PDI製 電動ガン用インナーバレル 内径6.08mmのレビュー(東京マルイ純正バレルとの比較) | エボログ

PDI製 電動ガン用インナーバレル 内径6.08mmのレビュー(東京マルイ純正バレルとの比較)

株式会社 PDI様より、インナーバレル5種類のレビューをご依頼頂いたのでレビューしていきます。

今回レビュー用にお送りいただいた製品は、6.01mm、6.03mm、6.05mm、6.08mm、6.15mmの5種類になります。
長さに関しては私からのお願いで、全て210mmに統一して頂きました。

長さを210mmでお願いした理由としては「私が210mm程度のバレル長が好きだから」です。
長さを統一させた理由としては、同じ長さでどういう違いが出るのか?を検証したかった為です。

本来は銃のセッティングに合わせて適切な長さを選択するべきなのですが、今回はバレル以外の仕様を全て同じにして比較した場合、どういった違いが出るのかを検証していこうと思っています。

尚、210mmのバレルは、本レビュー専用の長さとなります。
万が一「同じ長さが欲しい!」という場合は、PDI様までお問い合わせ下さい。

専用品以外の既成品に関しては、公式販売店である「X-FIRE」をご参照ください。
http://www.x-fire.org/

当記事では、こちらの内径6.08mmのインナーバレルについて、ご紹介していきます。

他の内径については、別の記事で紹介しています。

まず、6.08mmという内径は、東京マルイ製電動ガンのインナーバレルの内径になります。

海外製電動ガンの場合、メーカーによって内径はまちまちですが基本的に6.04mmだったり6.05mmだったりと、東京マルイ純正よりも少しタイト気味なインナーバレルが入っている事が多いです。
物によっては6.01mmや6.03mmなどの、タイトバレルとして販売されているような仕様になっている場合もありますね。

という訳で、そんな6.08mmインナーバレルの細部を見ていきます。

マズル部分は非常にシンプルで、面取りがされているだけになります。

インナーバレル側面には「.08 PDI JAPAN」と刻印が入っています。

HOP窓の形状は前側が大きく斜めにカット、後ろ側も若干斜めにカットされています。
チャンバーパッキンを強く押し付けた時にゴムがヨレないようにする為の王道な処理が行われています(左側が東京マルイ製、右側がPDI製)

尚、材質はステンレス(SUS304)になります。

東京マルイのインナーバレルと比較

こちらのインナーバレルを東京マルイ純正のインナーバレルと比較していきます。

尚、東京マルイのインナーバレルで長さ210mmという製品は存在しないので、MP5A4/A5用のインナーバレルをベースに先端をカットして210mmにしています。
テーパーの処理も特に拘らず、シンプルな形にしてみました。

ちなみに、長さを整えた後に「あれ?」と思った事があります。
それは重さ。

ちょっとPDI製インナーバレルの方が軽く感じたので、重さを図ってみた所、PDIのインナーバレルの方が4g軽かったです。

普段はこんなチェックしないのですが、東京マルイ 0.20g 樹脂弾をインナーバレルに入れた状態で、どの程度隙間が出来るのか?を見てみました。
まあ、内径6.08mmと同じなので同じ位の隙間が出来ていますね。

これはタイトバレルやルーズバレルの際に役に立つ比較だと思います。
一旦これを基準値として考えればイメージしやすいかな?と思います。

尚、比較に使用する電動ガンは東京マルイ製 P90TRです。
先日、新品で購入し、数百発程度は撃って十分慣らした状態のものになります。

尚、P90のインナーバレル長は247mmと、210mmよりも短く、インナーバレルの保持をマズル(14mm逆ネジの部分)で行う為、単純に210mmのインナーバレルを入れてしまうとガタついてしまいます。
このガタを防ぐ為に、真鍮製のインサートを取り付けてガタつかないようにしました。

これで、P90純正とほぼ同じ程度の保持が出来るようになります。

チャンバーパッキンは条件を統一させる為に、新品の東京マルイ製チャンバーパッキンを使い、1マガジン撃って十分慣らしてから計測を行う事にしました。

また、HOPもP90の純正インナーバレルで0.25gを使った際に適正HOPだったHOP量で合わせています。

↑分解・組み立て時にHOP量が変わらないように、ダイヤルに白い印を付けました。

尚、初速計測で行う使用弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。
※初速を測るに当たって、0.20g弾での計測がメジャーなのかな?と個人的に思っているので、0.20gで測っています。

という訳で、まずは東京マルイ純正バレル(P90純正)での初速計測。
結果は結果は87m/s半ばと、箱出し直後と全く変わり無いようです。

続いて、純正インナーバレルを210mmにした状態での計測。
247mmから210mmになった事もあって、結果は83m/s前半まで落ち込みました。

  1. 83.08m/s
  2. 83.21m/s
  3. 83.15m/s
  4. 83.19m/s
  5. 83.10m/s

それにしても流石はマルイ、安定してんなぁ…。

続いて、PDI 6.08mm インナーバレルに交換した状態での初速はこんな感じ。
83m/s台ではあるものの、全体的にほんの僅かに高めになりました。

  1. 83.55m/s
  2. 83.42m/s
  3. 83.49m/s
  4. 83.53m/s
  5. 83.42m/s

初速に関してはほんの僅かにPDI製の方が高めに計測されましたが、正直誤差の範囲だと思っても良いと思います。

続いて、グルーピング(集弾性能)の比較を行っていきます。

グルーピングの比較を行うにあたって、千葉県酒々井市にあるガンショップ DEFCON_1さんのレンジをお借りしました。

電子ターゲットが設置されており、射撃した結果がリアルタイムで手元のディスプレイに反映されるので、こういう検証をする時にとても便利なのです。
尚、距離は25mです。

使用する銃の仕様はこちら。
初速の検証にも使ったP90TRにスコープ(DEON March Compact 1x-4x24mm D4V24IML)を乗せています。(もちろん、ゼロイン済みです)
弾は東京マルイ 0.25g バイオBB弾(現地で購入した新品)、射撃体制は机の上に銃をレストしての射撃になります。

こちらを10発を1セットとして、3回射撃を行いました。

まずは東京マルイ製インナーバレル(210mm)から。

  1. 147mm
  2. 130mm
  3. 148mm

平均:約141.666mm

続いて、PDI製インナーバレルを組み込んで、撃ちました。

  1. 132mm
  2. 143mm
  3. 131mm

平均:約135.333mm

約6mm、PDI製インナーバレルの方が良いという結果になりました。

6mm…。
ぶっちゃけ誤差レベルですね…。

まあ、長さも同じですし内径も同じなのでそりゃ同じような結果になるのは当然かな…といった所でしょうか。

とは言え、じゃあこのインナーバレルに意味が無いのか?というと一概にそういう訳でも無いと私は思っています。

例えば、海外製電動ガンのカスタムを行う際に東京マルイと同じようなセッティングにしたい、東京マルイと同じ内径のバレルを選択したいという事は大いにあると思います。
かと言って、東京マルイ純正のインナーバレルは普通単品販売していません。(中古では見かけますが…)

そういう時の選択肢の一つとして、こういった東京マルイ純正の内径と同じ、カスタムインナーバレルがあるのかな?と思います。

また、PDI製のインナーバレルはHOP窓の部分が斜めにカットされている為、少し強めにHOPを掛けた際の安定性や、面HOPのようなチャンバーパッキン側に突起が付いていない製品を使う際に便利だと思います。


製品のお問い合わせ先:株式会社PDI(http://www.pdijapan.co.jp/)

販売先:X-FIRE(http://www.x-fire.org/)


他の内径のバレルについて

他の内径のインナーバレルについては、別の記事でレビューしています。