VSR10のシリンダー容量を減らすやつのVer.2をマイナーチェンジ、Ver.2.5を作りました。 | エボログ

VSR10のシリンダー容量を減らすやつのVer.2をマイナーチェンジ、Ver.2.5を作りました。

2021年7月28日

先々月、『VSR10のシリンダー容量を減らすやつ』の新型を作りましたが、マイナーチェンジしました。
初代からVer.2に変わった時のような機能的な変更ではなく、あくまで造形時のトラブルや手間を減らすための形状変更という感じです。

初代VSR10のシリンダー容量減らすやつ

元々、VSR10のシリンダー容量を減らすやつは30mm分のショートストローク化と約11400mm3分のシリンダー容量削減を行う事が出来た(初代)のですが、新型は調整幅を広くする為に長さ15mmと10mmの2種類を用意する仕様に(Ver.2)しました。

シリンダー容量を調整出来るようになった、VSR10のシリンダー容量減らすやつ Ver.2

しかしVer.2は造形物が小さく、最初期は指で掴んで剥がせたのが出来なくなり、スクレーパーを使ってもプラットフォームから剥がすのが大変という問題がありました。
そして、半ば強引に剥がす事で、剥がす時に失敗しやすかったのです…。

剥がしやすさと破損のしづらさを重視して、途中からサポート材を使って浮かして出力するという方法を取っていました。
ただ、サポート材を除去して切断面を綺麗に整えるのが、地味に時間と体力を要してしまい、これまた大変でした。

なので、サポート材無しでビルドプレートから剥がしやすい構造に、『VSR10のシリンダー容量を減らすやつ』本体の形状を変える事にしました。

という訳で、『VSR10のシリンダー容量を減らすやつ Ver2.5』がこちら。
基本的にはVer.2と同じですが、裏面が大きく変更されています。

まず、接地面積を極力小さくしました。
そして、私は水洗いレジンを使っているという事もあり、水に濡らすと剥がしやすくなるという特徴を活かす為に十字の切れ込みを入れました。

これでスクレーバーを使わなくても造形物を綺麗に剥がす事が出来るようになりました。
こんな感じで、造形はサポート材無しで行なうので、プラットフォームから剥がした後は余分なレジンを洗浄して、二次硬化装置にぶちこむだけです。

尚、出力されたVSR10のシリンダー容量を減らすやつのVer.2.5はこんな感じ。

ピストンやシリンダーヘッドとの組み合わせはこんな感じになります。
寸法自体はVer.2と同じなので、Ver.2と同じ使い方、機能性となっています。

もちろん、10mmと15mmを組みあわせて使う事も可能です。
これで25mm分のスペースが埋まります。

VSR10のシリンダー内径にピッタリ合うように調整しています。
Oリングのテンションで位置ズレを抑制する仕様なので割とタイトめで、グッと押し込む必要があります。

尚、今回形状が変わったピストン側ですが、この形状がエアーの圧縮にどの程度影響が出かは正直未知数です…。
少なくとも、従来型のVer.2とこのVer.2.5では初速の変化は無かったので、今までと同じように使う事は出来るとは思います。

という訳で、機能面のアップデートではなくて出力した時に失敗しにくい形状というマイナーチェンジになりますが、Ver.2.5を作りました。
あと、ついでにパッケージをリニューアルしておきました。