
ITP airsoft 東京マルイ SAIGA 12K用アウターバレル(ロング・ショート)と専用フラッシュハイダー2種のレビュー
記事作成日:2024年10月29日
ITP airsoft様から東京マルイ SAIGAシリーズ用のカスタムパーツを計12点お送り頂いたので順次レビューしていきます。
当記事では『SAIGA-12K Muzzle Break』、『SAIGA-12K Compensator』、『SAIGA-12K Barrel Conversion Kit Short barrel』、『SAIGA-12K Barrel Conversion Kit Long barrel』の4製品を紹介します。

ITP SAIGA-12K Muzzle Break
本製品は『BarWarus Muzzle Brake Hypercane-3 12Ga』のような形をした製品で、上下に大きな穴が空いているのが特徴の非常に大型なマズルブレーキです。
削り出しのアルミにアルマイトが施されています。


重量は124g。
アルミ製なので大きさの割には軽いです。

上下の大きな穴だけではなく正面の穴も12ゲージショットシェル用のマズルブレーキなだけあって非常に大きいです。
側面の前側には斜めの切れ込みと後ろ側にガスを放出して反動を低減させる為のスリットが開いています。


東京マルイ SAIGA-12K純正のマズルと比較するとこんな感じ。

根本には緩み止めのイモネジが付いています。

尚、東京マルイ純正のアウターバレルとは異なるM24ネジでアウターバレルに固定する仕様になっている為、こちらのマズルブレーキを使うには同社製のアウターバレルを購入する必要があります。
ITP SAIGA-12K Compensator
先述のマズルブレーキとは大きく見た目も質感も異なるこちらのマズルブレーキは削り出しのスチールで出来ており、かなりイカツイ見た目をしています。
カラーはシルバーというかくすんだ灰色。


メンテナンスを怠ると錆びそうな感じがします。
先端にはトゲが付いており、大きな穴が開いています。

比較的コンパクトな製品で、東京マルイ純正のマズルと比較するとこんな感じになります。

先述のマズルブレーキと比べると小さい製品ですがスチール製という事もありかなりずっしりした重量があります。

緩み止めのイモネジは付いておらず、アウターバレルにねじ込んで固定するだけの仕様となっています。
『ITP SAIGA-12K Muzzle Break』と同様に東京マルイ純正のアウターバレルとは異なるM24ネジでアウターバレルに固定する仕様になっている為、本製品を使うには同社製のアウターバレルを購入する必要があります。

ITP SAIGA-12K Barrel Conversion Kit Long barrel / Short barrel
ロングバレルとショートバレルはこんな感じ。
ロングバレルは東京マルイ SAIGA-12K純正とほぼ同じ400mm、ショートバレルの方は長さが264mmでした。


東京マルイ SAIGA-12K純正バレルとITP SAIGA-12K Barrel Conversion Kit Long barrelを比較するとこんな感じ。

以前購入したFCW製の東京マルイ SAIGA-12K用ショートアウターバレルとITP SAIGA-12K Barrel Conversion Kit Short barrelを比較するとこんな感じで、FCWのショートアウターバレルよりも更に短くなっている事が分かります。

東京マルイ SAIGA-12Kのアウターバレルとこのアウターバレルの大きな違いはマズル部のねじ切りです。
東京マルイ純正はピッチが細かいですが、ITPのアウターバレルのマズル部はピッチが広くなっています。

その為、ITP製のアウターバレルには東京マルイ純正用のマズルデバイスを取り付ける事は出来なくなっています。
マズルデバイスはM24のネジ穴が開いている、ITP製のマズルデバイスを用意する必要があります。


このような仕様なのでアウターバレルとマズルデバイスをセットで購入した方が良いでしょうね。
また、ガスブロック取付部の前後も少し違っており、ITP製はガスブロックの前側に細かな凹凸(切削痕)が付いています。
これはロングバレル・ショートバレル共に同じ仕様になっています。


基部側のねじ切りは同じ仕様ですが、ITP製の方が少し面取りが大きいです。

ショートバレルの方を使う場合には注意点があり、インナーバレルの先端部よりもアウターバレルの方が長いので、インナーバレルがアウターバレルから飛び出します。

東京マルイ SAIGA-12Kのインナーバレルは先端のOリングでインナーバレルを束ねる仕様になっているので、インナーバレルの先端がアウターバレルから飛び出した状態になるとインナーバレルの固定が不安定になる可能性があります。
その為、もしショートバレルを使う場合はインナーバレル先端部の固定方法を別途考える必要があります。
アウターバレルとマズルデバイスの組み込みについて
という訳で、東京マルイ SAIGA-12KにITP製アウターバレルとマズルデバイスを取り付けていきます。
東京マルイ SAIGA-12Kのアウターバレルを交換するにはフロント周りをある程度分解する必要があります。

- ハンドガードに付いているスリングスイベルを外し、ハンドガードを取り外す
- レシーバーとフロント部を連結するのに使用しているネジ類、ピンを抜いてフロント部を外す
- マズルとマズルに付いているOリングを取り外す
- ガスブロックに付いているピンを抜き、イモネジを外してガスブロック+アイアンサイトを取り外す
- インナーバレルASSYを抜く
- アウターバレルを固定しているイモネジを外してアウターバレルを取り外す
このような手順でアウターバレルを交換する事が出来るようになります。
後はアウターバレルを交換し、逆の手順で組み立てていくだけです。
今回はロングバレルを取り付けています。


『ITP SAIGA-12K Muzzle Break』と『ITP SAIGA-12K Compensator』を取り付けるとこんな感じになります。
こうやって比較するとITP SAIGA-12K Muzzle Breakの巨大さがよく分かると思います。


という訳で、ITP airsoft 東京マルイ SAIGA 12K用アウターバレル(ロング・ショート)と専用フラッシュハイダー2種のレビューは以上になります。
引き続き他のパーツのレビュー記事も投稿していく予定です。
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