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S&T Lee Enfield No.4 MK1 リアルウッド(STSPG19BRW)のレビュー

記事作成日:2025年4月4日

2025年のFORSTER オールドガン 4.5万円福袋から出てきたS&T製エアーコッキング ボルトアクションライフル、Lee Enfield No.4 MK1 リアルウッド(STSPG19BRW)のレビューを行います。

Lee Enfieldシリーズはかなり細かなバリエーションが存在しますが、本製品は1939年にイギリス軍で採用されたモデルのようです。(正直、細かなバリエーションの事までそんなに詳しくはない)

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内容物について

内容物はこんな感じ。
銃本体とマガジン、説明書類、保証書です。

説明書類と保証書はこんな感じで、説明書はLee Enfield No.1 MK3用の物になっており、Lee Enfield No.4用のパーツリストが別紙になっています。
説明書は基本的な操作方法が日英併記で写真付きで記載されています。

マガジンはこんな感じでずっしりと重い、スチール外装のマガジンです。

マガジンインナーは樹脂製です。
尚、本製品の給弾ルート構造は東京マルイ L96と同じでBB弾を1発ずつマガジンから取り出し、スロープを登らせる仕様なので、マガジン上部に切れ込みが入っています。

外観レビュー

S&T Lee Enfield No.4 MK1 リアルウッド(STSPG19BRW)はこんな感じ。
木製ストックに赤色の特徴的なニスが塗られており、良い色味・質感になっています。

フロントはこんな感じ。
マズルには着剣ラグが付いており、専用のスパイクバヨネットを取り付ける事が出来る形状になっています。

フロントサイトの左右には穴が空いており、ノッチサイトが内側についています。

ストック前側はこんな感じで、スリングスイベルが付いています。
また、根本の上部には溝も掘られていますが削りカスを除去しないままニスが塗られているせいでガサガサです…。
これはかなり残念な感じ。

HOP調節レバーは右側に付いています。
程よい硬さで無段階調節が可能です。

レシーバー部はこんな感じ。
No4 MK1と刻印が入っています。

反対側はこんな感じ。

マグウェル部はこんな感じで、前側にはランヤードリングのような物が付いています。
マガジンにつなげて紛失防止にしているのを見かけたのですが、本当にそういう用途なんでしょうかね。(あんまり詳しくないのでよく分からない…)

マガジンを挿すとこんな感じ。
マガジンはしっかりロックされ、ガタツキ無く固定出来ます。

トリガー周りはこんな感じ。
マガジンキャッチボタンはトリガーガードの内側に付いており、人差し指で操作出来ます。
ストックの握り心地やトリガーの距離・角度はかなりいい感じで、握りやすく引きやすいデザインだと思います。

トリガーガード底部にはシリアルNOが印字されています。

リアサイトはこんな感じで、リングサイトとフリップアップ式の長距離用サイトの2つが付いています。

長距離用サイトは上部に付いているノブを回して高さを調節します。

サイトピクチャーはこんな感じ。
結構狙いやすいサイトです。

セーフティレバーはかなり大型な物が付いています。
レバーを前側に倒すと射撃可能状態、後ろ側に倒すとセーフ状態になります。

セーフティレバーの下側にはM.1943 AS 11038と刻印が入っています。

ボルトハンドルはこんな感じで、中央が程よく折れ曲がっており先端に丸いコブが付いているタイプの物が付いています。

ボルトハンドルを跳ね上げるとこんな感じ。
結構操作しやすいボルトハンドルです。

ボルトハンドルを引き切るとこんな感じ。

ボルトを引くとエジェクションポートからノズルが確認出来ます。
また、ノズルに付いている羽も確認出来ます。

本製品にはコッキングインジケーターも付いており、射撃可能状態ではこのようにボルトハンドルの後ろ側が飛び出します。

ストックはこんな感じで、全体的に滑らかに丸みを帯びています。
ストック底部にはスリングスイベルが付いています。

バットプレートは金色になっており、クリーニングキットを収納する為の蓋も付いています。
金色の金属を使っているのではなく、バットプレートは亜鉛合金製で金色で塗装されています。

箱出し状態での初速について

箱出し状態での初速を測っていきます。
検証に使用したBB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。

HOPを最も低くした状態の初速が最大初速で、88m/s程度は出るようです。
HOPを強くしていくと初速は下がっていき、最大HOP状態近くでは弾づまり寸前みたいな発射音になり、最大HOP状態の初速は非常に不安定になります。

HOP最低の状態
HOPダイヤルを真ん中にした状態
HOP最大の状態

シューティングレンジで撃ってみた感想について

という訳で、福袋サバゲーの際に撃ってきた感想も紹介します。
フィールドはサバイバルゲームフィールド ジェロニモ、使用したBB弾はHITCALL 0.25g バイオBB弾です。

少し浮き上がる感じの、適正HOP状態にした状態であれば40mであればしっかり狙える飛距離と集弾性能がありました。
また、長距離用のサイトを使ってドロップ弾道で狙う感じにすれば50mも全然狙えるレベルの性能があり、箱出し状態として考えるとかなり優秀な印象がありました。

その為、福袋サバゲーのゲーム(福袋で出てきた銃をそのまま使う)でもこのS&T Lee Enfield No.4 MK1を使用していました。
ちゃんと狙った所に飛んでいってくれますし、それなりにしっかり飛ぶので結構楽しめました。

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