HOGUE AR15/M16 OverMolded Rubber Beavertail Gripを購入、タニオ・コバ M4 モデルガンに取り付けました
記事作成日:2024年6月13日
HOGUE製のAR15/M16シリーズ用グリップ、OverMolded Rubber Beavertail Gripを購入しました。
こちらの製品はフィンガーチャンネル無しのビーバーテール付きグリップになります。
HOGUE AR15 M4 グリップ ビーバーテイル BK 15030
グリップ本体はこんな感じ。
全体がラバーでコーティングされており、非常に高いグリップ力を持っている製品になります。
また、全体的に程よい丸みを帯びており、多少手が小さくても安定して握りやすいです。
手が小さい場合、フィンガーチャンネルが邪魔になる事も少なくはないのですが、本製品にはフィンガーチャンネルが無いので自由なポジションを握る事が出来ます。
グリップ底部はこんな感じでぽっかり穴が空いています。
上部はこんな感じ。
プランジャースプリングを逃がす為の穴が確認できる他、ラバー部分と樹脂部分の境目も確認出来ます。
尚、樹脂はファイバー樹脂になっており、強度の高さが伺えます。
中腹部はこんな感じで握り込んだ時の手のひらの形に沿うような凹凸が付いています。
この凹凸は左右対称になっており、どちらの手で握っても握りやすさは変わりません。
シボはこんな感じで、同社製品で採用されている大きさの異なる丸い突起が散りばめられているパターン(Cobblestoneテクスチャ)です。
この細かな凹凸もグリップ力を高める事に貢献している感じですね。
HOGUEのロゴはこんな感じ。
モヤモヤした模様は成形時にできている歪みだと思います。
金型から抜く時に引っ張られて歪んじゃったんじゃないかと思います。
という訳で、こちらのグリップをタニオ・コバ M4 モデルガンに取り付けていきます。
まず、純正のグリップを取り外します。
分解レビューの際にも触れましたが、タニオ・コバ M4はセレクターレバーのプランジャーが特殊な向きになっています。
なので、グリップ側にスプリングを逃がす溝が必要なのかと当初は思っていたのですが、別にそのまま取り付けても問題ありませんでした。
若干セレクターレバーの動きが固くなりますが、作動に支障をきたすような物では無さそうでした。
全体的に大丈夫そうだったので、グリップを取り付けていくのですがその前に、HOGUE AR15/M16 OverMolded Rubber Beavertail Gripはトリガーガードとグリップの隙間を埋める為の突起が付いているのでこれを切除する必要があります。
この作業は説明書にも記載されており、COLT純正形状のトリガーガードを使っている場合は突起の切除が不要ですが、今回のようなトリガーガード側で溝を埋める処置がされている物やレシーバーとトリガーガードが一体型になっている製品では突起を切除する必要があります。
切除する部分はラバーで出来ているので、カッターナイフなどで簡単に行えます。
突起を切除した状態で取り付けるのですが、タニオ・コバ M4 モデルガンのロアレシーバーの形状がリアルサイズでは無いのか、ここまでしかスムーズに入ってくれません。
ちょうどビーバーテール部分がレシーバーに干渉している感じですね。
ただ、ネジを強く締め込めばビーバーテールを歪ませながら取り付ける事が出来ました。
外観からは無理やり取り付けている事は分からないので、まあ、これでも良いでしょう。
ちゃんと取り付けたい人、無理やり取り付けるのが嫌な人はビーバーテールの内側を削った方が良いと思います。
という訳で、これでタニオ・コバ M4 モデルガンのグリップ交換が完了しました。
とりあえず純正のA2グリップのまま使い続けようと思っていたのですが、やっぱりフィンガーチャンネルが気になってしまったので、今回こちらの製品を購入して交換する事にした次第です。
全体像はこんな感じ。
HOGUEのグリップも法執行機関含む色々な所で使われているのを見かけるので、こういうセットアップもアリかなと。
となると今度はハンドガードやライトがが古いのが気になってきましたが…。(あえて古いRISハンドガード+SureFire M910Aの組み合わせにしているのですが…)