A&K STW(チャイポン)とSYSTEMA PTW(トレポン)のパーツの互換性について【ピストン・シリンダー編】 | エボログ

A&K STW(チャイポン)とSYSTEMA PTW(トレポン)のパーツの互換性について【ピストン・シリンダー編】

レシーバー編に続いて、次は「ピストン・シリンダー編」になります。

SYSTEMA PTW 2013モデルのピストンASSYと、A&K STWのピストンASSYを比較していきます。
ちなみに、UFCが輸入しているA&K STWは2015Ver(GEN3)を、国内仕様(初速調整と思われる)にした製品のようです。

という訳で、そんなA&K STWのピストンを見ていきます。
上がSYSTEMA PTW 2013モデルのもの、下がA&K STWのものになります。

シリンダーヘッドの比較

まず、シリンダーヘッドですが、こちらはファーストインプレッションで書いた通り、ピストンで圧縮したエアーをノズルに通す為の穴が楕円形になっているのが特徴的です。
また、ノズルスプリングもPTWに比べると硬いです。

ピストンヘッドの打撃を和らげるゴム板の厚さ(突出量)は、PTWと比べると僅かに分厚くなっています。

このように僅かな仕様の差異はありますが、基本的に機構は同じですし、ピストンヘッドもちゃんとノズルを咥えこんでくれるので、動作的には問題は無さそうです。

むしろ、エアーが通る穴が大きい分、エアーの流れはSTWの方が良いのかな…?
また、ピストンヘッドのゴム板も分厚いので、ピストンへの負荷も若干軽減されるのかな…?

ピストンASSYの比較

出来ればピストンヘッドとシリンダーを外して検証したかったのですが、外れる気がしなかったので外さず比較していきます。

ピストンヘッドから。
STWのピストンヘッドは旧型のPTW用ピストンヘッドと似たような作りになっており、樹脂製の板が貼られています。

また、側面を見ると分かりやすいのですが、STWのピストンヘッドはOリングが2重になっています。
一般的なサイズのOリングと細いOリングですね。
何かRETRO ARMSのピストンヘッドみたいです…。

また、ノズルを咥え込む窪みの内側に穴が空いており…

この穴から抜けたエアーがピストンヘッドのOリングを広げ、気密を保つ構造になっています。
尚、PTWのピストンヘッドは、一般的な電動ガン用の後方吸気ピストンヘッドと同様、ピストンヘッド前面の穴から抜けたエアーがOリングを広げる構造です。

この事から、ピストンヘッドに関しても若干PTWとは仕様が異なる事が分かります。

そして、個人的にちょっと気になったのが、ピストンヘッドの可動量。
STWのピストンヘッドはめっちゃ伸びます。PTWの倍くらい伸びてます…。

この部分が長いという事は、ノズルの開放時間が長いという事ですね。
通常電動ガンで言うと、セクターギアにセクターチップを入れてるような感じでしょうか。

ピストンに関してはPTWとSTWで大きな違いはありません。
ラックギアも全金属歯、バウンド防止の為に2枚目が少し削られているタイプのものになります。

ピストンスプリング・ピストンスプリングガイドの比較

ピストンスプリングは分解レビューの時に書いた通り、若干短いスプリングが入っています。
スプリングの硬さも若干STWの方が柔らかいです。(STWが約5.2キロ、PTW(M90)が約5.7キロ)

ピストンスプリングガイドも基本的には同じなのですが、シャフトの長さが違っています。
1cm位短いです。

後ろ側は同じ感じ。

シリンダーケースの比較

PTWが2012年モデルからステンレススチールのシリンダーに変更されているの対し、STWはアルミシリンダーです。
ちなみに、STWのシリンダーにもステンレススチールの物があるようなので、最新ロットはステンレススチールに変更されているのかもしれません。

PTWとSTWで違う箇所として、挙げられるのがこちら。
サンギアを逃がすための溝の深さがSTWとPTWで大きく異なります。
PTWの方は貫通してしまう位にがっつりえぐられているのですが、STWの方はかなり浅いです。

また、後部のこの部分も外径がことなります。
PTWはフラットになっているのですが、STWのシリンダーには段差があります。

そのせいで、STWのシリンダーにはゲロスパナ(ゲロバナナオリジナルの工具)が入りません…。

PTWとSTWのシリンダーASSYの互換性について

ネジ山のピッチやサイズ等はPTWとSTWで同じになっています。
その為、シリンダーヘッド・ピストンスプリングガイド共に移植が可能ですし、ピストンASSYも移植可能でした。

組み込んでの動作はさせていませんが、ノズルから細い棒を突っ込んでピストンを動かした所、スムーズに動きました。

まとめ

STWのシリンダーASSYはPTWのシリンダーASSYと互換があると言って問題ないと思います。

シリンダーASSYに関しては、万が一壊れてしまっても替えが効くという事ですね。

ただし、少し気になったのはノズルのリターンスプリングが少し硬いのと、ピストンヘッドの可動量がかなり大きいという事。
これによって、動作にどのような影響があるのか少し気になります。

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