なるべく純正パーツを使って調整したVSR10 Gスペックで30mチャレンジに参加してきました
記事作成日:2022年12月13日
実に約3年ぶり?に30mチャレンジに参加してきました。
練習会として何度か自分が主催してやってましたが、本チャンは約3年ぶりっぽいです。
という訳で、今までVSR10 Gスペックをなるべく純正パーツ構成で30mのグルーピングを上げる為にPart1からPart5に分けて色々やってきましたが、その結果になります。
尚、やってきたカスタムは下記の通り
- HOPの傾き回避+ボルトハンドルのガタツキ防止
- シリンダーのガタツキ防止+チャンバーのセンター出し
- HOPパッキンとピストンの交換、シリンダーのバリ取り
- エアブレーキ切除、If-Product製木製ストックに交換
- シリンダー後部のガタ取り、前方吸気寄り側面吸気加工
最終的に変更・追加したパーツは下記になります
- ストック(交換):If-Product VSR10 木製ストック VR-SPSG(st-29)
- HOPアームのシリコンチューブ(追加):シリコンチューブを追加、弱いHOP量でより強いHOPを実現
- チャンバーBBストッパースプリング:スプリングをカット、ノズルの押し下げを抑制
- チャンバーのセンター出し(加工):チャンバーを削ってセンターが出るように調整
- ノズルのOリング(追加):ノズルのガタ取り用にOリングを追加(ガタトリくん for VSR10)
- シリンダーのガタ取りリング(交換):前側をよりタイトなリングに交換(ガタトリくん for VSR10)、後ろ側をアルミテープで調整
- VSR10のシリンダー容量を減らすやつ Ver.3(追加):不要なシリンダー容量を削減
- ピストン(加工):ピストンヘッドのエアブレーキ切除、側面吸気形状加工
- ピストンOリング(交換):G.A.W. FRUS-Oリングに変更
- ピストンスラストベアリング(追加):ピストン内にスラストベアリングを組み込み
- ピストンスプリング:初速調整の為にDCI Guns VSR10用 D85-D95を組み込み
- シリンダー(加工):バリ取り
- レシーバー後部(加工):バリ取り
- ボルトハンドル(交換):Gスペックのボルトハンドルをプロスナイパーの物に変更
- ボルトノブ(追加):VSR-ONEに付属する大型ボルトノブを追加
ざっくりこんな感じで、バレル、HOPパッキン、チャンバー、ノズル、シリンダー、ピストン、トリガーなどの主要なパーツは東京マルイ純正のままにしています。
途中、大幅なパーツを変更したタイミングもありましたが、VSR10純正のままでどこまで行けるかの検証をしたかったので、最終的にはなるべくパーツ変更を抑える方向でカスタムをしています。
30mチャレンジのルールを簡単に言うと銃口から30m先のA3用紙に向けて射撃を行ない、10発x3セット(30発連続射撃)の平均値がグルーピング結果になります。
今回、計測に使用したBB弾はG.A.W. マッチグレード 0.43g BB弾。
今までもこの弾で検証(練習会)しており、箱出し状態(2021年3月時点)では平均142mm、弄ってる途中(2021年7月時点)の結果が118.333mmといった感じでした。
射撃体勢はシッティングで、三脚の上にタオルを固定して、レスト台代わりにして撃っています。
前はピグサドルを使っていましたが、なんかゴムの締め付けが気になったのと、当日ピグサドルを挟むことができない銃も持っていっていたので、タオルにしました。
この状態で30m先のA3用紙に向けて撃っていきます。
0.43gをまっすぐ飛ばす事はできないので少し射角を付けて撃っていますが、弾道は全てスコープの視野内に収まっていますし、レティクルもターゲット中央に合わせて狙う事ができているので、大幅な射角付けでは無いです。
HOP量は全体の20%位。
初速は62.58m/s(0.842J)になります。
当日は色々と射撃以外で遊んでいたのであんまり計測回数が取れませんでしたが、こんな感じの結果になりました。
1枚目:128mm
2枚目:99mm
3枚目:106mm
平均:111mm
今までのグルーピング結果よりかは良いですが、思っていたよりもブレが大きかったです。
5発位なら80mm台とか全然行けるっぽいのですが、いっぱい撃ってるとどうもブレが大きくなってしまいますね…。
そろそろ射撃体勢を変えるべきか否か…。
どうしても1点保持の三脚は銃を固定するのが難しい…VSR10は軽いので尚の事難しい…。
とは言え、射撃体勢を変えた事によってグルーピングが上がった場合、今まで何だったんだって感じになるので、意地でも三脚のままで行きたい気持ちもある…。
こうなると銃本体を重くするとか、そっち方面でカスタムするのも良いかも知れませんね。