
雨天開催となった修善寺 虹の郷 広域ファスガン夜戦レポート
記事作成日:2024年10月7日
2024年10月5日夜〜6日朝にかけて開催された修善寺 虹の郷 広域ファスガン夜戦ゲームの様子を撮影しにいってきました。

天候は生憎の雨。
前日の予報では夜中にちょっと降るかな〜位の感じだったのですが、現場はガッツリ雨が降っていました。
幸いな事に1ゲーム目の途中で止みましたが。

天候とは関係無いと思いますが、今回の参加者数は比較的少なめで1チーム8〜10人程度のチームを3チームにした三つ巴戦が行われていました。
今回はMFEの開催タイミングと近くなった事が参加者が少なくなった理由の1つとされていますね。

ゲームの基本的なルールについて
各チームには『大将』が1名おり、大将はHPと所持弾数が他のメンバーよりも多いですが大将が死亡すると敗北になります。
今回は復活ルールが設けられており、大将にのみ渡されている復活リモコンを使って復活させる事が出来ます。
復活リモコンを使うには大将の近くまで移動する必要があるのですが、死亡したチーム員を移動させるには生きている他チーム員が引っ張っていく必要があるというルールでした。
これはサバイバルゲームでよく採用されているメディック戦のルールに近いです。
また、各ポイントに設置されているフラッグ(13TAKによるデジタルフラッグ)は大将のみ取得可能なので、『倒されてはいけない大将が動かないといけない』というルールになっていました。
運営との連絡は今までと同様にDiscordを使用、チーム間の連絡は任意でDiscordを使っていたり特小無線を使っていたりと様々でした。
また、行動制限として必ず2名以上での行動が必須とされていました。
これは事故防止の目的があります。
行動は2名行動であれば基本的に制限は無いので、チーム全員で動いても良いですし分けて動いても良いです。

フィールドマップはこんな感じ。
広域ゲームなので基本的に施設内の殆どのエリアが使用可能ですが、立入禁止のエリアもいくつか存在します。

メインの行動可能なエリア(自由に移動出来るエリア)は黄色で塗りつぶされている部分で、赤色と緑色のエリアは立入禁止となっている場所です。
塗りつぶされていないエリアも立ち入り禁止では無いものの、立ち入る事が困難なエリアなので、実質黄色い所(塗りつぶし場所、線の場所)を移動しながらゲームを進めていく感じになります。
という訳で、そんな修善寺 虹の郷 広域ファスガン夜戦の様子を紹介します。
今回は赤チームに追従する形で撮影を行っています。

スタート地点と開始について
各チームは指定されたポイントに移動し、準備が整ったら運営に連絡、スタートの合図を待ちます。
大まかな行動ルートを決めたりする感じです。


運営からディスコードでゲームの開始の連絡が来たら開始です。
非常に広大かつ長時間のゲームなので「開幕ダッシュ」みたいなのは殆ど有効では無いのが、サバイバルゲームとの大きな違いの1つかも知れません。
赤チームはチームを3編成に分けていましたが結局火力が高い方が強いという判断から、基本的に全員で行動、状況によって2手に分かれるような感じの動きをしていました。(挟み撃ちをする為とか)
フラッグゲットについて
最近の虹の郷 広域ファスガンゲームは『ウォークラリーイベント』なので、色々な所に移動してフラッグをゲットする事が大きな目的です。
その過程で敵チームのフラッグゲットを妨害する為に攻撃を加えたりする感じですね。


フラッグはフィールド内に複数個点在し、どの順番でどのフラッグをゲットするかは自由です。
フラッグは13TAKという13BASEが開発したWebアプリケーションを使用します。
このアプリケーションは大将のみ使用可能で、設定されたフラッグの位置とGPSの位置情報が一致すると、その地点のフラッグをゲットする事が出来ます。

操作に暫く時間が掛かるのと、スマホを使用する必要があるので、光が漏れてバレやすくなる為、大将がフラッグをゲットしている最中の周辺警戒は重要です。
フィールドのコンディションについて
ゲームの途中で雨は上がりましたが、地面は濡れており滑りやすい状態になっています。
更に真夜中なので非常に暗いです。
明かりを付ければ普通に歩けるものの、明かりを付けると位置がバレてしまうので基本的には無灯火の状態で動く事が多く、幸いな事に赤チームは全員ナイトビジョンを持っていたので基本的には真っ暗闇を動いていました。


ライトについて
ゲーム中ライトを活用しているシーンを度々目にしました。
ライトを点灯するポイントは可視光ライトによる目眩ましと、不可視光ライト(IRライト)を使って「ここに敵が居る」という事を味方に伝える際に使う事が多かった印象があります。
赤チーム以外にはナイトビジョンを持っていない人も居たので、IRライトで照らされても気づかないですし、ナイトビジョンを持っている場合は妨害にもなるので、どちらにしろ有効です。

IRライトはある程度絞りを効かせて使うとより効果的な印象がありました。
尚、レギュレーション上レーザーは可視光・不可視光ともに使用禁止です。
また、こちら側がライトで照らされる事もありました。
ただ、これも基本的に索敵の為にライトを照射するというよりも、敵が居るポイントに対してライトを照射するケースが多かったと思います。


ちなみにライトの直撃を受けるとフレアの影響で周囲がかなり見えにくくなりますが、反撃出来ない訳では無いので、ライトの光源に向けて撃つ事で反撃をする事は可能です。

後は、ナイトビジョンを装着していると影になるポイントが分かりやすいので、影に隠れる事も出来ます。
ライトに照らされている状態でも影に隠れると相手からは見えなくなるという訳ですね。

また、市街地エリア(日本庭園やカナダ村など)に関してはライトを使った戦闘が盛んに行われていました。
建物の影は暗いですし、ナイトビジョンだけだと十分な索敵が出来ない事もありますし、強力なライトで近距離から照らされるとナイトビジョンの有無に関わらず行動が一瞬遅れるので、これも非常に有効な使い方だと思います、


こういうライトの使い方も重要になってくるのが虹の郷の広域夜戦ゲームになるのかなと感じました。
という訳で、レポート記事はこんな所です。
撮った動画は編集中なので、後日YouTubeに投稿しようと思います。