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VFC MP5/G3用スコープマウントを購入、HK33に付けてみた結果、傾いて固定される事が分かりました

記事作成日:2026年4月21日

VFC MP5、G3及びHK53、HK33などで使用可能なスコープマウント、『VF9-MNT-MP5-BK02 MP5/G3 Scope Mount』を買ってみました。

マウントの外観レビュー

VF9-MNT-MP5-BK02 MP5/G3 Scope Mountはこんな感じのマウントで、MP5/G3などのアッパーレシーバーに引っ掛けて固定するタイプのマウントベースで、クローマウント規格に適合します。
尚、HK社製品にしか使えない特徴的なマウント規格なので、HKマウントと言われる事もあります。

このタイプの製品はHK純正の他ARMSなどからも発売されていますが、本製品はHK純正マウントの仕様を踏襲しているようで、上面レールはピカティニーレール規格、レール取付基部はPSG1などのスコープマウントと同様のフットプリントを採用しています。

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上面レールはこんな感じで、ピカティニーレール規格の物になっています。
また、マウントベースにネジ止めされており、前後の長さが少し違っているのが特徴です。

尚、レール部はこのように取り外す事が出来ます。
Hensoldt Wetzlar Z24など、G3用スコープの固定基部と同じ寸法になっているようで、例えばPSG1のスコープがあれば、ここに取り付ける事も出来るようです。

固定部はこんな感じで、QDレバー周りがちょっと複雑な構造をしています。

底部はこんな感じ。

刻印周りは製造ロットかシリアルNOと思われる数字と、取付向きを示す矢印+『Schußrichtung(Schussrichtung)』という文字(ドイツ語で”射撃方向”の意味)が入っています。
これを製品名と誤認したのかは不明ですが、“Schubrichtung Mount”と呼ばれているケースもあるようです。(ßとbを間違えている事が多い)

レシーバーとのクリアランス調整用の機能について

本製品にはレシーバーとのクリアランスを詰める為の機構が付いており、それがこのマイナスネジです。

このネジを回す事で飛び出し、フレームにマウントを押し付ける事が出来ます。

ネジを引っ込めた状態
ネジを飛び出させた状態

QDレバーの操作について

続いて、QDレバーの操作について紹介します。

まず、マウントをレシーバーに取り付けるのに使うレバーはこちらのレバーになります。

まず、QDレバーが付いている側の反対側に付いているボタンを押してレバーとのロックを解除します。
この状態で爪の方側を開いた状態にする必要があります。

爪を開いた状態でレシーバーに取り付け、レバーを押し下げます。
そうすると爪が内側に引っ込むので、これでレシーバーへの固定が可能になります。
最後にQDレバーを畳めば取り付け完了となります。

レシーバーへの取付時は爪が開いた状態
レバーを押し下げると爪が閉じる
レバーを戻す

逆に、レシーバーから取り外す際は先述紹介した『QDレバーが付いている側の反対側に付いているボタン』を押すだけで外せます。

VFC HK33への取り付けについて

VFC HK33に取り付けるとこんな感じになります。
一切のガタツキは無く、ガチガチに固定する事が出来ました。
むしろQDレバーの操作がかなり硬いく、グッと押し込む必要があるレベルでタイトな固定になっています。

こちらのマウントは取り付けた状態でもアイアンサイトが覗けるように穴が空いています。
マウントを取り付けた状態でのサイトピクチャーはこんな感じになります。

マウントの傾きについて

マウントはしっかり固定されており問題は無い…かと思いきや見て分かるレベルの問題がありました。

まず、後ろ側から見た際のセンターのラインはこんな感じで、明らかに右側にオフセットされた状態で固定されています。
これ自体はそこまで致命的な物ではなく、こういう固定方式(片側を引っ掛けて固定する物)を採用しているマウントであれば起きる事ではあります。

もちろん、レールはレシーバー上面の真上に配置される方が良いのですが、まあ仕方がないでしょう。

個人的に一番気になったのは上から見るとレールが左側に傾いている状態になっているという点です。

つまり、本製品を正しい向きで取り付けた状態で光学サイトを乗せると右側にオフセットされつつ若干左向きになるという事になります。
これに関してはレールが悪いというよりアッパーレシーバー自体が曲がっているという可能性が高そうなので、真っ直ぐ固定される個体もあるとは思います。

レール上面が左側を向いている様子はこのアングルからもよく分かると思います。
手前側は明らかに右側に寄っているのに、先端では銃の中心軸付近にレールの中心が来ています。

下図は極端なイメージ絵ですが、こんな感じで一定の距離ではセンターを出す事が出来るという状態になっていますが、その『一定の距離』を超えるとどんどんズレの幅が広がっていってしまいます。
仮に下図の赤線と青線が交わる距離でゼロインを行った場合、それよりも手前ではレティクルの右側に着弾し、その距離よりも奥ではレティクルの左側に着弾する事になります。

青:銃の中心軸、黄色:マウントレール、赤:マウントレールの中心軸

そして、ゼロイン距離である『一定の距離』を超えると着弾点がどんどん右側にずれていく事になりますね。

という訳で、単に右側に寄っているだけならこんなややこしい事は起きないのですが、レール自体が左側に傾いてしまっているという大きな問題がありました。

もしこれを解決したいならマウント若しくはレシーバー自体を加工してレールが真っ直ぐ付くように調整する必要がありそうです。
まあ、せっかく買ったマウントですし、加工して使えるようにしたい所です。

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