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タニオ・コバ GM7.5 COLT MKⅣ SERIES 70にダブルヘッドオープンデトネーターを取り付けて撃ってきた

記事作成日:2024年9月5日

先日エチゴヤ横浜店で開催されたモデルガン発火会で、タニオ・コバ GM7.5 COLT MKⅣ SERIES 70にダブルヘッドオープンデトネーターを取り付けて撃ってきました。

尚、タニオ・コバ GM7.5は以前ロングライフデトネーターを組み込み撃ちましたが、GM7.5純正のデトネーターであるダブルヘッドオープンデトネーターでの発火はしていませんでした。

という訳で、ロングライフデトネーターと比べての撃ち味とか程度撃てたのかとかを紹介します。

使用したカートリッジはタニオ・コバのプラカートリッジ14発。

発火自体は非常に快調で、ノーメンテ・ノートラブルでバシバシ撃つ事が出来ました。
ロングライフデトネーターを使っていた時と撃ち味は特に変わりない感じでした。

ロングライフデトネーターと大きく異なっているのはとにかく作動不良が起きないという事。
デトネーターはもちろん、使い終わったカートリッジも洗浄せず再度キャップを装填して撃ってましたが、何マガジンもトラブル無く撃つ事が出来て、いつジャムるかなと思っていた位です。

ノーメンテで使う分にはロングライフデトネーターよりも圧倒的に長い間動作させる事が出来ていたので、個人的な印象としてはロングライフデトネーターよりもダブルヘッドオープンデトネーターの方が満足度が高い印象。

結果としては5マガジン目で1回排莢不良が発生、6マガジン目と7マガジン目では2〜3回装填不良(チャンバーにカートリッジが入り切らず、スライドの閉鎖不良)が発生しました。
7マガジン目の発火の様子はこんな感じ。

カートリッジが入り切らず、スライドの閉鎖不良が起きている事が分かります。
また、スライドを引いて中途半端に入ったカートリッジを抜く際の抵抗がかなり強く、デトネーターで引っかかっている事が伺えます。

という訳で、撃ち終わったカートリッジはこんな感じで良い感じのドロドロさ加減になっています。

基本的には内側が汚れているだけですが、1カートリッジだけリムが損傷していました。
ピンポイントで同じ所をエキストラクターが引っ掛けない限り、排莢に支障をきたすような損傷では無い感じですが、このまま使い続けているとリムが砕けて使えなくなる感じですね。

続いて、デトネーターを取り外して状態を見ていきます。
見ての通りものすごいドロドロになっています。

完全に取り外すとこんな感じ。
デトネーターを固定しているバレル内側の突起やインサート以外の所が真っ黒になっており、触るとベトベトしています。

また、2個付いているパッキンもかなりボロボロになっており、千切れたりはしていないですが表面は凸凹になっています。

パッキンを外すとこんな感じ。
パッキン内側にも汚れがこびりついています。

しかし、これも洗浄するとかなり綺麗になります。(お湯+中性洗剤を使用)
ただしOリングの劣化自体はどうしようも無く、元々ツルツルだった表面はザラザラになっており、ちょっと粘っこい感じも残っています。

まだ使い物にならないほどの劣化具合では無さそうですが、まあこれも時間の問題でしょうねぇ…。

まあ、パッキンが駄目になったら補修パーツを買ってきて交換すれば良いだけですし、そもそもノーメンテで4〜5マガジン不調無く撃てるだけでも相当優秀だと思います。

本当、タニオ・コバは良い設計してると思います。
安心して気軽に撃てるモデルガンは良いですね。

最近のモデルガンは相当良く動くようになっていますが、それでもジャムる事は多々ありますので…。
また、オープンカートリッジなのでキャップ火薬を入れるのも楽というのも良いですね。

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