
FALCON TOYS TTI TR-1 ウルトラライト MWSベースガスブローバックライフル(1907B)のレビュー
記事作成日:2026年5月27日
三山商事株式会社様よりFALCON TOYS製GBBR、TTI TR-1 ウルトラライト for MWSをお送りいただいたのでレビューしていきます。
尚、本製品には傷がつかないように水色のマスキングテープが貼られている為、マスキングテープが貼られた状態で撮影を行っています。


【注意】本記事は2024年12月に寄稿した物で、諸事情により公開が延期されていた物になります。
2026年5月現在では、本製品は既に販売を終えている状態となっております。
本製品は映画『ジョン・ウィック2』にてキアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックが使用していたTTI製のカスタムAR15、TR-1 Ultralight CAを再現した製品になります。
外装はTTI TR-1を再現しつつ可動部は作動性の高さに定評のある東京マルイ MWSベースになっています。
尚、内部パーツにはIRON Airsoft製の強化パーツが使われており、非常に高価なパーツ構成になっています。
内容物はテイクダウンされた状態の銃本体とマガジン2本。
マガジンは単品販売もしているMAGPUL P-MAG GEN3タイプのマガジンです。

軽く内部パーツを見ていきます
という訳で、テイクダウンされている状態なのでこの状態で中身を見ていきます。
まず、ロアレシーバーから。
ハンマー・トリガーASSYはIRON Airsoft製のカスタムパーツでガワはCNC切削、ハンマーやシアー周りはスチールで出来ています。
Z-SYSTEM特有のボルトストップ用のダンパーもステンレス削り出しで出来ています。

リコイルバッファーとバッファースプリングはこんな感じ。
バッファースプリングは国内用のガス(HFC134A/HFC152A/各種ノンフロンガス)でも正常に動作するようなスプリングレートになっており、リコイルバッファーはアルミ製で重量は39gと純正よりも重いものの極端には重くない重量。
尚、このリコイルバッファーにはウェイトとスプリングが仕込まれており、リコイルバッファーの重量を調整出来るようになっています。


ボルトやチャージングハンドルはこんな感じ。
ボルトは実銃で採用されているイオンボンド加工を再現した明るい茶色になっています。(本製品はイオンボンド加工ではなくアルマイト加工です)
チャージングハンドルはBCMタイプ。


ボルト本体はこんな感じ。
ボルト後ろのウェイト(ボルトBパーツ)はスチールでちょっと重くなっており、ボルトの重量は182g。


アルミ製のボルトですがハンマーやボルトストップが接触する部分はスチールパーツで補強されています。
これによりボルトの消耗を抑える事が出来るようになっています。


ローディングノズルはIRON Airsoft製のMWS用ローディングノズルと同じ物が付いており、NPAS内蔵。

出荷状態はノズル側に多くのガスが流れる状態(もっとも初速が出る状態)になっており、1.5mmの六角レンチを使ってイモネジを締め込む事で初速を下げる事が出来る仕様になっています。


尚、個体差の影響かフローティングバルブの戻りが悪い場合があり、その場合はフローティングバルブ周囲を若干削ってあげるとフローティングバルブの動作が改善します。
今回お借りした個体はフローティングバルブがノズルに引っかかってしまう事が起きていたので、少し削りました。


尚、削りすぎると動作不良の原因にもなるので、これらの加工は自己責任で…。
チャンバー周りやHOP調節ダイヤルはこんな感じで、ここにもIRON Airsoft製の強化パーツが採用されています。

製品の外観レビュー
という訳で、レシーバーを組み立ててFALCON TOYS TTI TR-1 ウルトラライト本体を見ていきます。


マズルデバイスはスチール製のPRI MSTN .223 CQBタイプの物が採用、基部のねじ切りは14mm逆ネジになっており、アウターバレル先端から少しインナーバレルが飛び出している仕様になっています。
尚、インナーバレル長は371mmあります。



ハンドガードはBCM KMR 13インチ ハンドガードを模したKeymodハンドガードが付いています。
刻印もしっかり再現されていますね。


基部の形状も再現されていると思います。

レール上部にはT14〜T44までスロットの番号が記載されています。

Keymodスロットの隙間からガスブロックがチラ見しています。

レシーバーはこんな感じでロアレシーバーはTTI刻印仕様、アッパーレシーバーはVOLTORレシーバーにTTI刻印が入っているタイプです。


マグウェル部の刻印はこんな感じ。
左側は深堀り刻印後に塗装されており、MOD:TR-1、CAL:MULTI、シリアルNOが印字されています。
右側はTTIのロゴが白堀り刻印されています。


マグウェル内側はこんな感じ。

アッパーレシーバーの刻印はこんな感じで、VOLTORロゴとTTIのロゴが入っています。

エジェクションポート部はこんな感じ。
この茶色いボルトが見えるのが本製品の特徴ですね。


VOLTORレシーバーといえばこの特徴的なケースリフレクターとフォアードアシストノブですね。
このごっつい感じ、良いですよね。(結構VOLTORレシーバーは好き)


マガジンキャッチボタンはシンプルな形状。

セレクターレバー周りはこんな感じ。
「TRAN TACTICAL INNOVATIONS SIMI VALLEY OA」とメーカーの表記が入っており、セレクターレバーはSAFEとFIREの刻印のみでフルオートシアーピンも入っていない仕様になっています。

刻印やピンは実銃再現ですが、セレクターレバー自体はフルオートまで回す事が出来ますし、フルオートを撃つ事も可能です。
トリガーはこんな感じでシンプルな三日月状ですが指先が当たる部分が少し膨らみ滑らかになっています。

グリップはBCM GUNFIGHTER MOD.2 グリップを再現した樹脂グリップが付いています。
BCMの刻印はありませんが、特徴的なテクスチャやグリップ底部の蓋が再現されています。



チャージングハンドル周りはこんな感じ。
引くと刻印類が見えます。


ストックはBCM GUNFIGHTER MOD.0 ストックを模した物。
樹脂感は結構いい感じです。


ロックボタンのテクスチャ、バットプレート側のテクスチャやBCMロゴなどが再現されています。



ストックは6ポジションで限界まで伸ばすとこんな感じになります。
伸ばした状態でもストックのガタツキは殆ど無く、安定して構える事が出来ます。

付属のマガジンについて
本製品にはリキッドチャージ式のMWS用MAGPUL P-MAG GEN3 30連スタイルのマガジンが2本付属します。

こちらのマガジンは単体でレビューしているので、こちらの記事をご参照ください。
軽く紹介しますが、本製品は表面の質感や刻印周りの再現性を売りにしている製品で、実際細かなテクスチャや特徴的なフォントがよく再現されていると思います。

注入バルブはマガジンバンパー側に付いており、ちゃんと吹き戻しのある国内仕様の物になっています。


箱出し状態での初速と発射サイクルについて
という訳で、箱出し状態の色と発射サイクルを見ていきます。
検証に使用したガスはHFC134A、BB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。
まずは常温(20.7度)の状態から。
この状態でもしっかりボルトは動き、初速は79.32m/s程度と高くは無いですが十分実用レベルの初速が出ている事が分かります。


作動性に関しては「とりあえず動いている」という状態で、かなり頑張っている動きではあります。
マガジン温度を少し上げて28.4度での計測。
初速は86.51m/sまで上がり、ボルトの動作もいい感じになります。
春秋位の気温でもしっかり動いてくれそうですね。


更にマガジン温度を上げて34.5度での計測。(夏場の日陰に置いたマガジン温度くらい)
結果、初速は91.2m/s程度まで上がり、ボルトの動作もかなり早くなったのでリコイル感がとても良い感じになりました。


最後にマガジン温度を45.3度まで上げて計測してみました。(真夏の炎天下に暫く置いといたらこれくらいの温度にはなります)
結果、初速は94.04m/sまで上がりましたが、ボルトの動作は34度の時から大きな変化は感じませんでした。


尚、発射サイクルはマガジン温度35度程度の状態で14.3発ほどでした。
発射サイクルもいい感じですね。
初速は少し低めになっているのは動作中に起きたマガジン温度の低下が原因だと思います。

という訳で、FALCON TOYS TTI TR-1 ウルトラライト MWSベースガスブローバックライフル(1907B)のレビューは以上になります。
