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VFC FN FNCのハンマースプリングとして使う為にツチノ ステンレス押しバネ SR-436を買ってみた

記事作成日:2024年7月4日

以前、VFC FN FNC GBBRの調整記事でハンマースプリングを柔らかくする為にハイキャパ5.1用のハンマースプリングを使ったりしていたのですが、ハンマーの打撃力が弱くなりすぎて夏場安定して使えないという問題がありました。
マガジン温度35度程度でハンマーがバルブを叩けなくなるのですが、夏場だと普通に表面温度が35度を超えてたりしますからね…。

その為、いい感じの押しバネが無いか探していた所、ホームセンターで売られているのをよく見かけるツチノ製のスプリングでちょうど良さそうなサイズの物があったので買ってみました。
製品名はSR-436、線径0.8mm、外径6mm、長さ70mmのステンレス製押しバネです。

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VFC FN FNCの純正ハンマースプリングと比べると少し長いですが硬さは若干やわらかいです。
長さに関してはカットして調整すれば良いと思うので長い事自体は問題にはならないです。

とりあえず純正と同じ長さにカットして、組み込みました。
FNC純正と比べると明らかにハンマーのテンションが弱くなっていますが、ハイキャパ5.1のハンマーを入れた時よりかは硬いです。

組み込み後ボルトを動かした所、純正の時と比べると明らかにボルトの動きがスムーズになっていました。
ハイキャパのハンマースプリングを組み込んでいた時と比べるとそこまで大きな変化は無いです。

また、フローティングバルブの位置を再調整(NPAS加工は前回の調整時に対応済み)。
フローティングバルブ前にズラしてノズル側の流量を減らす感じにしました。

という訳で、夏場のマガジンの定番温度、40度の状態で計測。
ガスはS&T ダンガンガス(HFO1234ze+LPG)、弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾を使って初速は90m/s前後にしました。

尚、この間マガジンポーチに入れていたマガジンの表面温度が38度近くなっていた事があったので、意図的に加熱しなくてもこれくらいの温度にはなるので、この温度で計測して既定値を超えていなければ安心して使えますね。

という訳で、VFC FN FNCのハンマースプリングを柔らかくするなら、ツチノ SR-436を使うのが良さそうな気がします。
このスプリング、同様にVFC LAR GBBRのハンマースプリングとしても使えるかも知れないですね。

初速を下げる為というのもありますが、ハンマーの抵抗を減らしてボルトの後退速度を上げるのに役立つと思います。

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