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【最終結果報告】SYSTEMA PTW(トレポン)の消音(ピストン打撃音軽減)カスタム Part.3

記事作成日:2018年3月20日

以前、SYSTEMA PTWの消音化カスタムの為にピストンヘッドの打撃音を軽減する方法をご紹介し、その後中間結果報告として暫く使った後の状態を報告しましたが、今回最終結果報告という事で更に3ヶ月程使ってみての報告になります。

使用時間は合計で約5ヶ月。
何発撃ったのかはちゃんと計測していないので、なんとも…な感じですが、1日1000発程度撃つサバゲー(殆どはシューティングレンジで消費)を7回程行い、自室やシューティングレンジでもかなりの弾数を撃っている事から1万発弱は撃っているのかな?といった状態です。

先日の苺屋さんシューティング会でもMチャンバーのテストがてらかなり撃ちましたし…。

そして、当記事のタイトル通り、これが最終結果報告になります。

というのも、遂に明らかにOリングに消耗が見受けられたからです。

潰してみると分かりやすいのですが、Oリング全体にに窪みというか切れ込みみたいな物が付いています。
シリンダーヘッドに開けたテーパーの内径と同じ位の大きさの為、恐らくOリングが深くテーパーに入り込んでしまった為に付いた傷だと思われます。

この状態は一番最初、ピストンヘッドのテーパーを彫らずにOリングを入れて100〜200発程度撃った後のOリングと良く似ています。

また、Oリング全体がピストンヘッドのテーパーの形に沿って潰れています。
左が流速ポンに入れていたOリング、右が新品のOリングです。

消耗したOリングも、新品のOリングも、無負荷状態でのピストンヘッドとシリンダーヘッドの隙間の広さはあまり変わっていませんし、打撃音を低減する効果も未だ健在なのですが、損傷しているOリングを使い続けるのは精神衛生上良くないので、今回交換する事にしました。

という訳で、これでOリングの交換頻度の目安が分かりました。
大体半年で交換ですね。

もちろん、撃つ弾数やトレポン自体のセッティング(主にスプリングレート)によってもここの寿命は変わってくるのであくまで「流速ポンのセッティングだと半年」というだけです。

ついでに7ぽんさんのPTW用ピストンスプリングの報告

これはまだ組んでからあまり時間が経っていませんが、流速ポンには先月、7ぽんさんのPTW用ピストンスプリングの110を組み込んでいます。

自由長が短く、アジャスター無しで使って丁度よい初速だったので購入後直ぐに交換して今まで使ってきたのですが、今のところ自由長の変化は無さそうでした。

初速も安定しており、全く問題なく使えています。

こちらのスプリングに関してもまた何か変化があり次第報告しようと思います。