SYSTEMA PTW リコイルモデルのリコイルバッファーを分解、どのように動作するのかを見ていきます | エボログ

SYSTEMA PTW リコイルモデルのリコイルバッファーを分解、どのように動作するのかを見ていきます

SYSTEMA PTW リコイルモデルこと通称「リコポン」。
購入して半年ほど経過し、そろそろ飽きてきたというか内部カスタムとかに手を出したくなってきたので、今まで手を出してこなかった所を分解していく事にします。

やっぱりカスタムするなら内部がどうなって、どこをどう弄るのかを考える必要がありますからね。

という訳で、今回はリコイルバッファーを分解していきます。
このリコイルバッファー、SYSTEMA PTW リコイルモデルで一番重要な場所というか、いちばん重要なポイントではないでしょうか。

という訳で、ストックチューブキャップとバッファースプリングを外した後、バッファーチューブを外しておきます。
ちなみに、ストックチューブキャップの外し方は正直分かっていません。
私はのリコポンは勝手に外れるようになってました
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まず、ストックポジションを決める所についている2本のネジを外します。
このネジはパーツ番号だと「NM16-RU020」で、リコイルプーリーギアスタンド(NM16-RU001)を固定する為に付いているネジになります。
ネジロック剤付きで、かなりガッチリ固定されていました。
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この2本のネジを外すと、リコイルバッファーが外れます。
「スコン」と抜けてきます。
リコイルバッファーの材質は不明ですが、ダイキャストですね。結構重いです。
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リコイルバッファーの重量は297gでした。
公式だと269gと発表されていますが、私が計測した時はプーリーギアやラックギアロッド等が付いた状態なので、少し重めで計測されているのだと思います。
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リコイルプーリーギアスタンドのネジ穴はネジを入れやすいようにか、独特な形の楕円形のテーパーが付いていました。
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という訳で、早速このリコイルバッファーがどのような動きをするかを見ていきます。
リコイルプーリーギアスタンドにネジを2本入れた状態で、そのネジを万力で固定しておきます。
万力がバッファーチューブの役目ですね。
リコイルバッファーから飛び出ているラックギアロッドをピストンのプッシュロッドで押してどのように動くかを見てみます。

ピストンが後退すると、リコイルバッファーが前側に移動し、ピストンが前進し、リコイルバッファーがフリーな状態になるとバッファースプリングのテンションでリコイルバッファーが後退します。

これがピストンが前進している状態です。
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ピストンが後退すると、ピストンのプッシュロッドがラックギアロッドを押します。
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※この記事書いてる時に気づいたのですが、この写真だとリコイルバッファーの位置変わってないですね…。本来ならリコイルバッファーはピストン側に動きます。

リコイルバッファーの稼働量がどの程度あるのかは、リコイルプーリーギアスタンドの位置を見れば分かりやすいです。
これが静止している状態です。
静止状態のラックギアロッドは限界まで飛び出しているのではなく、少し遊びを持った状態のようです。
バッファーチューブに入れると、バッファーチューブのケツとリコイルバッファーのケツがぶつかり、これ以上ラックギアロッドが飛び出ないようになります。
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そして、これがピストンが最大まで後退した時の位置です。
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どうやら、可動範囲の4分の3位に動いているようです。

ちなみに、最大まで動かそうと思えばここまで動かせます。
ラックギアロッドが飛び出してしまってますが…。
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本当にやろうと思えば最大まで動かす事も可能な気がするのですが、やっていないのは負荷軽減とかでしょうか。
これ以上稼働させると壊れるのでしょうか…?

続いて、更に分解を進めます。
正直これ以上の分解はお勧めしないのですが、そもそもここまで分解する人はやっちゃうんでしょうね。

リコイルバッファーのケツについている4本のネジを外します。
こうする事で、リコイルバッファーの蓋(?)が外れます。
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蓋のネジにもネジロック剤がしっかり塗布されているので、結構硬いです。

蓋が外れたら、ラックギアロッドを押し出し、リコイルプーリーギアスタンドと一緒に取り外します。
外すのは簡単です。
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これがリコポン独特の後方打撃を生み出すのに必要な、リコイルプーリーギアスタンドですね。
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動きはこんな感じ。
基本的にはスルスルスムーズに回るのですが、たまに引っかかったような感じで動きが止まってしまいます。
ギアとスタンド部分が引っかかり、抵抗になってるような感じがしました。

ラックギアロッドはこんな感じ。
かなり硬そうな金属パーツです。
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リコイルバッファー側のラックギアはこの通り内側がそのままラックギアになっています。
別パーツになっているわけでは無さそうです。
ダイキャストのラックギアで大丈夫なのだろうか…。
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一通り眺めたら組み立てていきます。
この組立が鬼門です。まあ、一度はめ方が分かればどうという事は無いんですが…。

手順はこんな感じです。
こちらの動画はリコイルバッファーの蓋を外した後の分解〜組み立てまで行っています。

まあ、こんな感じですね。

とりあえず、リコポンのリコイルバッファーはこれと言って調整する余地が殆ど無さそうな印象でした。
あえてやるなら、リコイルバッファーの動きをもう少し増やす為にプッシュロッドを少し長くするというカスタムは出来そうですが、それによってリコイルがどの程度増えるのか疑問ですし、耐久性に問題が起きる可能性も高いのであまり手は出したくない部分ですね…。

ただ、十分自力でメンテナンスが出来る箇所である事は分かったのでそれだけでも良しとしましょう。
分解組み立てさえ分かればそんなに難しい物でも無かったですし。

それ以上にギアボックスの方が怖い…。(Twitterの方では先行で分解の過程についてつぶやいちゃってますが、また近々まとめて記事にします)