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NOVUS製2000ルーメン/60000カンデラ フラッシュライト、T32 VERTHANDI Professional Tactical Flashlight(TL-02-HA)のレビュー

記事作成日:2026年5月21日

『NOVUS T32 VERTHANDI Professional Tactical Flashlight(TL-02-HA)』を三山商事株式会社様よりお送りいただいたのでレビューしていきます。

【注意】本記事は2024年11月に寄稿した物で、諸事情により公開が延期されていた物になります。
現行品との差は無いと思いますが、1年半前の情報になりますのでご了承下さい。

本製品はルミナス製のSFT40高輝度LED素子を使用しているフラッシュライトで最大2000ルーメン、60000カンデラの光束、光度があり、最大照射距離は490mになります。
外装は6061-T6アルミニウムのCNC削り出し、表面処理にはType3ハードアノダイズドが施されています。

また、IP68の防水性と2mからの落下耐性があります。

内容物はこんな感じでライト本体と形状違いのテールカバー(ガード付きテールカバー)、Oリング2個、CR123A電池用スペーサー、ストラップ、説明書です。

説明書は日本語(裏面は英語)で記載されており、基本的なスペックや操作方法、保証について記載されています。

ご依頼主の三山商事株式会社様より、

本製品はSurefire6Pの正統な後継機を目指して設計されましたので、デザインコンセプトはクラシックな6Pを意識しつつ、最新技術を取り入れ、使いやすさに繋がる改良を加えました。

6P用の外装アクセリーが流用可能です(例えばヘッドのキャップ・フィルターやリングクリップ・マウントなど)。また、付属のガード付きのテールキャップを装着すると、ライトをつけたまま立てて(間接照明として)使えますので、いざという時に便利です。

とのご連絡を頂いております。

外観レビュー

という訳で、NOVUS T32 VERTHANDI Professional Tactical Flashlight(TL-02-HA)の外観を見ていきます。
全体的にゴツゴツしたデザインのライトで、各所の凹凸とローレット加工によりしっかりしたグリップ力があります。

ライトのベゼル先端にはガラスなどを砕くのに使えるスパイクが付いています。
3箇所にある突起の中央部に非常に硬い材質の突起(ジルコニアセラミック製のボール)が付いています。

これらは普段衣服などに引っかかる事はありませんが、強力なガラスブレーカーとして使用可能となっています。

バルブのミラーはシボ付きのタイプです。
中央にLED素子(ルミナス SFT40)が1つ付いています。

ベゼル外周にはヒートシンクが付いており、高温注意のロゴが印字されています。

中腹部は削り込まれており、そこにメーカーロゴと製品名、シリアルNOが印字されています。

ポケットクリップはこんな感じで本体に傷がつかないように熱収縮チューブが巻かれています。
使う時はカッターナイフで切って外す感じでしょうね。

ボタン側はこんな感じ。
テールキャップから大きく飛び出しているラバー製のボタンで、カチカチとしたクリック感があります。
いわゆる押し込んでる間点灯するタイプではなく、押す事で点灯・消灯が切り替わるトグルスイッチです。

ベゼル側、もしくはボタン側を外す事で中に入っているバッテリーを抜く事が出来ます。
付属のバッテリーは16850型のUSB-C充電仕様です。

バッテリー(NOVUS NT35)について

NOVUSブランドのバッテリーで、名前はNT35。
USB-Cの入力は5V/1.5A、バッテリーの容量は3500mAh、電圧は3.6Vです。

接点部はこんな感じ。
+側の接点は少しだけ飛び出しており、-側はシンプルな平らな面になっています。

充電中はインジケーターが赤色に点灯し、満充電になると緑色になります。
緑色に点灯している状態で暫く放置するとインジケーターが消灯します。

尚、USB−C充電仕様なので、18650用充電器は使えない可能性があります。
基本的には電池側のUSB-C端子を使って充電した方が良いでしょう。

また、保護回路や端子の兼ね合いで、保護回路付きの18650よりも更に長くなっています。
※Keeppowerの18650バッテリーでも使う事は可能でした。

尚、付属の透明スリーブを使う事でCR123Aを使用する事が出来るようになります。
CR123Aを使う場合、2本必要になります。

テールキャップについて

テールキャップを交換した状態はこんな感じ。
標準のテールキャップはシンプルな形状ですが、付属のテールキャップはボタンを保護する為の突起と、ストラップを取り付ける為の穴が付いている感じです。

標準のテールキャップ
付属のテールキャップに交換した状態

付属のテールキャップに交換した状態のボタン側はこんな感じ。
少しスイッチは押しにくくなりますが、こっちの方が誤爆は防げますね。

ポケットクリップを外した状態について

本製品には服や装備に引っ掛けてライトを保持する為のクリップ、『ポケットクリップ』が標準装備されています。

このクリップを外して使う事も可能で、クリップを外して使う場合、隙間を埋める為のOリングを取り付けます。

ポケットクリップを外した状態の見た目はそれぞれこんな感じ。

標準のテールキャップ
付属のテールキャップ

ストラップを取り付けた際の状態について

本製品にはODカラーのナイロンストラップが同梱されています。
このストラップをライトに取り付け、手首に巻いて使う事も可能です。

このストラップを取り付けるには突起が付いている、付属のテールキャップに交換す必要があり、このテールキャンプにストラップを取り付けるとこんな感じになります。

ライトを点灯させた際の様子とモード切り替えについて

ライトを点灯させるとこんな感じで、近くで見るときれいな円ではなく歪んだ形になっています。
これはライトヘッドの形状による物になります。
横向きに照らすと放射状に程よい角度で光が広がっている事が分かります。

本製品の輝度はHIGH、MIDDLE、LOWの3段階で調整が可能です。
それぞれ「ドミネーションモード」「スタンダードモード」「エンデュランスモード」と説明書では記載されています。

ドミネーションモード
スタンダードモード
エンデュランスモード

ドミネーションは2000ルーメンで最大輝度のモードになります。
スタンダードモードは600ルーメンエンデュランスモードは25ルーメンになります。
また、ストロボモードもありこちらは2000ルーメンになります。

スイッチの操作やストロボモードの操作はこんな感じになります。

尚、それぞれの照射モードでバッテリーの持続時間が変わります。
ドミネーションモードでは2000ルーメンが1.5分程度、それ以降は1000ルーメンになり1.2時間程度バッテリーが持ちます。
スタンダードモードでは輝度の変化は無く2.2時間、エンデュランスモードも同様に輝度の変化は無く60時間持続します。

モードの切り替えはボタンの連打によって行います。
最初は説明書を見ながら操作をしないと混乱する程度には少しややこしい切り替え方法になっていますが、一度覚えてしまえば切り替え自体はそこまで問題にはならない感じでした。

ライトオフの状態から、スイッチを軽く連打する回数に応じてライトの明るさが変わります。

  • 軽く1連打:ドミネーションモード
  • 軽く2連打:スタンダードモード
  • 軽く3連打:エンデュランスモード
  • 軽く2連打+強く1回押し込み:ストロボモード

尚、デフォルトではスイッチオンでハイモードとなりますが、5連打+長押しで、ローモードに変えられ、再度同じ操作をする事でハイモードで点灯します。

屋外で照射してみました。
光の色味はかなり白っぽい感じで中央付近が非常に明るく周囲に程よい明るさの光が拡散していっている感じです。

ベゼルの発熱について

非常に高輝度なフラッシュライトなので、使用中のベゼルは暖かくなります。
室温18度、ベゼルの温度が21度の状態でライトを点灯させた所、30秒程度で28度、1分で36度、2分後には47度になりました。
尚、あまりにベゼルが熱くなりオーバーヒート状態になると自動でカットオフされる安全機構が備わっているとの事です。

フラッシュライトをこんな感じで常灯するシチュエーションは無いと思いますが、50度近くまでは普通に暖かくなっていく感じですね。

SureFire G2Xとのサイズ感の比較について

SureFire G2Xとサイズ感を比較してみます。
サイズ感はほぼ同じで、若干NOVUS T32が長い感じです。

バルブヘッドのサイズはほぼ同じ。
ボタンはG2XよりT32の方が一回りほど大きいです。

Olight製フラッシュライト2製品と照らした時の様子比較

Olight ODIN 2000ルーメン タクティカルライトとOlight WARRIOR X 4 2600ルーメンハンドライドの2製品と比較してみました。
すべて2000ルーメンオーバーの非常に高輝度なフラッシュライトです。

まずは光り方についての比較から。
左からODIN、WARRIOR X 4、NOVUS T32です。

並べてみると色の違いがよく分かると思いますが、ODINが黄色、WARRIOR X 4が青白色、NOVUS T32が黄色+紫色みたいな感じで光の色味が異なっている事が分かります。
ODINとNOVUS T32が暖色系の光といった感じですね。

また、拡散具合も結構違っている事が分かると思います。
ODINは中央も明るいですが周囲もかなり照らせているのに対し、WARRIOR X 4とNOVUS T32はスポットが狭く指向性の高い光である事が分かります。

ODIN
WARRIOR X 4
NOVUS T32

遠くを照らした時の様子を見ていきます。
ODINは広範囲を照らす都合上手元から明るいですが、WARRIOR X 4とNOVUS T32は数メートル先から明るくなる感じです。
尚、最奥までしっかり照らせているのはWARRIOR X 4の方で、これは単純な明るさの強さによる物でしょうね。
実際、ODINとNOVUS T32は同じ2000ルーメンで遠くの明るさもほぼ同じ感じでした。

ODIN
WARRIOR X 4
NOVUS T32

という訳で、NOVUS製2000ルーメン/60000カンデラ フラッシュライト、T32 VERTHANDI Professional Tactical Flashlight(TL-02-HA)のレビューは以上になります。