
King Arms MDT LSSのトリガーを調整、ショートストロークにしてみました
記事作成日:2018年6月15日
King Arms MDT LSS、開封レビュー時点ではもちろん分解レビューでもまったく気づかなかったというか、気にもしていなかったのですが、King Arms MDT LSSにはトリガートストロークの量を調整する機能が付いていたのですね…。
というのも、先日DEFCON_1さんのレンジで撃ってた時に外れたこのネジがまさに、このストローク量を調節する為のネジでした。(ブログにもコメントを頂いていましたが、その通りでした)
という訳で、このネジを取り付けつつ、トリガーのストローク量を調整していきます。
カスタムでも何でも無いネタなので、「こんな機能もあったんだよ〜」的な紹介になります…。
という訳で、撃ってて外れたのはトリガー前側の上にあるネジのようです。
前側のネジは穴は2個あり、片方ネジが無くなっていたので間違いないでしょう。
しかし、この2本のネジがそれぞれどういった挙動をするのかはイマイチよく分かりませんでした…。
ともに締め込むとトリガーの引きしろが減っていくだけで、何か別々の動きをしているようには思えなかったんですよね。
気になるのでやっぱり分解しようかなぁ…と悩み中。
尚、この2本のネジは側面のイモネジで締め込んで固定する事が出来る事も分かりました。
締め込まれてなかったんでしょうね…。
また、後ろ側にも同様のネジがあり、こちらを締め込む事でトリガーの開始地点をずらす事が出来ます。
後ろ側のネジも側面からのイモネジで回らないように固定する事が出来ます。
という訳で、これらのネジを調整していった所、トリガーとシアーの動きがスムーズじゃないな〜と感じたので、GAW G-LUBEを塗布してみました。
これだけでもかなりスムーズに動くようになりました。
また、トリガーとシアーのかかり具合に関しては側面の穴から確認が出来ます。
何だこの便利機能…(むしろ何で分解の時に気づかなかった)
上の写真は発射可能状態にした時の写真で、上側がシアー、下側がトリガーです。
接触する面積を極限まで減らしてみました。
これ以上減らすとトリガーを引いてもシアーが開放されなかったり、そもそもシアーの引っかかりが悪くなったりと不具合が発生しました。
結果、トリガーはかなりショートストロークにする事が出来ました。
左がコッキング状態、右がトリガーを引いた状態です。
差が分からないと思いますが、重ねるとこんな感じ…。(重ねても分かりにくいので、トリガーが動く距離に赤い印を付けました)
大体2mm位トリガーを引いたら撃てる仕様になっています。
遊びは皆無で、ちょっと指先に力を入れるだけで撃てるので、ガク引きする事はまず無いでしょう…。
そういえば久しぶりにこんな極端な調整をした気がします…。
普通の電動ガンとかだとここまで詰めるの、結構大変なので大抵は途中で「こんなもんで良いや」と諦めるんですが、ネジで調整出来るおかげでこういう細かな調整が簡単に出来て良い感じです。