
VFC FNCのマガジンをユニバーサルエルボを使って外部ソース化しました
記事作成日:2025年5月9日
VFC FNCのマガジンを加工して外部ソース化しました。
VFCのM4/HK416系マガジンは注入バルブがマグウェル内に隠れるタイプなので、普通に注入バルブにプラグを取り付けて外部ソース化させる事が出来ません。
なので一旦マガジンを分解し、穴を開け、タップを立てます。
尚、タップを立てる位置はマグウェルと干渉しない位置、かつマガジン内のガスタンク部につながる位置に開ける必要があるので注意が必要です。
ちゃんと場所を確認してから穴を開けましょう。


また、タップはM5x0.8(タニオコバ規格注入バルブ互換)にしています。
このピッチは海外製マガジンの多くで採用されている物なので、持っておくとなにかと便利です。(独自規格の海外仕様注入バルブをタニオ・コバ規格に変え、国内仕様にして使う事が出来る)


ヤマワ Iシリーズ スパイラルタップ ISP-M5X0.8-BP
また、今回はプラグ+カプラーを使った物ではなくマガジンから直接ホースを伸ばす仕様を考えています。
その為、こちらのユニバーサルエルボを用意しました。
PISCO POL-M5Mです。



非常にコンパクトなユニバーサルエルボで、チューブとの接続部はフリーで回転します。
尚、最高使用圧力は1.0MPaなので、エアソフトガンで使うには十分なスペックを持っています。
ユニバーサルエルボをマガジンに取り付けるとこんな感じ。
六角ネジを締め込み、付いているゴムリングでしっかり気密が取られるようにガッチリ固定します。

取付部はこんな感じ。
ちゃんと回転させる事も出来るので、ホースの取り回しは良さそう。


また、注入バルブの所に設置しているので注入バルブもそのまま使えます。
その為、逆止弁を付けてガスの逆流を防止するか、ボールバルブを取り付けてガスが漏れないようにするか、ユニバーサルエルボを取り外してネジなどで蓋をする事で普通のリキッドチャージ式マガジンとして使用する事も出来ます。(意味無いですが、注入バルブを2個取り付ける事も出来ます)


とりあえずサンプロの外部ソースレギュレーターを取り付けて気密チェック。

結果、特に問題無くVFC FNCの動作も問題ありませんでしたが、もともと自分のVFC FNCはアツアツのマガジンで動かす想定で調整していたので、0.5Mpa駆動だとかなりもっさり気味になり、ボルトもフルストロークしてくれませんでした…。
サンプロのレギュレーター(0.5Mpa)での動作は夏場のフロンガスよりもガス圧低いですからね…。
ちなみに、VFC FNCのマグウェルにマガジンを挿すとこんな感じで、トリガーガードの下にホースが付いている感じのレイアウトになります。


という訳でVFC FNC用マガジンの外部ソース化は以上になります。
とりあえず、直近で使いたかったのがVFC FNCだったのでこれを外部ソース化させましたが、同じ方法で他のマガジンも外部ソース化出来ますね。