
EoTech552サイズのBushnell ホロサイト(52タイプ)を買いました
記事作成日:2025年5月23日
Bushnellホロサイトの52タイプを中古で購入しました。
こちらは現行モデルにも存在するEoTech552の原型にあたる、単三電池2本を使用する長いタイプで、EoTech名義だと『EoTech 502』という製品名になります。


尚、今のところリフレックスタイプの初期型である50タイプの他に単5電池2本仕様の51タイプ(これはEoTech名義なのでEoTech 520ですが…)も持っているのでこれで3台目です。
後は宇宙船みたいなデザインのXLP(53タイプ)が手に入れば実質コンプリートかな…。

バッテリーボックスはこんな感じで、レバーを起こしてロックを解除、取り外す事が出来ます。


バッテリーケースの裏側には電池の挿入向きが記載されています。

本体側のゴムは表面が白っぽくなっていて軽く劣化している程度な感じですが、内側に関しては接着されているはずのゴムが剥がれてしまう状態でした。(弾性もちょっとぶよぶよ気味で少し加水分解が始まってそう)


ハウジング左側にはBushnell HOLO Sightのロゴとレーザーに関する注意書きのシールが貼られているだけ。
右側にも同様のロゴが入っており、エレベーションダイヤルとウィンテージダイヤルが付いています。


輝度調節ボタンはこんな感じ。
上を押すと電源ON、上下同時押しで電源OFFです。

底部はこんな感じで、20mmレールにクランプして取り付ける仕様のマウントが付いています。

製造年月は2005年3月。
ちょうど20年前の製品ですね。

対物レンズ側と接眼レンズ側はこんな感じで、対物レンズはハウジングとほぼツライチ、接眼レンズはハウジングの奥まった位置に付いています。


レンズコーティングと劣化具合はこんな感じ。
対物レンズは特に問題無しですが、接眼レンズ側にはそれなりにしっかりアメーバが出現しています。


覗くとこんな感じ。

レティクルを点灯させるとこんな感じ。
ホロサイトといえばこのレティクルですね。

ホロサイトのコーティングの劣化(アメーバ)によって起きる問題として、レティクルが薄くなる、少し滲むという事がありますが、本製品は滲むのみでした。
これなら、レティクルをアメーバに重ねないと起きない問題ですし、滲んでいたとしても狙う事は全然出来ますが…。

像の歪みとパララックス比較
という訳でいつも通りの歪みとパララックスを検証していきます。
2.5m先のモニターを覗いてみた感じ、歪みは一切無し。(ホロサイトは凹凸系のレンズが使われていないので歪まないのは当然と言えば当然ですが…)

視点を上下左右に動かすとこんな感じで、パララックス量は許容範囲内の円に収まっています。(この円自体、ホロサイトを基準にしているので必然ではありますが…)

EoTech 552との比較
Bushnell 52系の派生形であるEoTech552と比較していきます。
大きな違いはシールドの有無ですね。それ意外はかなり良く似ています。

前側はこんな感じで、細かい差としては樹脂の材質の違いと、バッテリーボックスのレバーが操作しやすいように少し短く+先端が曲がっているのと、窪みが大きくなっています。

後ろ側はこんな感じで、ボタンの形状が変更されている事が分かります。

エレベーションダイヤルとウィンテージダイヤルはこんな感じで、レイアウト含めて特に変化無し。

EoTech 552に付いているカバーを外すとこんな感じで、更に見た目が近くなります。


ハウジングの前後はこんな感じ。


Bushnell 52にEoTech 552のカバーを取り付ける事で、かなりそれっぽくなります。(カバーを固定するネジ穴が無いので、固定は出来ませんが…)

