RETRO ARMS CNC Split gearbox Ver.2とBTC Chimera MK2 FET for V2 GearboxをM4に組み込んだ
記事作成日:2015年7月22日
Vショーで購入した「RETRO ARMS CNC Split gearbox Ver.2」とG.A.Wオンラインショップで購入したBTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxを例のM4に組み込んでみました。
という訳で、まずはシム調整と初速調整です。
BTC Chimera含め、基本的にFCUを搭載した状態の調整作業はハイリスク過ぎるのでやらない方が良いです。
万が一位、ギアが噛みこんで動かなくなってしまったり、ピスクラを起こしたりした場合、何万円もするFCUが破損してしまう可能性があるので「確実に動く」という確証を得てからFCUを組み込むのをおすすめします・・・。
そんなこんなで調整をしていたのですが、やっぱりRETRO ARMS CNC Split gearbox Ver.2は素晴らしいです。
この状態で撃てるというのがどれだけ楽な事か・・・。
フレームに収めない状態でバレルまで固定出来るので、この状態で初速調整が出来ます。
もっとも、吸気系の設定はほとんど弄っていないので、気になる程初速は変わっていませんでした。
エア漏れも無さそうです。
ちなみに、ピストンを交換して軽くなったせいか平均初速が3m/s程下がっていました。
左が元々のピストン(MSのヘビーウェイトピストンヘッドとWII TECHのピストン、マルイおもり)、右が今回組み込んだピストン(RETRO ARMSのヘッドとピストン、MSの次世代用おもり)
とりあえず、動作に問題が無い事が確認されたので、BTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxを組み込んでいきます。
一部のFCUではRETRO ARMS CNC Split gearbox Ver.2に収める際にFCU側やメカボックス(ギアボックス)部分に加工が必要な個体があるのですが、BTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxのトリガーボードは加工無しで取り付ける事が出来ました。
というか、専用に設計してるんじゃないか?と思える程ピッタリでした。(写真撮り忘れてた)
続いて、セレクタープレートを調整していきます。
「DTM2使ってた時も問題なく検知されてたし、大丈夫だろう」と思っていたのですが、これが意外とダメでした・・・。
色々検証した所、若干左右を削ってアルミテープでかさ増ししてあげたら正常に検知されるようになりました。
後は配線を整えてギアボックスを閉じてロアフレームに収めて動作確認。
問題なく、素直に動作したので一安心。
後はアッパーフレームを取り付けてバッファーチューブ、ストックを取り付けるのですが、バッファーチューブを取り付ける際。配線(主にデータケーブル)を傷つけてしまいそうな気がしたので、念のため根本を熱収縮チューブでカバーしておきました。
ちなみに、ガンジニア 石岡さんからのアドバイスで、データケーブルはメカボックスの中を通さず外側を通すようにしています。
前配線用の穴からデータケーブルを出して、フレームとメカボックスの隙間を通します。
これによってピニオンギアによってケーブルが損傷してしまうトラブルを防ぐ事が出来ます。
私も昔、自作FETを使っていた時に何度か信号線を断線させた経験があります・・・。
という訳で、バッファーチューブを取り付けたら最後に配線の長さを調整します。
BTC Chimera MK2のコントロールユニットは非常に小型なので、バッファーチューブ内に問題なく収める事が出来ます。
これにてRETRO ARMS CNC Split gearbox Ver.2とBTC Chimera MK2 FET for V2 Gearboxの組み込み作業は完了です。
全てのパーツを組み込んだ状態での動作も快調です。
プログラミングモードで好みの設定も行いました。
私はセミオートをプリコックにし、フルオートを3点バースト+プリコックにしています。
デジタルヒューズの設定は30Aに設定しています。(DTMも30Aのヒューズだったので)。
ちなみにインジェクションポートから覗く赤色のHOPダイアルがちょっとしたアクセントになってます。
せっかくだし、クルセイダーから出てる赤色のパーツとか色々組んでみようかな・・・。