SYSTEMA PTW(トレポン)の消音(ピストン打撃音軽減)カスタム Part.1 | エボログ

SYSTEMA PTW(トレポン)の消音(ピストン打撃音軽減)カスタム Part.1

以前、「SYSTEMA PTWのシリンダーヘッドの打撃音を減らしてみた。ついでにHOP用イモネジの緩み修正。」という記事でトレポンのピストンの打撃音を軽減する為の方法を紹介しましたが、消音性は期待通りの物だったのですが、やはり耐久性に難ありでした。

その為、今回は前回を改善する為に色々と試した結果を報告します。
今回は上手く行った気がします。

尚、こちらの「トレポン消音カスタムシリーズ」は、長期間のデータ収拾が必要なので、Partに分けて紹介します。
以前の記事をPart.0として、今回はPart.1です。

ちょっとずつ改良したり、少し別の方法を試したり色々していくつもりです。
せっかくトレポン3丁(1丁はSTWですが)あるんだし…。

ちなみに、現在実験台となっているのは、私が「流速ポン」と呼んでいる流速チューンの「り」の字も無いような単なるDSGカスタムのトレポンです。
SYSTEMA PTW 2012年モデルのチャレンジキット(MAX2)に、SIEGETEK CONCEPTS製のPTW用DSG、「G1T6 Cyclone Dual-Sector Gear for PTW」を組み込みピストンスプリングをORGA M110に変えた物です。

まあ、よくあるトレポンDSGカスタムのテンプレートだと思います。

という訳で、そんな流速ポンで行ったテスト結果ですが、まず前回の単にシリンダーヘッドにOリングを追加するだけの方法だと、100〜200発程度の試射でこの通り、Oリングがボロボロになってしまいました。

原因はピストンヘッドの中央にある段差(ノズルを咥え込む穴の縁の突起)にOリングが直撃するので、その時の負荷というか衝撃で押しつぶされ、切れてしまったのだと思われます。
まあ、ピストンヘッドにかかる負荷が全部Oリングに集中するんですから、当然ですよね…。

というわけで続いて、衝撃を緩和させるとどうなるのか?と思ってダメ元でOリングを2重に仕込んでみました。
こんな状態でもピストンヘッドはノズルを咥えこんでくれ、給弾に影響は出ませんでした。

ちなみに、無負荷状態だとこんなにも隙間が出来ます。

まあ、これは一瞬で終わりを遂げました。
ですが、予想外の問題が起き、何故かピストンヘッド側のOリングが直ぐに外れてしまうのです…。
原因はよく分かりませんが、100発も撃たないうちに外れてしまいました。
まあ、見栄えも悪いですしこれはボツですね。

次に試したのはノズルを咥え込む穴の縁の段差を無くしてしまうという方法です。

しかし、完全になくしてしまうとシリンダーヘッドに追加したOリングが、ピストンヘッド側に入り込んでしまったり、シリンダーヘッドに最初から入っているOリング(CU-009、CU-010)が外れてしまう可能性が高かったので、軽くテーパーを掛けてOリングへかかる負荷を軽減させる事にしました。
使ったドリルビットはバリ取り、面取り用のビットで、90度の角度にテーパーが掛けられる物になります。

これでOリングとピストンヘッドに付いているノズルを咥え込む穴の縁がぶつかる事が無くなりました。
綺麗にテーパーの内側にOリングが入り込む感じですね。

この仕様に変えて、1日ゲームで使ってみてかれこれ1000発以上撃ってみたのですが、問題は起きませんでした。

Oリングを取り外してみました。
以前ならボロボロになっていたのですが、今回は外傷が一切なし。

間違いなく初期状態よりも耐久性は向上しているようなので、このまま暫く使い続けてみようと思います。
ちなみに、テーパーを掘った事で無負荷状態でのピストンヘッドとシリンダーヘッドの隙間は狭くなりましたが、それでもしっかりダンパーとしての機能は果たしているようで、打撃音はしっかり消えており「消音カスタム」と言って申し分ないレベルには仕上がっていました。

無負荷状態での隙間は健在。

とりあえず、現段階でのレシピをまとめます。

  1. 太さ1.9mm、外径9mmのOリング(ニトリルゴム)を用意
  2. ノズルのシリンダーヘッド側(ピストンヘッドが咥え込む部分)にOリングを取り付ける
  3. ピストンヘッドに90度でテーパーを掛ける(適量)

以上です。

ちなみに、用意するOリングの「外径9mm」というのは、SYSTEMA純正の「ピストンヘッド Oリング(CU-009、CU-010)より1mm小さい物になります。
ピストンヘッドOリングをそのまま使うと、Oリング2個入れと同様、直ぐに外れてしまいました。
多少キツいOリングの方が良さそうです。

とりあえず、流速ポンではこの構成で暫く耐久テストを続けます。
というか、知人数人にこの方法を布教しておいたので、そちらの報告を楽しみにしています…。

尚、現状分かっている事は、シリンダーのメーカーによってOリングの大きさを変えた方が良さそうという点です。
SYSTEMA純正であれば、上記レシピ通りのOリングで大丈夫だと思いますが、念のため1mm単位で揃えておくと便利かもしれません。

あと、個人的に「もう少し太いOリングを使うとどうなるのか?」というのが気になっているので、こちらは別のトレポンで試してみようと思っています。
その前に、太めのOリングを探してくる必要がありますが…。

現段階だと本当に1.9mm、太さ9mmのOリングが適正なのかは分かっていませんからね…。
単に手元にあったOリングがこのサイズだったというだけなので。

尚、こちらの記事で紹介している方法をお試しするのは自由ですが、万が一不具合が起きた場合はピストンクラッシュを起こす可能性があり、最悪の場合ピストンASSY(約9000円)交換する羽目になりますので自己責任でどうぞ…。
まあ、1日使ったらOリングの様子を見て傷ついてたら交換という方法が良いと思います。
面倒くさいですが…。