです。


SYSTEMA PTWの方もそこまで強くHOPを掛けられるようなセッティングにはしていないので、40mを狙おうとするとドロップ弾道になりますが、こちらも30m先の金属板に対しては8割程度着弾させる事が出来てしましたし、40mに関しては横風さえ無ければマンターゲットへの着弾は9割程度出来ていた印象があります。
丸鋸の歯への着弾は割と運任せな感じでしたが…。


VFC FNCはまあ、普通です。
特に精度の高い仕様にしたりはしていないというか、ガスブローバックライフルでエアーコッキングガンや電動ガンで行うような精密射撃は不可能なので、精度についてはノーコメントとします。
ただ、変な弾道が発生するような事は無く、普通にサバイバルゲームで使えるレベルの性能はあると感じました。
この日は0.25g、0.28gそれぞれで200〜300発程度ずつ撃ちましたが、全体的に弾上がりやフライヤーなどの問題は無く、弾道は非常に素直で安定している感じでした。
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