エボログ

GoPro用の外部バッテリーとして、ELECOM EC-C15BK 15W 5000mAhモバイルバッテリーと、CIO USB-C シリコンケーブルを購入しました

記事作成日:2025年10月8日

GoPro HERO 10 BLACKは純正バッテリー使用状態で30分程度撮影しているとオーバーヒートしてしまって動作を停止してしまいます。
高解像度であればある程オーバーヒートになる時間は短く、経験上4K撮影だと長くても20〜30分程度の連続撮影(夏場だと10分、15分程度で落ちる事もある)、解像度を落とした2.7Kでも40分持てば良い方という問題があります。

この問題があるので、最近はオーバーヒートが起きにくいDJI Action5 Proを愛用してるんですがね…。
今回はGoProじゃないと駄目なんです…。

普段、GoProを使う際は10〜15分程度連続撮影出来れば十分だったのでそこまで大きな問題としては捉えていなかったのですが、今度50〜60分程度の連続撮影を行いたい機会があり、オーバーヒート対策として外部バッテリーを使ってみる事にしました。

という訳で、今回買ってきたのはELECOM EC-C15BK 15W 5000mAhモバイルバッテリーと、CIO USB-C シリコンケーブルです。
ケーブルは正直何でも良かったのですが、短いケーブルの手持ちが無かったのでついでに購入した感じです。

ELECOM EC-C15BK 15W 5000mAhモバイルバッテリーについて

ELECOM EC-C15BKは幅89.5mm、高さ60.5mm、厚さ13.2mmと非常に小型なポータブルバッテリーで、重量も110gと軽量なのが特徴の製品です。
内容物は説明書とバッテリー本体のみ。

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出力は15W、入力は14W、バッテリー容量は5000mAhの製品になります。

こんな感じのシンプルなデザインのモバイルバッテリーで、ELECOMのロゴが下側に小さく入っています。

小型・軽量を売りにしている製品なだけあって機能は非常にシンプル
充放電用のUSB-Cコネクタ1口と、バッテリー残量を表示するインジケーター、電源ボタンのみ配置されています。

インジケーターは側面のボタンを押す事で、4つのLEDでバッテリー残量を確認する事が出来ます。
全部が点灯している状態はバッテリー残量75%以上、3つで75%未満、2つで50%以下、1つで25%以下となっています。
また、使用中と充電中はインジケーターが点灯状態になります。

CIO USB-C シリコンケーブルについて

一緒に購入したUSB-CケーブルはCIO製のシリコンケーブルです。
非常に柔らかく、良い手触りが特徴のケーブルで、折り癖や巻き癖がつきにくく、断線しにくいのが特徴の製品になります。

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コネクタ部はこんな感じで、両方ともUSB-C端子になっています。
データ転送速度は最大480Mbps、PD240Wに対応しています。

ケーブルを束ねるバンド(こちらもシリコン製)が付いています。

GoProへの取り付けと撮影可能時間について

という訳で、GoPro HERO 10 Blackに繋ぎました。
コネクタ類は防水では無いので、GoProの防水性は損なわれるので注意が必要です。

バッテリーを抜いた状態でも、ちゃんとモバイルバッテリーからの電力供給で起動出来ました。
数十分程度の撮影で試した限りですが、電力消費量が高そうな高設定(5.3K/60FPSや4K/120FPS/2.7K/240FPS)でも特に問題無く撮影する事が出来ていました。

という訳で、実際にどの程度連続撮影出来るのか、室温27度の屋内で試してみました。
尚、動画の設定は2.7K/60FPS、狭角・HyperSmoothオフと負荷はそんなに高く無い状態にしています。(実際にこの設定で撮影する想定なので、その想定で検証)

ちなみに純正バッテリーだとバッテリー切れよりも先にオーバーヒートで撮影が終了してしまい、23分の撮影しか出来ませんでした。(バッテリーは半分近く残っている)

尚、バッテリーを入れた状態でモバイルバッテリーを繋げて撮影を行うと、充電しながら使用する事になり、物凄い速度で発熱、10分程度で強制終了した上に冷めるまで再起動すら出来なくなりました。
基本的にモバイルバッテリー使用中はバッテリーは入れないほうが良いと思います。

では5000mAhのモバイルバッテリーを使って外付けバッテリー化させた状態で撮影するとどうなったのかと言うと、1時間11分の撮影が出来ました。
純正バッテリー駆動の3.2倍の時間、録画する事が出来ました。

想定している時間分の撮影がしっかり出来ている事に安心。

尚、GoProは長時間の動画を撮影すると動画ファイルが分割されて保存されます。
この通り、撮影された動画は約4GBごとのファイルで6分割されています。(動画が分割されて保存されるのはGoProの仕様)

尚、ELECOM EC-C15BKのインジケーターは1つ消灯していたので25%以上はバッテリーを消費していた事が分かります。
純正バッテリーが1720mAhで1時間程度の撮影が出来る事を考えると、バッテリーの消費量は内蔵バッテリー使用時よりも若干少ないかほぼ同等かと思われます。

5000mAhで3〜4回は1時間の動画が撮影出来る事が分かったので、とりあえず一安心。

という訳で、今度はこういう構成で夜戦の連続撮影をしてみる事にします。(雨が降らなかった場合に限りますが…)
このナイトビジョンゴーグルの接眼レンズに取り付けるマウントの仕様上、GoProを使う必要があったんですよね…。(PVS14接眼レンズ用GoProマウントに関する記事はこちら

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