エボログ

マイクロ T1型ドットサイト、Vortex Crossfire Red Dotのレビュー

記事作成日:2018年4月20日

VortexOptics正規販売店であるビノジャパンで予約注文していた高コストパフォーマンスなドットサイト、Vortex Crossfire Red Dotが届いたので、レビューしていきます。
尚、ドットサイト本体に加えてカタログとCDがついてきました。

「Crossfire」というのはVortex製品の中ではグレードの低い、いわば廉価版のラインナップになります。
お手頃価格でそれなりの性能の製品が多いですね。

Crossfireシリーズでドットサイトが発売されるのは今回が初めてではないでしょうか。

Vortex Crossfire Red Dotの内容物はこんな感じ。
ドットサイト本体には最初からハイマウントが装着されており、別途ローマウントやネジ類が付属する感じです。
後は取扱説明書、クリーニングクロス、レンチ、電池(CR2032)といった付属物になっています。

Crossfire Red DotAmazonで購入する

Vortex Crossfire Red Dot本体にはゴム製のレンズカバーが付属してきます。
ありふれた形状のレンズカバーですね。

Vortex Crossfire Red Dot本体はこんな感じ。
小型なドットサイトで、いわゆるT1/T2型と呼ばれるサイズのドットサイトになります。

マウントはそれぞれこんな感じ。
ハイマウントの高さは約33mm、ローマウントの高さは約11mmでした。
マウントはT1/T2互換なので、社外製マウントに交換する事も可能です。

上部はこんな感じで、Vortexのロゴが彫られています。

電池ボックスが付いている方はこんな感じ。

電池ボックスの脇に「CR2032」と白文字で印字されているのが凄く目立ちます。
せっかく良いデザインなのにこの表記のせいで色々台無しになっている感じがするのですが…。

そんな自己主張の激しい電池を入れてあげましょう…。
電池は表記の通り、CR2032型のボタン電池を使います。

何で本体側に使用する電池の表記が必要なんですかねぇ…。

光量調節ノブはこんな感じ。
光量は11段階で調節が可能、ダイヤルは360度回転させる事が出来ず、0から11に回す事が出来ません。

これ、ちょっと面倒ですね…。
最大光量で使いたい時は1、2、3…と順番に、ダイヤルを11回動かさないといけません。

エレベーテーションダイヤルとウィンテージダイヤルはこんな感じ、
キャップに付いている突起を使ってダイヤルを回す仕様になっています。

ところで、以前レビューした『NOVEL ARMS COMBAT AIM T1 ドットサイト』で使われているダイヤルとどことなく似ているのは気のせいでしょうか…。

↑左がVortex Crossfire Red Dot、右がNOVEL ARMS COMBAT AIM T1。

Vortex Crossfire Red Dotのレンズ周りについて

Vortex Crossfire Red Dotのレンズですが、実物のAimpoint T1と同様に角度によって赤色に反射したり緑色に反射したりするコーティングが施されています。

レンズは非常にクリアで、ほぼ透明と言っても良いレベルです。

レンズのクリアさに関してはHOLOSUN HS403Aとほぼ同レベル、Vortex SPARC ARよりかは若干青いかな?といった感じです。

Vortex Crossfire Red Dotの大きさについて

手持ちのT1/T2系ドットサイト達と比較してみました。
左から順に、Vortex Crossfire Red Dot、Vortex SPARC AR、SIG SAUER ROMEO4B、HOLOSUN HS403A、NOVEL ARMS COMBAT AIM T1になります。

並び順変わっちゃって申し訳ないのですが、真横からの比較。
HOLOSUN HS403A(1段目中央)とほぼ同じサイズのようです。

同社製のドットサイトである、Vortex SPARC AR(カバーを外した状態)と比較してみます。
全体的にVortex SPARC ARよりVortex Crossfire Red Dotの方が少し小さいです。

電池ボックスの位置が下側から横側になった事による変化は結構大きいですね…。
尚、視野の広さは特に違いは無さそうです。(相変わらずHOLOSUN HS403Aより少し狭いです)

Vortex Crossfire Red Dotのパララックス(視差)について

2.5m程離れたディスプレイを覗き、視点を上下左右に振って2cmの円の中に収まるかどうか見ていきます。

2cmの円の内側に収まりました。
特に問題は無さそうですね。

という訳で、Vortex Crossfire Red Dotのレビューは以上になります。

そろそろ特徴的なレティクルのドットサイト増やしたいなぁ…。

ROMEO4Hとか気になってるんですが、いかんせん高い…。


Crossfire Red DotAmazonで購入する