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【デジタルナイトビジョン】BCDYH デジタル暗視単眼鏡 1-10倍光学ズームのレビュー

記事作成日:2025年6月26日

久しぶりにデジタルナイトビジョンでも買ってみようかと思い、Amazonで『BCDYH デジタル暗視単眼鏡 1-10倍光学ズーム 1080P 昼夜ビジョンスコープ 350m 狩猟用コンパクト単眼鏡』という名前で売られているデジタルナイトビジョンを買ってみました。(購入自体は2ヶ月前で、長らく放置されてました)

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尚、本製品はAliExpressでも同じ物が存在しています。(値段は何故かAliExpressの方が高い)

ちなみに、自分が購入したAmazonで売られている6400円の物が一番安く、色々なブランドで同じ製品が色々な値段で販売されています。(ぶっちゃけこんなのに1万も出す必要無いです…なんなら6400円でも高い)
まあ、これもAmazonあるあるですね。

という訳で、『BCDYH デジタル暗視単眼鏡 1-10倍光学ズーム 1080P 昼夜ビジョンスコープ 350m 狩猟用コンパクト単眼鏡』のレビューをしていきます。
このようなパッケージで届きました。
モデル名としてはNVP10というようですね。

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内容物はこんな感じで、デジタルナイトビジョン本体とUSBケーブル、説明書、品質証明書などになります。

USBケーブルは充電用で、USB-A to USB-Cです。

説明書はこんな感じで、各部の説明とボタンの説明、操作方法、スペックなどが英語で記載されています。

センサーは1080PのCMOS、暗視可能な距離は320ヤード(292.608m)、デジタルズームが1-10倍、SDカードは8〜128GBまで対応、LEDディスプレイは1.54インチ(解像度は不明)といった感じのスペックです。

という訳で、本製品の外観を見ていきます。
まず、見た目からして特殊な形をしています。
かなりコンパクトで、本体上部には角みたいなのが生えています。

対物レンズ側はこんな感じで、中央に非常に小さなレンズが付いています。
スマホのカメラに採用されているようなサイズ感のレンズですね。

この部分は別の光学機器の接眼レンズに取り付ける為のアタッチメントになっており、フチを回す事でクランプを開いたり閉じたりする事が出来ます。

一応、スコープの接眼レンズに取り付ける事が出来ますが、アイレリーフを確保出来ないのでこのまま使う事は出来ません。
おそらくスポッタースコープや単眼鏡などのアイレリーフが非常に短い製品と組み合わせる想定なのでしょう。

ハウジング上部に付いている角はIRイルミネーターです。

このIRイルミネーターの後ろ側には4つのボタンが並んでおり、左から順に△、IR、電源、▷といった物が並んでいます。

これらのボタンは意図的なのかは分かりませんが、それぞれ高さが異なっています。
IRのボタンが一番大きく飛び出しており、次に△、次が電源、一番低いのが▷ボタンといった感じになっています。

ハウジング右側にはUSB-CコネクタとmicroSDカードスロット、LEDインジケーターが付いています。

ディスプレイはこんな感じで、四角い1.54インチディスプレイが付いています。
レンズなどは付いておらず、そのままディスプレイを直視する仕様になっています。

電源を入れると『WELCOME』と表示され、電源をOFFにすると『GOOD BYE』と表示されます。

こんな感じで画面上のドットがしっかり映る事からディスプレイ解像度はそんなに高くない気がします。
少なくともセンサー解像度である1080Pほどの解像度は無いでしょう。(そもそもディスプレイの縦横比が16:9ではなく正方形に近いです)

ちなみに、電源を投入するとLEDインジケーターが青色に光ります。
また、SDカードを挿入していない状態で起動すると最初、『SDカード入ってないよ』的な物と思われるメッセージが表示されます。(中国語はわからん…)

画面上のUIとしては右下にバッテリー残量表示、中央にレティクルが表示されているだけのシンプルな物です。
画面表示はカラーです。

IRイルミネーターを点灯させると、画面が白黒になり、近くを映すとめちゃくちゃ明るくて白飛びした像になります。
また、IRイルミネーターの波長は不明ですが、カメラでも肉眼でもしっかり視認出来る事から700〜800nm位なのかなと思います。
輝度がかなり高そうなので、直視するのはやめた方が良さそうです。

1.5m程度の距離からパッチを貼ってるパネルをの覗いた様子です。

部屋が明るい状態
部屋が暗い状態
IRイルミ点灯時

続いて、SDカードを入れていきます。
とりあえず32GBのmicroSDカードを入れます。
SDカード少し飛び出した状態で刺さり、抜く時は押せば抜けます。

SDカードを入れた状態で電源を入れると画面左上に録画時間が表示されます。
録画開始はボタンを押すのではなく、電源を入れたら勝手に録画されます。
録画だけを止める手段は無さそう…。

撮影した様子

どんな感じで撮影されるのかを見ていきます。
尚、実際の画面表示よりも撮影された映像は大きく、画面上では見切れてしまっている所もしっかり映っていました。
また、画面で見るよりも画質は良いですね。

尚、録画データの右下には日付が表示されています。(合わせていないですし、合わせ方もよく分からない)

まずは明るい屋内での様子。
明るくてもIRイルミネーターを点灯させると白黒表示になります。

暗い状態のIRイルミネーターOFF/ONはこんな感じ。

尚、IRイルミネーターをONにした瞬間は一瞬画面が真っ赤になります。
これはIRフィルターがカメラに被る前にIR光がそのままCMOSセンサーに当たる為、このような見え方になるのだと思われます。

夜の屋外での様子はこんな感じ。

この距離だと流石に白飛びし過ぎてまともに何が映ってるのか確認出来なかったので、もう少し距離を離してみました。
少なくとも被写体から20m位は離さないと白飛びしちゃう感じです。

ちなみに、普通のカメラとして使うとこんな感じです。
単純に画質の低いカメラって感じですね。

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