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Globamill Re Voltage 7.4V 1200mAh 45C-90C ストックチューブインサイズ 高CレートLiPoバッテリーのレビュー

記事作成日:2023年5月3日

Globamillさんが販売を行なうLiPo バッテリー、Re Voltage 7.4V 1200mAh 45C-90Cを送って頂いたのでレビューしていきます。
販売価格は予価になりますが2300円、販売方法は通販になるそうです。

内容物はバッテリー本体と説明書です。

外観の紹介

電圧は7.4V(2セル)で容量は1200mAh、Cレートは定格45C、バースト90Cの高CレートLiPoバッテリーとなっています。

裏側には注意書きが記載されたシールが貼られています。
内容は一般的な物ですね。

セル部分の長さは約127.5mm、厚みは約12.3mm、幅は約20.8mmです。
高Cレートなバッテリーの割にはかなり薄い製品ですが、一般的なストックチューブインサイズのバッテリーですね。

バッテリーコネクタは大電流に対応しているディーンズコネクタになっています。
理論値になりますが定格でも54Aの電流が流れる製品ですからね。

ストックチューブに入れた際の様子について

ストックチューブインサイズなので、このようなバッファーチューブ内にバッテリーを入れる仕様の製品で使うのがちょうど良いでしょう。
もちろん、セルが薄いのでハンドガードだったりレシーバーとメカボックスの間など、色々な所に入れる事が出来そうです。

ストックチューブに入れるとこんな感じで余裕で入りますし、バッテリーを奥まで入れる事でコネクタやヒューズなどを逃がすスペースを確保する事も出来ます。

バッテリーは余裕で入れる事ができる
奥まで入れる事でコネクタやヒューズを逃がすスペースをある程度確保できる

内部抵抗について

とりあえず充電を行い、内部抵抗を計測してみました。
結果セル1が6mΩ、セル2が7mΩとかなり内部抵抗が低い事が分かりました。
全体で13mΩしか無いかなり優秀なバッテリーなのは流石高Cレートなだけあるなという印象です。

電動ガンに繋いだ際のサイクルや電流値について

という訳で、こちらのバッテリーを電動ガンに繋いで動かしていきます。
今回は7.4V 1200mAh 45C-90C以外にも色々なバッテリーをお送り頂いたので同条件での検証が出来るようにJefftron Leviathan-V2 OPTICALを組み込んだLCT LK-53を使って検証していきます。

KL-53は7.4V用で組んではいますが、セッティング的には11.1Vで回しても問題が無い仕様にしていますし、Leviathanによって正確な電流値やサイクルなどを計測出来るので最近はLiPoバッテリーの動作検証用に使っています。
尚、銃本体の端子がXT60になっているのでディーンズコネクターへの変換ケーブルを噛まして接続しています。

ファームウェアのバージョンは2.16、連射サイクル100%、アクティブブレーキ60%、プリコックOFF、ショット間のディレイ設定OFFの設定にしています。
プリコックをOFFにしている理由はバッテリーによって適切なプリコック設定は変わってしまう為、同条件で検証をする為にOFFにしています。

結果はこんな感じになりました。
連射サイクル:13.2rps(789.5rpm)
セミのサイクルタイム:85ms
フルのサイクルタイム:76ms
突入電流:56.3A
セミの平均消費電流:25.3A
フルの平均消費電流:10.7A

以前レビューした分厚いセルを採用している『DEEPshot 7.4V 1400mAh 70C~90C』や『SFA 7.4V 1500mAh 85C-150C』には及びませんが、かなり快適な動作になっています。

RE VOLTAGE 7.4V 1500mAh 85Cとの比較

以前レビュー記事を書いた『RE VOLTAGE 7.4V 1500mAh 85C』と見た目の比較してみます。
こちらは分厚いセルを採用している高CレートLiPoバッテリーなのですが、このバッテリーよりも若干短く、厚みも薄いのでRE VOLTAGE 7.4V 1200mAh 45C-90Cはより扱いやすいサイズになっていると思います。(上が今回レビューしたバッテリー)


という訳で、Globamill Re Voltage 7.4V 1200mAh 45C-90C ハイレートLiPoバッテリーのレビューは以上になります。