APS ASR120 FMR MOD1 BR(紅龍)の分解レビュー(バレル、チャンバー、メカボックス内部まで一通り) | エボログ

APS ASR120 FMR MOD1 BR(紅龍)の分解レビュー(バレル、チャンバー、メカボックス内部まで一通り)

色々立て込んでいたのでちょっと期間が開いてしまいましたが、つぼみトレードカンパニー様よりお借りしたAPS ASR120を分解していきます。

尚、ASR120の外装や箱出し状態の動作(初速・発射サイクル等)のレビューはこちらの記事をご参照ください。

という訳でAPS製電動ガン、ASR120の分解レビューです。

まずはレシーバー前側のピン(ピポッドピン)を抜き、アッパーを前側にスライドさせます。
ASR120は後部配線仕様なので、レシーバーの分割が容易なのが良いですね。(以前分解レビューをしたASR102は前方配線なので、テイクダウンすら少し手間が掛かりました)

尚、リアルブローバックとの兼ね合いからASR102と同様、チャージングハンドルは特殊な形状をしており、専用品になっています。

APS ASR120のチャンバーとインナーバレルを見ていきます

まずはチャンバー〜バレル周りを見ていきます。
チャンバーは外装の赤色と合わせるためか赤色に塗装されているものの、使用自体はASR102と同様の一般的なダイアル調整型のHOPチャンバーです。

チャンバーの分解はもちろん、組み立ても非常に面倒という事をASR102の時に学習したので、今回はチャンバーの分解は最低限に押さえています…。
チャンバーに使われているパーツの詳細を見たい場合はASR102の記事を参考にして下さい…。

HOPテンショナーは樹脂製のH型で、バレルのセンター出し兼ガタツキ防止用の真鍮製リングも付いています。

インナーバレルは約390mmとアウターバレルが長い分インナーバレルも長くなっています。
バレル長が変わっているだけで、HOP窓は手前にアールが掛かった形状ですし、マズル側にはガタツキ防止の為のOリングが2つあるというASR102と同様の仕様でした。

最初からカスタムパーツが色々と組み込まれているようなチャンバーで、特にインナーバレルのガタツキ防止のOリングやHOP窓の形状は高評価です。

APS ASR120のロアレシーバーを分解していきます

続いて、メカボックスを取り出す為にロアレシーバー側の分解をしていきます。

まずはストックを外します。
ストックは一般的な電動ガンと同様、後部からのネジ止めなので、ストックパイプにドライバーを突っ込んでネジを回します。
一般的なバッファーチューブよりも長いので、長めのドライバーがあると便利です。

また、ASR102では根本のキャッスルナットがストックパイプ一体型だったのに対し、ASR120は別パーツになっていました。

次にグリップを外します。
グリップ底部の蓋はASR102と同様タップネジによって固定されています。
もちろん、グリップ側には金属インサート無し

モーターはASR102と同じ、『EVOLUTION EDGE』というAPSオリジナルモーターでピニオンギアはD型でした。

磁力も弱く、ピニオンを掴んで回すとがローターがスルスル回るので、『いわゆる中華モーターだな』といった感じ。
机モーターほど酷くは無いので、机とEG1000の中間位の性能のモーターかと思われます。

ASR120のグリップはトリガーガード一体型なので、グリップを外すにはグリップ内部の2本のネジに加え、トリガーガード手前の六角ネジも外す必要があります。

続いて、トリガーピン(アンチローテーションリンク)やボルトリリースボタン、マガジンキャッチ等を外すのですが、アンチローテーションには抜き差しする方向が決まっているので要注意です。
レシーバーの右側(イジェクションポート側)からピンポンチを使って左側に叩き出します。

という訳で、アンチローテーションリンク、マガジンキャッチ、ボルトリリースボタンを外しました。

次にテイクダウンピンを抜きます。
尚、ピポッドピンとテイクダウンピンは共に不意な脱落を防止する為の樹脂リングが入っているタイプの物でした。

まあ、これもASR102と同じ仕様ですね。

これでメカボックスを外せます。
メカボックスはこの通り、全体が真っ赤で塗装されています。

ピストンスプリングガイドはQDタイプなので、先に外しておきます。
スプリングは不等ピッチで初速調整の為にスプリングカットされているもの、スプリングガイドはベアリング付きの物でした。

メカボックスを分解する前に逆転防止ラッチを解除しておきます。

メカボックス内部はこんな感じ。
外側は真っ赤に塗装されていましたが、内側は普通の灰色です。
トリガーが真っ赤なので妙に目立ちますね…。

内部まで赤く塗装されていなくて、正直ホッとしました。

元々塗装を前提としたメカボックスの設計だったり、アルマイトのような厚みが出にくい仕様であればまだ良いのですが、割と分厚い塗装がされているので、内側まで塗装されているとパーツの精度がダメダメになる事間違い無しです。
特に軸受やピストン等に悪い影響を及ぼしそうです。

そういった事は無さそうなので、安心しました。

しっかりシムも入っていますし、グリスも程よい粘度の物が程よく塗布されているので、組み付けは問題無さそうな気がします。
まあ、『しっかり調整されているか』は別問題ですが…。

吸気系のパーツはこんな感じ。
シリンダーは加速シリンダーで、シリンダーヘッドは樹脂製。
ピストンは最後の1枚が金属になっている樹脂ピストンで、ピストンヘッドは後方吸気の樹脂ピストン、錘は入っていません。
タペットプレートも樹脂、ノズルは金属製のエアシールノズルでした。

ASR102と全く同じ仕様で、バレル長が長くなっていてもシリンダー容量は変えていないようです。

ギアもASR102と同様よく見かけるどこかのOEMギアで、E&LやASG製の電動ガンにも採用されており、SHSやZC等のカスタムパーツとしても販売されているギア。
このギアは個人的にはかなり好きで、割と色んな銃にこのギアを組んでいます。

強度的に賛否両論あると思いますが、東京マルイ純正程度のスプリングレートで使う分には何の問題もないギアだと思います。

また、ASR102の時にも驚きましたが、配線に接着剤が塗布されており、メカボックスに張り付いています。

接着剤の量がASR102よりも多く、剥がすのに少し苦労しました…。

トリガースイッチは一般的なVer2用で、セレクタープレート側にも接点があるタイプです。
東京マルイと同様にSAFE状態にすると物理的に通電がカットされる仕様のスイッチとセレクタープレートですね。

フラッシュハイダーやハンドガードも分解していきます。

おまけ程度の内容ですが、フラッシュハイダーやハンドガードの方も分解していきます。

まず、フラッシュハイダーは下部のイモネジを緩める事で外れます。
ハイダーのネジは14mm逆ネジ仕様です。

ハンドガードはレシーバー側に付いている6本のネジを外す事で、手前に引っこ抜けます。

ハンドガードやアウターバレルのガタツキ防止やセンター出しの為だと思うのですが、アウターバレル側に2本のOリング(しっかりグリスが塗布されています)が付いており、更にハンドガードにも金属製のスペーサーが入っていました。

一般的なフリーフローティングハンドガードでは見られない構造ですね。
というか、こういう仕様だと「フリーフローティング」とは言わないのか…?

ハンドガード根本のナットはこんな感じ。
ネジ穴に工具を引っ掛けて回す必要がありそうです。(外す時に大きなキズを付けてしまう可能性があるので、当記事ではここまで…)

という訳で、ASR120の分解レビューは以上になります。

APS ASR102を分解して思ったこと

ぶっちゃけた話し「ここまでASR120と同じ仕様だと、言うことが無くなってくるな…」といった印象…。
まあ、同じメーカーの製品なので当たり前の事なんですがね…。

評価としては、まんまASR102の時と同様に「これは致命的に駄目」と思える箇所は特に無く、普通の海外製電動ガンだなといった印象です。

問題のあるパーツと大丈夫そうなパーツの差がはっきりしている仕様で、最低限の調整で割と普通に使えるレベルの銃に仕上がると思います。

実際、ASR102では、

  • チャンバーパッキン
  • HOPテンショナー
  • ピストンスプリング
  • ピストンヘッドの錘(ピストンの重量UP)
  • リアルブローバックのオミット

のみでかなり良くなりました。

ASR120も基本的には同じ仕様なので、同様の調整を行う事で良くなると思われます。

が、同じセッティングで組み上げるのは面白くないですし、私の性に合いません。

今回はどこをどう弄っていこうか悩み中…。
そこまでコストは掛けたくないので、なるべく安く済む調整方法で乗り切ろうとは思っていますが…。

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