UMAREX製 バイオBB弾 ELITE FORCE 0.25gのレビュー
記事作成日：2017年11月9日
先日のVショーでUMAREX製のバイオBB弾、ELITE FORCEが売られているのを見かけたので、買ってみました。
以前レビューした、H&K ブラックバイオBB弾の白色バージョンみたいな感じの製品かと思います。
UMAREX USAが販売しているBB弾のようで、公式の通販サイトにも載っています。
見たところ、0.20g〜0.32gに加えて蓄光BB弾もあるようです。
また、「ELITE FORCE」という名前自体は別にこのBB弾の名称ではなく、ブランド名だかシリーズの総称みたいな感じですね。
ガスやエアーソフトガンにも「ELITE FORCE」という名前が付いています。
H&K ブラックバイオBB弾と同様、パッケージはペットボトルです。
弾数は2700発、今回購入したのは0.25gの物になります。
ラベルにUMAREXのロゴが入っています。
「ELITE FORCE FRONT LINE RESOLUTION」との事。
直訳すると「精鋭の力 前線での決意」とかそういう感じでしょうか…？
BB弾の色はかなり白っぽいです。
下に敷いているのは白のコピー用紙、色の比較用に東京マルイの0.25gバイオBB弾（右）を置いてみました。
BB弾表面はしっかりと研磨され、ワックスがかかっています。
光沢のある表面で、ざっと見た感じ、パーティングラインが入っていたりバリが付いている不良個体は見当たりませんでした。
続いて、いつも通り重量を計測していきます。
適当に摘んで10発、測りにかけていきます。
- 0.253g
- 0.254g
- 0.254g
- 0.251g
- 0.254g
- 0.253g
- 0.254g
- 0.254g
- 0.254g
- 0.253g
平均：0.2534g
最大：0.254g
最低：0.251g
誤差：0.003g
驚く程の安定性です。
1発だけ0.251gという軽い弾が出てしまいましたが、それ以外は0.254gと0.253gのみ計測されました。
続いて、弾の大きさを調べていきます。
使用するのはKSC製のBBゲージ（KSC 精密射撃用BBスケール）です。
2700発全部計測するのはちょっと骨が折れる（以前G&Gの弾でやって、死にたくなりました）ので、ざっくりボトルの1/4程度計測しました。
結果、5.98mmは通過したり通過しなかったり、5.95mmのゲージは1発も通過しませんでした。
弾の直径は少し大きめなのかもしれません。
5.98mmを通過した弾は99gありました。（容器の重量は除外しています）
5.98mmを通過しなかった弾は123gありました。
若干ですが、5.98mmより大きい弾が多いような感じですね。
BB弾が大きいとマガジンやチャンバーとの相性問題が起きやすく、弾づまりや給弾不良の原因にもなり得るので、タイトなセッティングにしている銃で使う際は注意した方が良さそうです。
続いて、今回ふと思いついたのでやってみた検証です。
BB弾を加熱してワックスを飛ばしてみました。
金属の容器に入れたBB弾をヒートガンで加熱します。
均等に加熱されるように、同時に転がしながら熱していきました。
これが中々面白い結果が出ました。
左がELITE FORCE、右が東京マルイです。
マルイ弾の方は明らかにモンスターボール化（パーティング部分に溝ができ、ゲート跡出現する状態）が起きているのですが、ELITE FORCEの方はそれが起きていません。
光沢は無くなっており、ザラザラとした肌触りになっているのでワックスは完全に飛んでいるのですが、それでも変形やモンスターボール化は起きていません。
これは一体どういう理屈なんでしょうかね…。
BB弾の作り方の違い？使っている成分の違い？
とりあえず、面白い結果になったので、今後他メーカーのバイオBB弾でも試していきたいです。
BB弾レビューとして意味がある情報なのかはよく分かりませんが…。
ちなみに、変形していないからと言って、ワックスの飛んだBB弾を使うのはやめた方が良いです…。
というわけで、UMAREX バイオBB弾 ELITE FORCE 0.25gのレビューはこんなところです。
以前レビューしたH&K ブラックバイオBB弾よりも重量のバラツキが少なくなっているのは意外でした。
これは実際に撃った時、どんな感じになるのかが楽しみです…。
とりあえず、今度のサバゲーで使ってみようと思っています。
自宅の近くにエアソフトガン撃てる場所があれば飛び具合とか集弾性みたいなレビューもしていきたいと思っているのですが、残念ながらそういった場所が近くに無いのでそういったレビューをする事が出来ないんですよね…。
あー、30m位の庭がある家に住みたい…。