FCC G3.5モーターの磁力が低下し、振動が激しくなってきたので、SYSTEMA KUMI 490に変えました
記事作成日:2016年9月30日
2016年8月4日に組み込んだFCC G3.5モーターですが、この間お亡くなりになりました。
まあ、厳密にはまだ使えると言えば使えるのですが、あまりに磁力が低下しすぎてオーバーランを連発していたので、交換する事にしました。(ブラシもコミュもまだ全然大丈夫なんですがね…)
また、モーターの振動が日に日に大きくなってきた為、流石に使うのが怖くなってきました。
撃つ度にピニオンが甲高い音を立てて鳴り、グリップがガタガタ揺れるのは怖いです…。
ピニオン調整した直後は良かったのですが…。
しかし、2ヶ月足らずでここまでなるとは、ちょっと早すぎやしませんかね…。
発熱にやられたのか、単純にハズレ個体だったのかはよく分かりません。(そんな無茶な使い方した覚えも無いんですが…)
という訳で、買ってきたSYSTEMA KUMI 490です。
ちなみに、KUMIはこれで2個目です。
1万円前後で手に入る中華モーターも少し検討したのですが、安物買いの銭失いはこれ以上したくないので今回はやめときました。
ちなみに、私のトレポン(流速ポン)には、当初KUMIじゃない7511が入っていたのですが、コミュが消耗とエンドベルを破損させてしまったので、KUMI 490に交換。
KUMI 490はかれこれ2年程使っていましたが、磁力の低下が起きてきたのでFCC G3.5に交換。
で、今に至るという感じです。
SYSTEMA KUMI 490の内容物はこんな感じで、分解図と六角レンチ2本です。
そういえば、以前購入した時のKUMI 490は透明PETのパッケージに入っており、分解図も六角レンチも付属しなかったのですが・・・
また、エンドベルも若干違いが見受けられました。(左が新、右が旧)
昔のKUMIはどっちが+でどっちがーなのかの印が無かったのですが、今回買ったのにはそれが付いています。
また、ネジの色も昔のはグレーなのに対して今回買ったのはアイボリーになっています。
という訳で、このKUMI 490を流速ポンに組み込んでいきます。
まずはモーターの軸にモリブデングリスを塗布していきます。
本来なら一回分解して、ベアリングに塗布する方が良いのですが、SYSTEMA純正モーターの分解はかなり面倒くさいのと、治具無しで作業すると最悪の場合破損させてしまう可能性もありますからね…。
基本的に自分では純正モーターの分解はしていません。
続いて、ブラシの取り付けです。
ブラシは今までFCC G3.5で使っていたORGA High Gradeモーターブラシを流用しています。
というか、このブラシ、以前のKUMI 490の時からずっと使いまわしてきてるんですよね…。
ブラシが消耗していれば新品の物と交換するつもりだったのですが、新品と比較して3mm位しか削れてなかったので、流用する事にしました。
続いて、配線周りの準備をします。
私は流速ポンをコネクタ式にしているのですが、そのコネクタを少しアップデートします。
今まではModify製の短いバナナピンを使っていたのですが、今回はラジコン用のブラシレスモーター用のバナナピン(ビュレットコネクター)に変更する事にしました。
Modify製のバナナピンは比較的テンションが緩く、抜き差しが楽(モーターを外す為に90度ひねると同時に、コネクタも外れる)なのですが、外れやすいのが裏目に出てしまいモーターの振動かなにかで抜けかける事が多々ありました。(完全に抜ける事はありませんでしたが…)
そのせいでスパークが起きていたような痕跡(焦げ目)も付いていました。
今回、ラジコンのブラシレスモーター用のバナナピンを選んだ理由としては経の太さはそのままで、勝手に抜ける事が無い程の強いテンションで保持される為です。
ラジコンは電動ガンの比じゃない位に振動しますからね。
そんな状況下でも抜けないような設計になっているので、安心してトレポンでも使えるという判断です。
ちなみに、左が今回買ってきたブラシレスモーター用のバナナピン、右がModifyのバナナピンです。
長さと、オス側の端子形状が異なっています。
という訳で、ケーブルに取り付けます。
ケーブルは今まで使っていた物を流用しています。
正直「コネクタ式にする意味あるのか?」と思えるレベルに接続が硬いです。
引っ張った程度じゃ抜けません。むしろハンダが取れるんじゃないか?とヒヤヒヤする位にしっかりくっついています。
これはもう勝手に抜ける事は無いでしょう…。
また、ケーブルがグリップの中で暴れるのを防ぐために熱収縮チューブも追加しておきました。
FCCのMAGPUL MOEグリップは内部が広いのでどうしてもケーブルが暴れてしまうのです…。
という訳で、これでトレポンのモーター交換は終了。
ピニオンギアは純正のままで、一切調整していませんが気になるようなギアノイズも無かったのでこのままで行こうと思っています。
リコポンの前に流速ポンを直した。
モーターは490KUMI。
ピニオン未調整だけど、割と静かだしこれで良いかなと。 pic.twitter.com/azcacjKTIm— 橋田 優一@壊れたリコポン修理中 (@Evolutor_web) 2016年9月29日
結論、「やっぱりSYSTEMA純正が一番良い」
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