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FALCON TOYS KAC KS1 MWSベース ガスブローバックライフルのレビュー

記事作成日:2026年5月20日

Knight’s Armament社製のAR15(SR16)、KS-1(KAC KS-1)を模したFALCON TOYS製ガスブローバックライフル、『FALCON TOYS KAC KS1 for MWS』を三山商事株式会社様よりお送りいただいたのでレビューしていきます。

【注意】本記事は2024年12月に寄稿した物で、諸事情により公開が延期されていた物になります。
2026年5月現在では、本製品は既に販売を終えている状態の製品となっています。

FALCON TOYS製のMWS互換GBBシリーズは、外装・内装パーツの殆どがIRON Airsoft製のMWS用強化パーツで組み上げられています。

尚、当記事で紹介する製品は、デモ機としてGEISSELEタイプのマウントリングとNightForce NSX 1-4×24タイプのショートスコープ、KACタイプのフロントサイトとリアサイトが付属している状態になっています。
また、それ以外にも一部は純正ではないパーツが付いているので、その辺りも踏まえて紹介していきます。

また、本記事で紹介する製品は既に組み立てられた状態になっていますが、実際はテイクダウンされた状態でケースに収納されているので、多少のグリスアップと組み立ては自分で行う必要があります。

外観のレビュー

では細部を見ていきます。
フラッシュハイダーはKAC QDCタイプのフラッシュハイダーが付いており、マズルは14mm逆ネジになっています。
イモネジ固定ではなくねじ込みのみでの固定になります。

ハンドガードはKAC URX6 13インチタイプのM-LOKハンドガードが付いています。
こちらのハンドガードは上面が20mmレール、残りの7面がM-LOKになっています。

M-LOKスロットの穴から特徴的なディンプルタイプバレルや、ガスブロックがチラ見していますが、この辺りの形状もよく出来ていると思います。

ハンドガード基部側には製品名とP/N番号、M-LOK刻印などが印字されています。

レシーバーとの接続部と上面レールはこんな感じ。
AR15系ですがHK416のような感じでレシーバーの窪みにハンドガード側の突起がはまってる形状となっています。
また、リコイルによって発生するハンドガードの撓みによる影響を抑制する為に若干の隙間を作っているのも再現されています。

レシーバー側はこんな感じ。
KAC製レシーバーの特徴的な要素であるレシーバーに組み込まれる形のアンビマガジンキャッチやアンビボルトリリースボタンも再現されている事が分かります。

マグウェル部の刻印はこんな感じ。

マグウェルはこんな感じで、付属のMAGPUL P-MAG GEN3タイプマガジンを挿すとこんな感じになります。

ボルト周りはこんな感じ。
ボルトは黒色のアルマイトが施された物が付いており、エジェクションポートカバーはスチール製。
また、ホールドオープン状態にするとボルトリリースボタンが大きく飛び出している事が分かります。

ボルトリリースボタンは撃ち切ったマガジンを挿す事で飛び出す外、ボタンを押しながらボルトを引くことでホールドオープン状態にする事も可能です。

マガジンキャッチボタンはシンプルな形状です。

反対側のマガジンキャッチボタンもしっかり稼働します。

トリガーはGEISSELE SSA X Lightning Bowタイプのスチール製トリガーが付いていますが、販売されている製品には無難なラウンドタイプのトリガーが付いています。
尚、トリガーガードはKS-1付属の物が再現されています。

セレクターレバーはアンビ仕様で、左側と右側で形状が異なる形状になっています。
セレクターレバーの刻印はSAFE、SEMI、AUTOとなっています。

実物を採寸して作成しているとの事で、再現度は非常に高そうです。

長さ自体は左側も右側も同じですが、右側のセレクターレバーはセミオートポジション字に手のひらと干渉しないように、レバーの先端部が削られています。

グリップはMAGPUL MOE+タイプの物が付いています。
こちらのグリップはグリップ底部以外の外周にラバーコーティングが施されており強いグリップ力のあるグリップです。
グリップ底部にはメンテナンスツールやオイルなどを収納する為のスペースになっており、開ける事も可能です。

フロントサイト、リアサイトはこんな感じ。
本製品には付属しないパーツではありますが、お借りした個体についていたので紹介します。

サイトを起こすとこんな感じ。

サイトピクチャーはこんな感じ。

ちなみに、GEISSELEタイプのマウントリングとNightForce NSX 1-4×24タイプのショートスコープを取り付けるとこんな感じ。
このハイマウントとショートスコープの組み合わせも相性良いですね。

チャージングハンドル部はこんな感じで、こちらもアンビ仕様になっています。
右側と左側どちらを引いてもロックが解除される仕様になっています。

チャージングハンドルの後ろ側には穴が開いています。

エンドプレートにはQDスイベルホールが左右に付いています。

ストックはMAGPUL MOE SL-Kストックタイプが付いています。

本製品はMAGPULやMOEなどの刻印が入っていないタイプで、バットプレートのマグプルロゴもなし。
バットプレートのラバーの質感はいい感じで程よい柔らかさと高いグリップ力があります。

尚、ストックチューブは6ポジションタイプです。

付属のマガジンについて

本製品には同社製のMAGPUL P-MAG GEN3タイプのリキッドチャージ式マガジンが付属しています。
こちらのマガジンは単体でレビューしているので、こちらの記事をご参照ください。

リップ側とマガジン底部はそれぞれこんな感じ。
ガスの充填はマガジン底部から行われます。
尚、注入バルブはちゃんと国内用のガスに対応する物に交換されており、満タンになった際の吹き戻しが存在しますし、ガスの充填もスムーズに行えます。

テイクダウンして内部を軽く見ていきます

という訳で、テイクダウンして見える範囲のパーツ構成を見ていきます。

ボルトとチャージングハンドルはこんな感じ。
共に東京マルイ M4 MWS互換形状になっています。

ボルト自体はアルミ製で、後部の重り(ボルトBパーツ)のみスチールで出来ています。
尚、アルミボルトは使っていくうちに凹んだり削れたりするという問題がありますが、本製品はハンマーと接触する部分、ボルトストップと接触する部分がスチールパーツで補強されています。

ボルトの重量は181gです。

また、ノズルはIRON Airsoft製品が採用されており、NPASが付いています。
ノズル側から1.5mmの六角レンチを差し込み、時計回りにネジを回す事でノズル側に流れるガスの流量を減らし、初速を下げる事が出来ます。
尚、出荷状態では最も初速が高い状態になっています。

ロアレシーバー側はこんな感じで、こちらもIRON Airsoft製パーツだらけです。
ハンマー・トリガーASSYもリコイルバッファーもIRON Airsoft製品です。

特徴的なボルトリリースボタンの動きはこんな感じ。

リコイルバッファーはこんな感じで、リコイルスプリングは国内向けのガス(HFC134A/HFC152A/各種ノンフロンガス)でも正常に動作するような柔らかさになっています。
リコイルバッファーはアルミ製で重量は39gと純正よりも重いものの極端には重くない重量で、中には重量調整用のウェイトが仕込まれており、リコイルバッファーの重量を調整出来るようになっています。

HOP調整ダイヤルはこんな感じで、ここにもIRON Airsoft製の強化パーツが採用されています。

箱出し状態での初速と発射サイクルについて

という訳で、箱出し状態の色と発射サイクルを見ていきます。
検証に使用したガスはHFC134A、BB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。
NPASは最も初速が出る状態(出荷状態)にしており、HOP量は少し掛けた位の感じにしています。

まずは常温(26.4度)の状態から。
初速は88.93m/sと程よい初速が出ています。
動作はスムーズで特に問題なく動作、撃ち切った時のボルトストップも掛かります。
ガツガツとしたリコイルはありませんが、ちゃんと動いている感じです。

更にマガジン温度を上げて34.5度で動かしてみた所、91.65m/sまで上がりました。
この温度になるとボルトの動作もかなり早くなり、しっかりしたリコイルが感じられるようになります。
夏場はいい感じで動いてくれそうですし、初速もいい感じですね。

最後にマガジン温度を44.9度にあげてみました。
結果、リコイルは更に強くなり撃っていてとても楽しい動きになりました。
初速は93.37m/sと安全マージンは十分な感じです。

極端にマガジンを温めて動かすのは良くないですが、これくらいの温度まで上げても問題の無い初速になっているのは良いですね。


という訳で、FALCON TOYS KAC KS1 for MWSのレビューは以上になります。