
VFC/Umarex H&K HK33 GBBの分解レビュー
記事作成日:2026年4月23日
以前開封レビュー記事を書いたVFC/Umarex H&K HK33 GBBを分解していきます。
という訳で、まずはピンなどを外す事で分解出来る所からスタートします。
尚、本製品のストックピンやレシーバーピンなどはかなり硬く、手で抜く事は困難でピンポンチがあった方が良いです。

フロント周りの分解
レシーバーを外すとマガジンキャッチが脱落するので、とりあえず先に外しておくのが良いでしょう。

アウターバレル先端部はガスブロック部にネジ止めされており、アウターバレルとグレネードランチャー装着用のリング(ダミーランチャーリングウェア)部に分離させる事が出来ます。
尚、こちらのリングは出荷時点で前後逆向きに装着されてしまっていたそうで、VFCのFacebookアカウントでアナウンスされています。
自分は分解前に前後位置を戻しています。

続いて、レシーバーに付いているネジを外します。
その後、アウターバレルをレシーバー内側に押し込む事でアウターバレルを取り外す事が出来ます。
どうやら本製品のアウターバレルはこの1本のネジだけで固定されているようですね。


アウターバレルとチャンバーの分解について
続いて、レシーバーから取り外されたアウターバレルを見ていきます。

まずはチャンバー基部にねじ込まれているアウターバレルを取り外します。
アウターバレル先端にはレンチを差し込む為の窪みが設けられていますが、強く握れば手で回せる程度には緩く固定されていました。

続いてHOPダイヤルを外します。
HOPダイヤルの内側にはこのように細かな凹凸とHOPアームが入り込む窪みが付いています。


チャンバーからHOPダイヤルを外した後、2本のネジを外す事でチャンバー自体を開く事が出来るようになります。


チャンバーに付いている銀色のHOPアームに関してはチャンバーに圧入されているのかと思える程ガチガチに固定されており、取り外すのにピンポンチが必要でした。
こんなに硬くする必要は無いと思うのですが…。
尚、HOPアームはHOPパッキンを面押しする形状になっています。


インナーバレルからHOPパッキンを取り外します。

インナーバレルはアルミ製で黒色のアルマイトが施されています。
HOP窓の大きさは大きめなタイプ、側面の溝はいわゆるGBBバレル互換形状になっています。
まあ、VFC製GBBでよく採用されている形状のインナーバレルです。


HOPパッキンは黒色の比較的柔らかめな物が組み込まれています。
硬度としては60度程度でしょうか。
HOPの突起は最近の同社製品でよく採用されている面長押し仕様になっています。



ボルトの外観と分解について
HK33のボルトはこのような形状をしています。
レシーバーによって隠れる部分もしっかり形状が再現されており、エキストラクター部もちゃっかり別パーツ+色分けされていてリアルになっています。


ボルトの重量は180gと、見た目の割にかなり軽いです。

という訳で、こちらのボルトを分解していきます。
まず、ボルトの先端に刺さっているパーツを外します。
このパーツはスチールで出来ておりこれだけで58gの重量があります。


続いて、ボルト後部に付いているローディングのリターンスプリングを固定しているネジと気密取り用のOリングを取り外します。
その後、ボルト底部に付いている+ネジを外し、ボルト後部の蓋を外します。


尚、ボルト後部の蓋はネジロックが施されているようで少し硬いですが、ローディングノズルを分解するのにこのパーツを外す必要があるので外しました。
続いて、ローディングノズルをボルトから外すのに、まずはローディングを分解します。
ローディングを前側に引っ張り出し、側面に刺さっているピンを抜きます。
尚、このピンは左側にローレット加工が施されており、抜く方向が決まっているので注意が必要です。

これでローディングノズルをボルトから取り外す事が出来ます。
ローディングノズルの前側はボルト前側から、後ろ側は先程外したボルト後部の蓋側から外します。
変わった分解方法ですね。


ローディングノズルの前側からフローティングバルブを外します。
HK33のフローティングバルブはVFC製GBBではおなじみとなっているNPAS仕様になっており、出荷時点でかなり発射側のガス流量が絞られている状態になっていました。


ローディングノズル後部、ピストンヘッド側はこんな感じ。
中央にガスが流れる仕様になっていますが、この部分にバリが出ていました。
もっとも、動作に影響を及ぼすような物では無いとは思いますが、組立時に削っておこうと思います。


ピストンはガス圧によってOリングが開く、穴空き仕様になっています。

ボルトからローディングなど諸々のパーツを外した状態の重量は87gでした。
手にとって見ると「この大きさの塊がなんでこんなに軽いの?」と思える程軽いです。

リコイルスプリングの分解も行おうと思っていたのですが、圧入されたピンを抜く必要があり面倒だったのと、分解をしても単にスプリングが外れるだけで特に成果も無さそうだったので当記事では分解は行いません。

尚、リターンスプリングを分解するには前側、後ろ側どちらでも良いので2本のピンを抜けば外れると思われます。


ロアレシーバーの分解
最後にロアレシーバーを分解していきます。
まず、セレクターレバーをSAFEの状態から更に後ろ側に回します。
これでロックが外れ、セレクターレバーを取り外す事が出来ます。


セレクターレバーはスチールプレスのレバー部とスチール削り出しのシャフト部がくっついた状態になっています。
クリック感を出すプランジャー部も板バネのテンションで行われており、かなりリアルな構造になっていると思います。

セレクターレバーを取り外すと、ロアレシーバーからトリガーボックスを取り外す事が出来ます。


トリガーボックスはこんな感じで、かなりリアルに作り込まれています。
同社のMP5の頃からトリガーボックスの形状はかなりリアルでしたが、本製品も変わらずよく出来ています。


トリガーボックスの分解
最後にトリガーボックスを分解していきます。
外す順番は正直なんでも良いと思います。
分解手順は大きく分けて2種類の方法があり、
- トリガーボックスを固定しているネジを外して、トリガーボックスを開いてから中身のハンマーやシアー、トリガーなどを外していく
- トリガーボックスはそのままで、ピンを抜いて中身のハンマーやシアー、トリガーなどを外していく
といった感じだと思います。
今回はトリガーボックスを開くのは一番最後にし、中身のパーツを外していく2番の方法で分解していきます。
まずはエジェクターレバーを外します。
エジェクターレバーのデザインはかなりリアルな見た目をしており、特徴的なテクスチャが付いています。


続いて、ハンマーを外します。
ハンマーを固定しているピンを抜いた後、ハンマーを倒しながら押し込み、90度回転させると簡単に取り外す事が出来ます。


尚、昔のVFC MP5 GBBは亜鉛ダイカスト製のハンマーで折れやすかったのですが、本製品はスチール製になっています。


続いて、ローラーシアーキャッチASSYを取り外します。
こちらはスムーズに動作させる為のローラーが付いているシアーで、シアー本体とハンマー、トリガーシアー下部に配置される樹脂製ローラー部に分離させる事が出来ます。



続いてフルオートシアー、トリガーシアー、トリガー、トリガースプリングを外します。
トリガーもしっかりスチールで出来ています。


次に、トリガーボックス自体を分解します。
本製品のトリガーボックスは4本のネジで固定されているのですが、うち1本、バルブノッカーが設置されている部分に付いているネジだけ削られているので、組み立てる際にはネジを間違わないように注意が必要です。


トリガーボックスを開いた様子はこちら。
ハンマー周りとバルブノッカー部にしっかりグリスが塗布されている事が分かります。

バルブノッカーはこんな感じです。


という訳で、これでVFC/Umarex H&K HK33 GBBの分解は以上になります。
調整しながら組み立てをしていきますが、本製品はファスガン専用機にしようと思っているので、予めBB弾の発射機能は無効化して組み上げていこうと思っています。
