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ITP airsoft 東京マルイ SAIGA 12K用フルオートコンバージョンキット(FDE)のレビュー

記事作成日:2024年11月1日

ITP airsoft様から東京マルイ SAIGAシリーズ用のカスタムパーツを計12点お送り頂いたので順次レビューしていきます。

当記事で紹介するのは『SAIGA 12-K Full Auto Conversion Kit (FDE)』で、こちらはマグウェルプレートとフルオート化セレクターレバー・シアーなどのパーツ、リコイルスプリングの3点セットになります。
記事を書いている時点(2024年10月現在)では現状、各パーツの単品販売はしていないようです。

また、カラーバリエーションとしてBlackとFDEの2色がありますが、色が異なるのはマグウェルプレートのみです。

マグウェルプレートの紹介と組み立てについて

という訳で、まずはマグウェルプレートの紹介から。

本製品はSAIGA12Kのレシーバー側面に取り付けるプレートで、マガジンの挿入をスムーズにする為の物です。
フルオートコンバージョンキットという名前の製品に付属するパーツですが、特にフルオート化とは関係無いパーツです。

マグウェル側面のネジを外し、このプレートを取り付けた状態でネジを戻します。
これで取り付けは完了。

先日レビュー記事を書いた同社製のM-LOKハンドガードと組み合わせるとこんな感じになります。
色味も合ってていい感じだと思います。

マガジンを差し込むとこんな感じ。
マガジンを握り込んだ時の指を置くスペースにもなりますね。

リコイルスプリングとフルオート化パーツについて

続いて、リコイルスプリングとフルオート化パーツ達を組み込んでいきます。

リコイルスプリングは東京マルイ純正よりも少し長く、スプリングレートが高くなっています。
いわゆる強化リコイルスプリングで、ボルトの前進速度を稼ぐ事が出来る為の物です。

こちらも別にフルオートとは直接的な関係は無いパーツですが、連射速度が上がるのでこれはこれで良いのかな?とは思います。

こちらのスプリングを置き換えて組み込みます。

フルオート化パーツ本体はこんな感じ。
アルミ削り出しのパーツで、それぞれ純正パーツのASG-48(ディスコネクター)、ASG-66(セレクターパーツ)、ASG-61(セレクターアダプター)に該当するパーツです。

東京マルイ SAIGA 12K純正の状態だとセレクターポジションを中途半端な位置にする事でフルオート化が可能でしたが、本製品を組み込む事でちゃんとフルオートっぽい位置でフルオートを行う事が出来るようになります。
尚、後から発売された東京マルイ SAIGA 12 SBSでは純正状態でフルオートに対応しています。

ディスコネクターはこんな感じ。

セレクターパーツはこんな感じ。

セレクターアダプターはこんな感じ。

という訳で、これらのパーツを組み込んでいきます。

まず、ボルトを外した状態のレシーバーからセレクターレバーを取り外してASG-66を固定しているネジを外します。
尚、セレクターレバーはディスコネクターを押しながらグルッと回せばレシーバーから外せます。

ITP製パーツと東京マルイ純正のASG-66を比較するとこんな感じ。
微妙に形が異なっている事が分かります。

ASG-66をITP製品パーツに置き換えます。

続いてメカボックス(レシーバーインナー)を外し、トリガーとディスコネクターを外します。
セレクターレバーを外した状態であれば2本のピンを抜くだけで外せますし、トリガーとディスコネクターもピンを抜けば外せます。
東京マルイのSAIGAは本当に分解しやすい構造になっているの、素晴らしいですね。

ITP製パーツと東京マルイ純正のディスコネクターと比較するとこんな感じ。
こちらは殆ど同じ形のように見えます。

グリスを塗布し、ディスコネクターを取り付けます。
寸法も問題無く、キツくも緩くも無く取り付ける事が出来ました。

最後にセレクターアダプターを交換します。
セレクターアダプターはメカボックスの外側に付いており、簡単に外す事が出来ます。

東京マルイ純正のセレクタープレートは窪みが2つしか無いですが、ITP製は3つあります。
これによってセレクターポジションを増やす事が出来ます。

交換するとこんな感じ。
セレクターレバーを回した際にこの3つの窪みに右側の金色のプランジャーが入り込む事でそれぞれがセーフ、セミオート、フルオートのポジションになる感じです。

後はメカボックスを戻してセレクターレバーを取り付ければフルオート化パーツの組み込みは完了です。

セレクターレバーのポジションはこんな感じでAK系と同じポジションで操作する事が出来るようになっています。
ただ、セレクターレバーのクリック感は少しだけ柔らかくなった気がします。
そこまで操作性に支障をきたすような物では無いですが…。

セーフ
フルオート
セミオート

ただし、セレクターレバーの切り替えは違和感無く行う事が可能で、純正状態みたいな無理な位置を保持する必要は無くなります。

動作の様子について

フルオートとセミオートの挙動はこんな感じ。
しっかりフルオートになってくれますし、リコイルスプリングが固くなった影響で発射サイクルも若干上がっています。
※ガスはHFC134A使用、マガジン温度は20~25度

ちなみに、リコイルスプリングを純正に戻しても問題無く動作させる事は出来たので、作動性に併せて任意の硬さの物を選んでも良いと思います。


という訳で、ITP airsoft 東京マルイ SAIGA 12K用フルオートコンバージョンキット(FDE)のレビューは以上になります。

引き続き他のパーツのレビュー記事も投稿していく予定です。

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