ARES/EMG KEL-TEC RDBの内部カスタムを行っていきます(R-HOP搭載、ショートストローク化、プリコック) | エボログ

ARES/EMG KEL-TEC RDBの内部カスタムを行っていきます(R-HOP搭載、ショートストローク化、プリコック)

2021年7月5日

開封レビュー分解レビューを行った、ARES/EMG KEL-TEC RDBですが、今度は内部を弄っていきます。
内部カスタムに関してはいつもよくやっているARES用レシピで特段変わったことはしないですが、所々RDB特有の調整を行っていきます。

バレル・チャンバー周りのカスタマイズ

という訳で、まずはチャンバー周りから。

まず、純正HOPは交換必須パーツの1つだと思うので交換します。
毎回同じような事ばかりだと面白くないので、今回はR-HOPを組み込む事にしました。
このR-HOPは昔Silverback SRSで試しただけなので、久しぶりに使う製品です。
組み合わせるパッキンは東京マルイ純正をスリック加工した物にしました。

R-HOPパッキンはバレルのHOP窓が四角い形形状であれば大体取り付ける事が出来ますが、本来はLAYLAXから発売されているEGバレル用のカスタムパーツです。
尚、このパッキンは硬度が50度、60度、70度の3種類があるのですが、今回使用したのは50度の物になります。

インナーバレルをどうしようか少し悩んだのですが、今回はRDB純正バレルをそのまま使う事にしました。
特に問題も無かったですしね。

ただ、GBB/AEG両用バレルの問題点として、気密漏れしやすいというのがあり、大体GBBパッキン用に設けられている溝が原因になってる気がするので、とりあえずここにOリングを入れました。
まあ、AEGで使うには不要な溝ですしね。

ここにR-HOPとスリック加工したマルイのHOPパッキンを取り付けます。
また、チャンバーとのクリアランスが大きめだったので、シールテープを巻いて太さを調整しています。

チャンバーに取り付けるとこんな感じ。
尚、ARESのこのタイプのチャンバーはパッキンの口が給弾ルートに飛び出しており、巻き込み事故を起こしやすい構造になっています。
ただ、これは仕様なので巻き込み事故を起こしたら諦めてノズル側で調整する事になります。(記事後半で調整しています)

続いて、HOPアームも弄ります。
例のごとく、前後にプラ板を貼り付けて面押し出来るようにしました。

クッションゴム仕様にするかどうかは後で考える事にしたので、後から形状をどうにでも出来るように面押し仕様にしました。
この仕様で問題無いなら、このままで良いですしね。

後はHOPダイヤルを組み立てて、ダイヤルを回す事でR-HOPの突起がしっかり降りてきている事を確認。

アウターバレルに差し込む時にインナーバレルのガタとり用のシールテープを貼りました。
このシールテープは厚みが0.1mmなんですが、3重に巻いてようやくガタが取れました…。

トリガー周りを弄っていきます

続いて、トリガー周りの調整です。
まず、トリガーと連動してスイッチを押すL字状のパーツがガタガタなので、シールテープを巻いてガタを取りました。
これをやるとトリガーフィーリングが多少改善します。

続いて、より少ないトリガーの稼働量でスイッチを押す事が出来るように、スイッチを曲げました。

これで元々長かったトリガーストロークを数ミリまで縮める事が出来るようになりました。

ただ、そのままだと必要以上にトリガーが引けてしまい微妙な感じなのと、純正だとスプリングガイドのようなパーツが無くてスプリングが暴れてしまいトリガーフィーリングが微妙だったので、トリガーの引きしろを制限しつつ、スプリングが暴れないようにする為のパーツを作りました。

これを組み込む事でスプリングが暴れにくくなり、トリガーを必要以上に引く事が出来なくなります。

ちなみにこちらのスペーサーは好みに合わせて調整出来るように1mm刻みで4サイズ用意してBOOTHで販売中です。

動作テストで何度かトリガーを引いたりしていた時に気づいたのですが、トリガーが左右にガタついていたので、シムを1枚入れてガタツキを抑制しました。

という訳で、スイッチ周りはこんな感じになりました。
トリガー周りだけでも結構やる事はある感じです。

メカボックスを弄っていきます

最後にメカボックスを弄っていきます。
とりあえずEFCS搭載のARES製品なのでいつも通りプリコックカスタムをしていく事になります。

まずは下準備から。
メカボックスの前の方に付いているパーツが分解・組立時に外れたりズレたりして邪魔なので接着しました。

続いて、メカボックスに割れ防止処理をしました。
ARESのメカボックスはこの加工をせずに使った物が3つ割れ、この加工をしたメカボックスは今の所割れてないので、やっておいた方が良い加工だと思います。
単純に脆いんでしょうね…このメカボ…。

まあ、RDBのメカボックスはM4系に入っているVer2系メカボックスよりも肉厚なので丈夫かも知れませんが、一応やっておきました。

続いて、軸受の交換です。
分解レビューでも書きましたが、純正の軸受はベベルギアの部分に付いているボールベアリング以外はかなり汚かったので交換します。

交換する軸受はORGA 高精度メタル軸受け 従来電動ガン用8mmです。
過去にも何度か使っている軸受ですね。

全部の軸受をこのメタル軸受けに交換、ロックタイト638(はめ合い用接着剤)で接着します。

軸受の固着を待っている間に他のパーツを準備していきます。
まずはシリンダーとシリンダーヘッド。
シリンダーヘッドの仕様が特殊なので純正のまま使うのですが、0.2〜0.3mm程度のガタツキがあったのでシリンダーヘッドにビニールテープを貼り付けてガタツキを抑えました。

次にピストンを組み立てていきます。
まず、ピストンヘッドはSHS POM 6ホール ベアリングピストンヘッド AEGを使う事にしました。

去年位に登場したピストンで前々からちょっと気になっていたのと、最近DCI Gunsの側面吸気ピストンばかり使っていたので、たまには違う物を使う事にしました。

材質はPOM。
小さな穴が6箇所に空いている後方吸気ピストンです。
ネジ穴は真鍮で補強されていますが、このタイプはよく真鍮インサート自体が外れてしまう事もあるので、少し懸念事項ではありますがとりあえず今回はこのピストンを使います。

このピストンに使われていたOリングが妙に柔らかくフニャフニャで、サイズも微妙な感じだったので、G.A.W. FRUS Oリングに交換しました。

ピストン本体はRDB純正でも良かったのですが、妙に内径が狭くてスラストベアリングが入りませんでした。
ARESのピストンでこんな個体は初めて遭遇したんですが、軸受しかり色々パーツの品質だか寸法が狂ってきてるんですかねぇ…。

なので、余っていたRetro Armsのピストンを使う事に。(多分これが私が持っている最後の在庫)
AOE調整用のワッシャーや錘を入れて組み立てました。

重量は38g。
まあ、いつもな感じですね。
フルシリンダーという事もあり、もう少し軽くしても良かったかも知れませんが、今回は重量弾を使う事も視野に入れているのでちょっと重いほうが良いかなと判断しました。

続いてギア周り。
いつも通り磁石の位置を変えてプリコックさせます。
尚、変えるのはセクターギアのみです。

続いてモーター。
モーターはG&G IFRIT 25Kを使用します。
RDBの対応モーターはショートタイプなので、ショートを購入。

このモーター、比較的安価でトルクが高く、回転数も上がらず、FCU搭載機との相性が良いので最近のお気に入りモーターです。

トルク高くてサイクルも速いモーターって色々あるんですが、個人的にはサイクルはあんまり上げたくないのでこのモーターはちょうど良いんですよね。
昔よく使っていたLONEX A5みたいなポジションですね。

シャフトはO型、ピニオンギアの形状が良い具合で、ベベルギアとの相性問題が起きにくい形状をしています。
ブラシはブラシはレイダウンタイプ。

というわけで、こちらのモーターとギアを組み立てていきます。
RDBのメカボックスはモーターがメカボックス内にあるタイプなので、必ず最初にモーター位置を決めてからシム調整をしていく必要があります。

なので、まずはモーターを入れて、ベベルギアを入れます。
普段感覚だけの雑なシム調整方法をやっている私としてはちゃんとした手順でシム調整をさせられるのは辛いですね…。

ベベルギアとピニオンギアの当たり具合を基準にシム調整をしていきます。
シム調整が完了したらギアや軸受にグリスを塗布していきます。
いつもG.A.W. Gグリースばかり使っているので、今回はLS ベルハンマー スプレーを使ってみました。

モーターとギアのみを取り付けた状態でバッテリーを繋いで動作テストと慣らし運転を行います。

動作確認が出来たら他のパーツを組み込んでいきます。
まず、逆転防止ラッチは純正のまま流用しますが、スプリングはアングス 折れんバイ!を入れました。
また、シリンダー、ピストン、タペットプレートなども入れます。

ピストンスプリングは純正の強引なスプリングカットのまま使いたくなかったので、G.A.W. Anti Shrink Springの100%に交換しました。

動作確認と再調整

まずは動作テスト用スイッチで問題なく動く事を確認した後、EFCSを繋いで動作確認。

この後、チャンバーと組みあわせてBB弾の発射テストを行った際にパッキンの巻き込み事故が発生したのと、もう少しプリコック出来る事が分かったので、再調整を行いました。

この時に思い出したんですが、そういえばAPC9の時にもパッキン交換による巻き込み事を故起こしてました…。

という訳で再調整。
まず、セクターギアの停止位置にまだまだ余裕があったので磁石の位置を1個ズラしました。

続いて、ノズルをマルイパッキンとの相性が良いLONEX製の物にしました。
種類はPSG-1用(長さ21.2mm)です。

材質はPOM。
ノズル先端に大きめの面取りがされており、エアシール用のOリングも付いているノズルです。

左がRDB純正ノズル、右がLONEX PSG-1用ノズルです。
純正ノズルよりもBB弾の停弾位置がコンマ数ミリ前になります。

磁石の位置を変更したセクターギアとノズルを組み込みます。
尚、プリコック位置はかなりギリギリの位置になります。(これのお陰で11.1Vでのプリコック解除が可能になりました)

モーター側の配線が邪魔なので、配線を結束バンドで束ねました。
短くすれば良いと思うんですが、めんどくさかったのでこうしました。

一通り組み立てて最終動作確認。
給弾周りも問題無かったので、最後の作業。コネクタ交換を行います。

コネクタをXT30にして、ヒューズを取り付けました

まずはバッテリーのレイアウトをどうするか決めます。
開封レビュー時点でも書きましたが、RDBはバッテリースペースが微妙に狭いです。

なので、レイアウトをうまいことやらないとバッテリーを入れるのに苦労しそうだったので、レイアウトをよく考えてからコネクタ交換を事にしました。

とは言っても、特に何も考える余地が無かったので、普通にディーンズコネクタを外してXT30とヒューズを取り付けて終わりました。
尚、ヒューズは20A。

初速と発射サイクルについて

初速はこんな感じ。
0.20gで94m/s半ばと個人的な目安の初速(92m/s前後)よりもちょっと高めな感じなので、追々もう少し初速を落とすかも知れませんが割と安定しています。

フルオートは秒間15発程度、インナーバレルが長いせいかセミオートの時に比べると初速が1m/s位上がります。

という訳で、一旦ARES/EMG KEL-TEC RDBの調整は完了しました。

グルーピング計測

直近でゲームに持っていく予定があったので、とりあえずちゃんと飛んで当たるのかを確認する為にDEFCON1のレンジに行ってきました。

とりあえず最近使ってなかったドットサイト、LUCID HD7 GEN3を乗せてみました。
見た目的に割と案外相性良い気がしたので…。

ゲームで使う予定のBB弾、ZERO BASIC 0.25gを使って計測。
射撃姿勢はシッティングで手持ち。

特段良い訳じゃないですが射撃体勢と載せてる光学サイトを考えるとまあまあ普通な感じじゃないですかね。

ただフルオートはめちゃくちゃ荒れます。
というか、HOPがかなり強くなります。
初速が1m/s高い影響がここに出ているのかも知れませんが、まあフルオートは基本使わないので別に良いかなと。

という訳で、ARES/EMG KEL-TEC RDBのカスタムは以上になります。
後は初速調整がてらピストンスプリングをもう少し柔らかくするかも知れませんが、まあこのままでも問題なく使えそうなので、今度のゲームではこの状態で持っていこうと思います。