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実物Strike Industries AR エンハンスド ボルトキャッチのトレポン加工を行いました。

記事作成日:2020年2月26日

Strike Industries製のボルトキャッチボタン『AR Enhanced Bolt Catch』をSYSTEMA PTW(トレポン)で使えるように加工を行いました。

というか、この製品を買ったの自体1年近く前なんですがなんだかんだずっと放置されてたんですよね…。
以前レビューした『Strike Industries Strike Magazine Catch』と同じタイミングで購入したような気がします。

尚、ピンやスプリングも付属しているのですが、今回はそれらは使いません

という訳で、ボルトキャッチボタンを加工していくのですが、まず両頭グラインダーが必須です。
材質が硬すぎる+削る部位が多いので手削りは現実的では無いですし、ハンドグラインダーは綺麗に処理出来ない可能性が高い為です。
私は両頭グラインダーを持っていないので、今回は友人の両頭グラインダーを借りて加工をする事にしました。

ちなみに同時にガイズリーのボルトキャッチボタンも加工してます(ガイズリーはまた別の記事で紹介します)

という訳で、出来上がったボルトキャッチボタンがこちら。
ちょくちょく部材を冷ましながら作業していたのですが、作業時間としては10〜15分程度でしょうか…。

電動工具の力って凄いですねぇ。
やっぱり家にも両頭グラインダーを置きたいですねぇ…。

加工した箇所はこちらの薄い赤色が塗られている部分です。
複雑な加工はなく、単に干渉する部分を削るだけなので工具さえあれば難易度は低めかと思います。

続いて、削った部分が錆びないように錆止めを塗布するのですが、私はいわゆる”錆止め”的な製品を殆ど持っていないので、今回は鉄・ステンレス用の錆取り・防錆剤である「花咲かG ラストリムーバー」を使ってみました。
実際、この製品は過去に何度か使っており、優れた防錆効果は実証済みですので。

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普段はドブ漬けなのですが、今回はウエスに塗布してそれを塗りました。

1〜2分程度放置してから表面を拭き取りました。
これで防錆効果が得られているのか不明ですが、切断面の光沢が無くなりもマットな感じになりました。

続いて、こちらをトレポン(厳密にはチャイポン)に組み込んでいきます。

組み込み先はこちらのMR556チャイポンです。
実・レプが混ざり合っていますがStrikeIndustriesのパーツを色々組み込んでいる銃なんですが、ボルトキャッチボタンはSYSTEMA純正を使っていました。

という訳で、ボルトキャッチボタンを交換。
ただ、これだとボルトキャッチボタンが最終弾検知のスイッチの力に負けて浮き上がってしまったのでSYSTEMA純正のスプリングではなく硬めのスプリングを用意、少しカットしてから交換しました。

これでしっかりスイッチを押し込む事が出来るようになりましたし、空のマガジンを入れた時に上がるようになりました。

という訳で、これでボルトキャッチボタンの組み込みは完了です。

実際の動作はこんな感じ。
無負荷の状態はしっかり動作、空のマガジンを入れると動作を停止してくれます。

当たり前ですが、マグネティックではなくスプリング式になっているのでマガジンを抜けばボルトキャッチボタンを押さなくても再度射撃が可能な仕様になっています。

マガジンキャッチ、ボルトキャッチボタン(当記事で組み込んだやつ)、ダストカバーはStrike Industries実物。

テイクダウンピン、ピポッドピンもStrike Industries実物です。

ハンドガードはMADBULLのStrike Industriesライセンス品レプリカ、ストックはメーカー不明のGBB M4用VIPER タイプ PDW ストックです。

という具合にいい感じにStrike Industries製品が至る所で使われています。
まあ、Strike Industriesのコンプリートガンを作りたい訳ではな無いので、違うパーツも色々使ってますがね…。

という訳で、MR556チャイポンはこんな感じになりました。
内部も色々やりましたし、もうこの銃はこれで完成で良いかな…。